狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

五味さんの作品より(1)

2007-11-26 21:45:27 | お祭り
以前にご紹介しました、祭り音の里写真展の写真家であり、
この狩江の秋祭りに、もう10年以上も撮影に来られている
五味明憲さんの作品をご紹介します。

私自身、毎年祭りの度にお顔を拝見し
こっちの地元の写真家の人とばかり思っておりました。
それ程、この狩江のお祭りには来られているという事で
このたび、五味さんより、作品を使用しても良いと
快く返事を戴きましたので、紹介させてもらいます。

スリル満点なのです

2007-11-25 21:48:07 | お祭り
一般の観客の人たちはこの牛鬼が暴れ廻るところには
危なっかしくて近づけませんが、近くにいると
担ぐ者の息づかいやみんなの声がよく聞こえるのです。

”エッサ、エッサ、エッサ・・・ハアハア・・”(牛鬼)
”もう一回やれやれ・・・”(ギャラリー)
”しり剣倒せ、しり剣倒さんか!”(ギャラリー)
”がんばれ~っ!がんばれ~っ!”(ギャラリー)
”めちゃくちゃやな~”(牛鬼に踏まれる)
”よっしゃ~、もういっかいやれ~!がんばれ~!”(ギャラリー)
”わははは・・・・、ぎゃははは・・・”(きり廻しの下にいる神輿連、言葉に
                    ならず)
”もっとやれよ~っ!今しかおらんぞ!”(今暴れなかったら観客は
                   帰ってしまうぞ)
などなど・・・

昔は牛鬼と神輿は喧嘩したそうですが、今は神輿の人たちは
囃したり、担いであげたり、励ましたりして盛り上げる役です。
やっぱりお祭りは頭をからっぽにして、ばかにならないとダメです。(笑)