いよいよ暮れも大詰めを迎えようとしておりますが、みなさんのお家でも、もう
大掃除はされたでしょうか？
ここ狩浜にいたってはどうかと言えば、「お祭りにしたけん、あんまり暮れにはせんのよ」と。
まあお祭りが年の中心ですから、無理もないことではあります（笑）。
さて、「明浜歳時記」より、昔からの狩江の正月はどう過ごしていたのか、少し引用させて
もらいました。
「・・・・・門松を立てて、餅をつき、新年を祝い氏神、氏寺へ参拝。主人は朝早く若水をくみ
神様へ供える。家族みんなで雑煮を食べる。昔は鍬や鎌を洗って庭へ置き、
しめなわ飾りをして、一年間使った道具に感謝した（現在は見られない）。」
と、あります。今は、鍬や鎌の代わりに車でしょうか？
また、春日神社へ参拝のあと、お寺へ詣でる方々もおられます。
みなさんはどう過ごされますか？
荒海の宇和海のちりめん漁
今日は日本中寒さで震えているのではないでしょうか？
この南国（！）でも、朝方はこのように山が白くなりました。
法華津の山あたりです。
やはりクリスマスの時期には冷えるようです。
夕方は雪雲が北西の風に乗って、次から次へとやってきていました。
明日は
かな？
まあ南国愛媛の、またまた南のほうの、海に面した日当たりのよい場所がらですから
冷えるといっても、がちがちに凍るわけでもなく、雪が舞い落ちるわけでもなく
多少北西の風が吹き、みぞれっぽい雨が少し降った程度です。
宇和方面から来た人がいつも言います、「トンネル抜けて明浜入ったら、別世界！
今まで雪や霜の世界がいっぺんに変わって、からりとしたいい天気なんで～」と。
そうです、ぬくいんです、明浜は。
田の浜地区で年末らしい光景を目にしました・・・・。
お母さんがしめ飾りの縄を編んでいるところ。
地区の役員さんが出て、神社の鳥居のしめ縄を架け替えていました。
狩江ではお祭りにしますが、ここでは正月前だそうです。
北西の風が冷たく当たる斜面で、夕日を待ちました。
雲の多い日でしたが、徐々に日は傾きかけてきました。
宇和海の波紋が夕日の赤に刻まれてゆきました。
この時期は１年の中でも、空と海が絶妙なコントラストを見せてくれる美しい時です。
冬空はたいへん空気が澄み切っていて、朝夕楽しみを与えてくれます。
高山沖宇和海
田の浜風物詩 イカ天日干し
野福峠からの宇和海
朝焼けの狩浜湾
朝焼け風景
寒い夜空をしばらくの間見上げているのは、大変つらいものです。
私はほんの５分ほどですが、欠けはじめた月を見て満足、家に入りました（軟弱です・・）。
写真も撮っておりません。あしからず。
ただ、今日の宇和海は写真のように、幻想的な風景でした。
狩江からは南に位置する宇和島の鬼が城は、今日頂上付近が雪でした。
天気予報を見れば全国的に
らしいですね。ここ南国ではめったに降りません。
一日中冷たい雨の日でした、やっぱり寒いの苦手です（勝手だな・・・）。
これは俵津大浦の神社の銀杏の木。野福峠を下りてくると、右手に大きなこの木が
目に飛び込んできます。１２月は収穫時期なので、地域でもこれといった行事が
組まれていません。みかんの収穫にしばらく専念のこの季節です。
