狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

狩江ホームページ作成プロジェクト 経過報告

2011-03-29 13:02:08 | 狩江の暮らし


昨日、開設プロジェクトの会議がありまして、大体の骨子ができあがりました。
狩江の紹介から始まって、人物、自然、産業などをトップページにおき
各担当者が記事を作成し、5月あたりから本格的に公開する予定としています。

また徐々にコンテンツを増やしながらより魅力的なものに仕上げてゆく予定。
発信の道具として、大いに期待したいものです。

ようやく春らしい天気になってきました・・・・

2011-03-28 18:25:44 | 四季の風景


昨日の日曜日はまだ風が冷たくて、底冷えの感がありましたが、今日は本当に
いい天気でした。
つばめも今年初めて確認しました。

さてこの季節は移動や別れ、新しい人生へのスタートの時期。
今日も何人かの別れのご挨拶がありました、ちょっと切なく、また
新しい地でがんばっていって欲しいと思います。
わたしたちも、帰ってきてほっとするようなふるさとをつくってまいります。

お節句という行事

2011-03-26 22:33:28 | 狩江の暮らし
私たちの地区には、こどもが誕生したりして満1歳を迎えるとき、お節句という
行事を、親戚や地区の人たちが集まりお祝いをします。



こどもの健やかな成長を願って、みんなで祝う行事です。
これは地区によってまちまちだと思いますが、割と当地区においては賑やかに
昔からやっております。現在は集会所で行っておりますが、まだ集会所がなかった時代
各々の家で賑やかにやっていました。

わたしがまだこどもの頃、近所でお節句があり、それはそれは大変なお客でした。
(ここらでは、そんな人々を呼び酒盛りや祝い事をすることを”お客”と言います)
朝から女性達は料理を作り、わたしたちこどもたちは、その料理の”おこげ”を
もらうのが楽しみでした。やがて夜の宴会ともなると、芸達者の人たちの出番です。



強烈に印象に残っている寸劇をご紹介しますと、あるお節句では、「サーカス」。
はしごに布を被せ、その上で象に扮した役者が玉をあやつりながら、象使いと
芸をするというもの。当然役者さんは近所の芸達者さん、あるいは日頃まじめで
通っているような人がこんな日にはがらりと変わって芸人となります。
知っているもの同志の素人芸に、会場は沸くのです。



またあるお節句の時には、ちょっと大人っぽい「ビキニ姿モデルショー」!
なんと近所のおばさん(当時はおばさんたちもまだ2~30代だった)たちが
当時としては禁!のセパレートビキニ姿で、部屋を暗くしてスポットライト浴びながら
登場してきました。こどものわたしたちは、唖然!
もうドキドキしました。もう50年近く前のことです。

あるいは、土人(今では禁句ですが)ダンスショーてなものもありました!
体じゅうを墨で塗って、槍とわらで作った腰巻をつけて踊りました。



こんなことするのも私たちの地区だけなのかもしれません。
あるいは親戚などの近い人たちの集まりだからできることなのでしょう。
でも、こんな庶民的で開放感あふれる自分のふるさとが大好きです。


小学校も終業式

2011-03-25 15:09:39 | 狩江の暮らし


3月25日というのに、当地は朝はみぞれのような雨と、午後からの強風で
まるで真冬なみです。ああ・・、今年は一体どうしたんでしょう?

さて、昨日は市内公立小学校の卒業式で、狩江小学校からは7人の生徒が
4月より中学生となります。

その卒業生のひとりが、卒業に当たってこんなコメントを書いていました。

「学芸会の全校劇、”花咲き山考”では、ひとのために何かをする、ということを
学びました」

その学芸会ですが、私はあとで西予市CATVから、その狩江小学校の学芸会を
見ることができました。祭りというテーマで全プログラムが統一されていたことに
まず驚きました。そして逆に少人数であることによって、全児童が長い劇のなかで
ひとりひとりの役を持ち、出演し、歌い、踊り、飛び跳ね、走り、楽器を演奏して
おりました。久しぶりに感激し、涙がでました。ブラボー!です。
けっして個人的意見でなく、多くの方々が感動を受けたと申しております。
数十年前のわたしには、こんなこと出来ませんでした・・・・。
感動を与えてくれた児童たちに感謝です。

地震国 日本

2011-03-23 17:56:16 | 狩江の暮らし


夕方のニュースで、東京都の水道局が、水道水から基準値以上のヨウ素を
検出したと伝えていました・・・・
目に見えない放射性物質の汚染。
わたしたちの地区も他人事ではなく、北約25kmに伊方原電を背負っています。
これからの原子力発電はどのような方向にゆくのでしょうか?
想定外の災害という教訓を、いまこれからすぐにでも生かすことが大切です。

春分の日

2011-03-21 12:01:05 | 四季の風景
この頃になると、山々では山桜が咲き始め、春の本格的な到来を感じさせるのですが
今年はこのあたりでは一番最初に咲き始める写真の山も、まだご覧の通り。
昨日から雨も降って、いましばらくポカポカ天気も足踏み状態です。

さて、今日はお伊勢山の慰霊塔が開放されて、戦没者の供養が行われています。



多くの方々の犠牲のうえに、今の私たちの暮らしがあります。


地域づくり交付金について

2011-03-20 09:50:14 | 狩江の暮らし
春のお彼岸を迎える季節となりました・・・・。
東北関東地区ではいまだに大きな余震、復興作業、原発消火作業、計画停電など
国をあげての救援活動がおこなわれております。
ひとりひとりが出来ることを積極的にやってゆきたいものです。

さて、西予市は今年度より各地区に「地域づくり交付金」という補助金を交付する
ことになりました。これは地域への分権化として、地域住民の主体性を重視した
地域主権の概念を取り入れて、「自分達の地域は、自分達の手で」という理念で
地域個性やより活発な地域活動を推進するためのものです。

その活動主体としての組織作りの会議があり、ただ今進行中です。
積極的な住民の地域づくりが必要なので、今後多くの人たちに広報し、参加される
ことが大切と思われます。



写真は1月に行われた特産品開発プロジェクトでの調理作業の様子。




右上 みかんを使ったプリン
右下 ミカンと鶏肉照り焼き、地元産パンとレモン風味マーマレード
左上 レモン風味マーマレード
左下 じゃみいりみかん風味佃煮

最後にメンバーで試食会。残念ながらこのほかに、じゃみいりこんにゃくも
作りましたが、失敗作となりました・・・残念(私たちのチームでした・・・)。

試食の感想・・・・!
実にうまかった!自画自賛的ですが、文句なく!
どこかフランス料理店で食べている感覚がありました、これはいけます!




東北地方の方々に思いをめぐらす・・・・

2011-03-18 22:25:02 | 四季の風景


ちょっと古いですが、写真は今年1月の大雪の本浦地区です。
テレビを見るに、東北地方も今日はこんな感じでした。
大震災からもう1週間経っていますが、未だに援助が来ていない所もあると聞き
胸が痛みます。

狩江は今日やっと春らしい天候でした・・・・
でも今年は桜祭りは中止になったとのことです。いろいろと各所で行事の
変更も出てきているのを聞きます、が、ここは西日本から元気を東日本に送るのも
手かと。できることをやってゆきたいものです・・・・。

狩江ホームページ開設進行中

2011-03-14 22:05:51 | 狩江の暮らし
日本中大変な時にこそ、少し前向きなニュース。

今度、狩江公民館が中心になって、狩江のホームページを開設するプロジェクトが
いま始まっています。いろいろな地元の情報を発信してゆこうと現在、ページの骨格が
出来つつあります。当ブログもその中にリンク、入れ込みなど模索しておりますが
当分は現在の形で運営してゆきます。
互いに補完しつつ、新しい地域作りができればと思っています。