狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

初つばめ

2008-03-25 20:45:31 | 四季の風景
私が確認できたのは月曜日でしたが、今日は家の前の
電線にとまっていたので、カメラにおさめました。
近くで見ると、少し旅の疲れか羽のつやみたいなものが
なかったようでした。
これから一時、私たちの地区のかわいい住民となります、よろしく。

先人達の知恵・・・ふな板塀

2008-03-20 17:58:03 | 狩江の暮らし
究極の建築リサイクルとしての舟板塀。
船に使われていた木材を再利用して、家の塀に使うという
ここらの海岸集落でみられる建築方法です。
また、台風などで潮風のあたるこの地方では
海水で引き締まった船の板を使うことは理論的にたいへん
合理的な方法なのです。
写真はご先祖がこの地区の出城の守備についていたという
その長屋門の側面の塀です。

ガチャポンポンプ!

2008-03-18 20:26:44 | 狩江の暮らし
当地ではガチャポンポンプ、正式名は知りません。
動かすたび、ガチャ、ポンと音がするからと、こうよばれているそうです。
地下水や井戸水をくみ上げる際、おおいに利用されました。
昭和40年代の頃の大渇水時にもたいへん役立ったそうです。
写真のポンプはまだ現役みたいです。

昔の旧道

2008-03-18 20:20:10 | 四季の風景
前回の避難場所を通って、門の脇地区から西の大狩浜に向かう旧道が
写真の道です。
かつてまだ海岸線がずっと山に入り込んでいた当時、現在の国道あたりは
まだ海でした。昔のひとはあじろ地区から本浦地区に移動する際
山の中腹に作られた旧道を利用していたのです。
城山の中腹あたりの道がなんとかまだ残っていて、そこから写真の原田氏の
あたりまで続いています。すぐ下には昔、船の綱を巻いていた石が残っています。