平成27年度より地区と行政で進めてきた、狩浜の文化的景観選定ですが
今日正式に官報にて告示され、晴れて重要文化財として取り扱われることとなりました!
今後は「宇和海狩浜の段畑と農漁村景観」という名称でこの景観が呼ばれることになります。
おおまかに説明すると
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● 太平洋側気候とリアス海岸湾奥の位置、仏像構造線が通る地質を有する自然風土
● 法華津湾と山地傾面を利用し、外部との交流を通じて生活又は生業が営まれる歴史風土
● 森林となっている里山、傾面地に形成された石垣の段畑、谷底の低地に集まる集落、
養殖やシラス漁などをおこなう里海が、一体的に把握できる景観の全体構造
● 生業の履歴を知ることが出来る景観構成要素
● 農漁村として展開した狩浜を象徴し、集落をまとめる紐帯となっている祭礼
以上のような価値を有する「宇和海狩浜の段畑と農漁村景観」は、
四国西南部の温暖な気候と仏像構造線がリアス海岸に現れる独特の地質、地形環境のもとで
沿岸漁業と傾面地農業に依存して展開した農漁村の特徴が現れた文化的景観である。
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ということです。
う~ん、難しい!
一言でいうと、景観が文化財になったということです。