狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

あたりまえの風景のなかに

2022-12-08 17:26:59 | 狩江の暮らし

時は流れます。

いつかあった風景が、やがて記憶のかなたに去ってゆきます。

多くの人たちに出会いました。そしてこれからも。

その時代を作ってきたのは、ひとや猫、トンビやいのしし、海や山、雨、入道雲、

・・・・・・・。12月が1週間過ぎました、ちょっと感傷的な季節でもあります。


住まい学

2022-12-04 11:48:14 | 狩江の暮らし

すまい学
私は仕事柄、よく家々を歩いて訪問することが多い。その度、昔からの人々の知恵に驚かされる事がある。わがふるさとは、山と海に囲まれ、狭い空間に民家が密集する地形、その限られた敷地を実にうまく利用してすまいを作っている事だ。外見上、普通の二階建て民家なのだが、いったん表玄関を入っていくや小さいながらも、中庭を備え、上を見上げると空がぽっかり見える。まわりはぐるりと城砦のように母屋、離れなどが占め、外の世界と断った静寂な空間を作る。あのイスラム圏の住宅を、あるいは京都の町屋づくりを思い出させるような独特の空間利用。中庭は井戸もあれば心なごませる草木も、実にいい。台風が多いせいもあって、風よけとしてのこんな作りであるとご主人も言う。軒と軒がぶつかりあう程のせまい建坪に、いかに生活空間を限界まで創造するか、先代たちの知恵に感心。


みなさん、お気を付けください

2021-04-25 11:08:49 | 狩江の暮らし

皆様、コロナに十分気を付けてまたお会いしましょう!

とりあえず、愛媛県下は感染が広がっている状況でして

宇和島あたりもちょっと行きづらくなっています。

今日は休日ですが、R378を通る車もバイクも人もめったに見ません。

それだけ自粛なのですね。

私もやっている段々畑ガイドも現在お客様の受け入れはしておりません。

5月10日過ぎまで県下は蔓延防止等…の中であまり移動も活動もできない

そんな感じです。しばらくじっと我慢です。


「広報せいよ」 コンクールで全国2位!

2020-04-24 17:45:57 | 狩江の暮らし

我が西予市では毎月1回、市から広報誌がまいります。

その「広報せいよ」が全国の広報誌のコンクールの市部において、みごと2位を獲得いたしました!すごーい!

その対象となった号ですが、2019年10月号の狩江特集を掲載されたものが出されていたんです。わーい!

狩江の記事について多くのページを担当者の方が割いていただき、心のこもった

記事であります。これは以下のサイトで内容も閲覧できますのでぜひ見てください。

https://www.koho.or.jp/contest/zenkoku/2020_result.html

狩江で今がんばっている多くの皆さんが出ていますから、よ~く見てくださいね!


豪雨後の二次的災害

2018-07-20 11:30:19 | 狩江の暮らし

あの大雨の後、今度は連日の猛暑。今日も手元の温度計は

35.5℃を指しておりました。

この中で、現地にいないとわからない二次的災害がいま

住民に降りかかっています。それは、大量の土砂が乾燥して

砂埃になっていることです。

当然車などは毎日砂で真っ白になります。

先日から散水車がやってきて、水をまき始めました。

雨も欲しい所ですが、かなり山が脆くなっているため、再び土砂災害の

リスクがあります。

R378から本浦農道アクセス入口付近。かなり危険。

 

 


記録的大雨災害報告(西日本豪雨)

2018-07-10 18:13:06 | 狩江の暮らし

みなさん、ごきげんいかがですか?

前回より半年ぶりの更新です。もう、当ブログのことを

お忘れになっていらっしゃる方もお出ででしょう?

かく言う私も頭の隅のかなたに消えかかっていました。

が、しかし!!!(気合の!が3つ)

みなさん、御承知のように、7月6日~8日にかけての大雨は

西日本を中心に大変多くの災害をもたらしました。

この狩江地区でも大変な事態となり、ブロガーとしてはここで黙っていても

ダメだ!という観念に押され、久々の更新ではありますが、

この大変な事態をお知らせすることを使命と思い、この数日間の

出来事を個人的な時系列体験からまとめてみました。

 

7月5日(金)曇り時々雨

この日は中学生体験学習で店に1名の学生さんを迎え入れての1日。

午前中から時折、激しい雨が降ったり止んだりの天気。

九州や広島あたりに大雨特別警報が発表される。

その夜、明日未明あたりに愛媛南予地域にも同様の

雨雲がかかる予想が出ていたので、危険な所に住んでる人は、隣の

集会所にでも避難した方がいいのになあ・・・などと思いながら夕食。

外はゴーッというような雨音が時折する雨。

ただ今までの雨と違うのは、風速10m前後の南風がずっと一日吹く。

まるで台風のような天気だった。

明日は土曜日で、仕事的にはハードな日なので、外の雨音を聞きながら

不安な夜を迎え、NHKニュースをラジオで聞きつつ10時頃には寝る。

 

7月6日(土)深夜1時過ぎ

南側の窓を叩きつける雨に起こされ、眠い目をこすりながら雨戸を閉める。

この頃から朝方まで、強い雨が続く。

朝5時頃、仕事を始める。

工房に入ると、外はゴーッという雨と、その雨が下水を逆流するようなゴボッ

ゴボッという音。経験から、この音がするときはかなりな降雨であることは

わかっていた。相変わらず南からの強い風と雨。

私はラジオ男で、仕事中はNHK,FM放送を聞き流している。そのNHKから

「記録的短時間大雨情報」が南予地域に出される。

そして朝6時前後は、ものすごい雨音に恐怖を感じる。作業しながら

『きょうはもう仕事になんないなあ・・・』と思いつつ、7時すぎに

外の様子を見に行った。

そこで見たのが、これ。家の裏が水浸し!(7日朝)

ええっ?なんなんだ?

なんと上流の渓から滝のように泥水が流れてくる!

この時には消防団員も駆けつけ、溝に詰まったがれきを取り除いていた。

裏山は大丈夫なのだろうか?崩れはしまいか?かなり不安。

 

やがて時間が経つにつれ、だんだんと状況がわかってくる。(写真は8日)

まず、車がぜんぜん国道を走っていない、土砂崩れ。

向かいのお伊勢山が山崩れ、高山線は不通。

権現山中腹では、鉄砲水が2か所目視された。

消防団員から次々と情報が入る。大川が氾濫、大狩浜川が溢れている、久保浦あたり

がけ崩れで渡江と不通、等々。

そのころ、俵津と渡江を通るトンネル出口では、山崩れ。(7日)

明浜中学校裏の山が崩れる。(7日)

各地で大きな山崩れ。(7日)

昼前には雨は小康状態に。

私たちは自然の力をまえに、ただじっとそれが通り過ぎるのを待っているしか

なかったのです。

 

7月8日(日)

雨が通り過ぎて、この災害の全容が少しづつ見え始めました。

・・・・・・・・。

 

宮之浦地区では大きな山崩れが2か所。一つは民家をかすめる。(写真は9日)

俵津地区を野福峠から。学校の周りがひどい。(写真は8日)

そして隣の吉田町では悲惨な災害が。

写真の左隅の山崩れがその現場。(8日)

野村町では川が氾濫し、犠牲者が出た。

まともに写真を撮れませんでした。また、交通では宇和ー俵津は山崩れから回復、通行可。

俵津ー法華津間はなんとか通れますが、小名トンネルは不通。白浦も不通。

田之浜地区は孤立状態。船で流通しているとの情報。

宇和島に出るには、まず宇和まで県道で野福を越え、R56の宇和ー玉津が不通なので

高速を利用して宇和島に出ます。さらに吉田町に行くにはそのルートで宇和島から

R56で戻ってこなくてはなりません。地図上の赤丸はひどい山崩れ。明浜町内では

私の見た限りでは、田之浜地区を除き約20~30か所は山崩れがあります。

被害があまりにも多くかつ広範囲なので、復旧には月単位の時間がかかるのではと思います。

現在の状況をお知らせいたしました。

 

 

 

 


さくら3月

2017-03-09 15:06:01 | 狩江の暮らし

さくら3月、あやめは5月・・・・。

ぼちぼちと桜の話題が出てくるようになりました。

先日のNHK「旅するラジオ」で、西予市明浜さくら祭りが紹介されたばかりです。

ちなみに3月26日、野福峠にて。

さてここ何ヶ月間の話題が溜まりにたまっており

どこから紹介してよいやら・・・・・、まずは最新の話題から。

高校野球球児の夢の聖地、甲子園の話から。

この春の甲子園では、愛媛よりご存知帝京第五高等学校が

代表として出場します。そのメンバーに狩江出身の球児が

いま~すのですよ!

これは狩江始まって以来の大快挙ではないでしょうか!

彼は小さい時から野球一筋、よくやりました!

甲子園での活躍期待してます。公民館では、その活躍を

期待して懸垂幕が有志の手で作られ飾られています。

 

ローカルな話。R378高山~狩浜線の大早津付近、道理工事のため

時間通行止め。一時間に約10分程の通過可。

 

3月1日、地区の総会(渡江を除いて)がありました。

今回は区長さんの入れ替わりの時期で、新しい区長さんが

4名選出されました。またお講がおこなわれ、班単位で交流が

あったのです。このお講ももう狩浜ぐらいしかやってないんじゃないかと

思うのです。県内でも聞いたことありません。

 

1、2月の動向・・・・・

*産業文化祭、かりとりもさくの会予算会議など、消防出初式、

地区教育研究大会(愛媛大学笠松先生の講演)など・・・・。

 

南予地域では昨日かなり寒く、山には雪が少し積もりました。

でもホトトギスも鳴き始め、ようやく春が来たって感じです。

ぼちぼちカメラ持ってでかける季節になってきました。


昭和の初めの雛飾り写真

2016-07-25 20:46:39 | 狩江の暮らし

ある方より、昭和の初めに使った雛飾りを見せていただきました。

100年近く前のものだそうで、懐かしさや優しさがいっぱいでした。

その一部を紹介させてもらいました。