ジオパークのポイントに、通称「たこやき島」、あるいは「島のもと」(本来はこの
島のもととは、この岸付近の地名だそうです)があるのをご存知ですか?
今日は夕日がきれいでした。
さて、都会から帰省されていた方もいらっしゃったと思いますが、知人にジオパークポイントの
段々畑を見せてあげた時の話です。こちらの出身者ではなかったのですが、
我々地元の者はありきたりの、ある風景がとても新鮮だと話していました。
それは、キャリーにミカンを積んだ軽四トラックと、モノラック。
ええっ!?まるで当たり前の風景なのですが(我々にとって)、ミカンがなっている畑や
それを運んでいる風景は、初めて見る者にとっては、私が東京スカイツリーを目にする
感覚と一緒なのです。モノラックはまるでジェットコースターだと。ミカン満載の軽四は
都会では見ることできません。規模の差こそありますが、考え様によっては、
モノラックにしてもミカンキャリーにしても充分魅力ある資源なんだと感じました。
そんな小さなものからまず、地元を発見してみたいと思うのです。
それぞれ同じものを見ていても、感じ方は大きく変わります。
いいものを持っていても閉塞的で、なかなか外へ発信できないのが、田舎のウィークポイントだと思います。もしかすると、今回のようにその良さにすら、気付いてないこともあると思います。
地元の方が良さを再確認するという意味でも、今後このような外部からの感性が重宝しそうですね。