滝さん日記

東京三軒茶屋の銘酒居酒屋「赤鬼」と信州木島平でこだわりの手打ち十割そばを出す「健生庵 山愚」のオーナーがお届けすします!

赤鬼30周年パーティは大盛況でした

2012-10-30 18:32:05 | ・『滝さん日記』
28日にブルースアレィで行われました「赤鬼」30周年パーティは多数のお客様がお越しに成り、「小左衛門」の大吟醸で乾杯しました。
14代龍月、双虹の両大吟醸、亀泉の大吟醸の他も大吟醸が目白押し。酒が美味ければ
パーティは盛り上がるのは当たり前。ジョンさん、佐藤さんの格調高い、鼓と三味線から幕を上げましたパーフォーマンスは、定番の我が大吟醸バンド、酔水会バンド、レディースバンド、などの他、今回初参加の赤鬼HP制作者の直野氏率いる武蔵野美大の仲間によるジャズバンド(素晴らしくうまくてプロかと思いました、井上鑑さんも上手いと唸っていました)、そして最後のプロ集団バンドまで、野球拳を挟みまして超盛り上がりました。それにしても皆さん芸達者の方ばかりなので楽しかったの何のって最高でした。
勢朝さんの一席も司会も流石プロと言う感じで皆さん笑い転げていました。
あまり好評なので30分延長しまして楽しく終了。その後二次会に行きましたが、皆さんに40周年やってくれと言われ続け、予定ではやっても50周年と思っていましたので
どうしましょう?何しろ協賛なしには無理なのですが、10年で又協賛してくれとは頼めませんので、景気が良く成ってくれるのを待つしかないですかね。

残念なことに写真は撮ったのですが、何故か途中で紛失、翌朝見つかりましたが、写っているのは床とか何かのコード、足とか太もも(男性の)とか、訳が分からない写真ばかり(ピンボケ)で、肝心の私が撮ったバンドや皆さんの写真とか一枚も残っていませんでした。誰かが消した訳ではなく何故か一時的に故障したのではと思われます。
誰かから写真を送ってもらいましたら次回でも載せます。

御参加して頂きましたお客様、本当に有難うございました。これからも宜しくお願いします。



新蕎麦になりました

2012-10-20 22:58:11 | ・『滝さん日記』
10月20日より山愚、21日より赤鬼は今年度の新蕎麦に成りました。
いつもの福井産はまだなのですが、予定しておいた蕎麦の実が予想以上に売れたため、
いつもより早く在庫が底をつき、色々頼んだ所福井から、長野飯綱産の実を送って頂きました。
福井産ほどでは無いですが綺麗な緑色をしていて風味も充分、とても美味しいので一度食べてみて下さい。

この本はお薦めです

2012-10-13 20:49:30 | ・『滝さん日記』
ちょっと古い本なので御読みになった方々も多いかもしれませんが、読んでいない方も多いと思いますので書きます。

タイトルは「喪失の国、日本」サブタイトルがインド・エリートビジネスマンの「日本体験記」、と言います。著者はMKシャルマさん、訳者は山田和さんですが、多分この山田さんの訳が素晴らしいのでこんなに楽しめたのだろうと思います。
英語に堪能な方は英語でと思うでしょうが、ヒンズー語での自費出版ぽいと言う事なので難しいかと思います。

本が書かれたのははっきり分かりませんが、19997年にニューデリーのさびれた本屋にあるのを訳者が見つけたそうで、ヒンズー語のタイトルは「日本の想い出」だそうです。日本では2001年単行本、2004年文庫化、2007年に八刷となっていますので売れていると思います。
著者は40歳前に日本に来て1年8カ月しか居なかったのに何でこんなに日本の文化、外交に精通してしまうの?と言いたくなる優秀な方です。
カースト制度廃止からもう45年(書かれた当時)経っていたそうですが、我々日本人では考えられない差別は残っています。
会社ではタイピスト以外は誰もタイプを打たない、したがってタイピストが休んだ日は書類が一枚も作成されない、お茶を入れるボーイが休んだ日は、他のボーイを外から雇う。
そしてインドに赴任した日本人が会社で何の気なしに、人が落とした書類を拾って渡したらもうその会社では、「自分たちよりランクが下の人間」と思われボーイ扱いされ大変困惑したとか、靴は足で揃える、手で靴を触るのは低いカーストだけだそうで、著者は日本に来てしょうがなく靴を触ったがあとで必ず手を洗ったと書いて有りました。この様な文化の違いの面白い事は沢山書かれていますので本文でお読みください。

まあこの様な事より私がこの本を気にいった理由は現代文明とか、近代国家が本当に人間の為に成っているのか?とかの、私が思う彼の考え方のまともさでした。
努力の意味とは、文化の違いとかは何?成功とは?幸せとは?この様な事が何十も素晴らしい説得力のある文章で書かれているのです。今の時代は心の安寧を得ることが難しくなっている、それだけに人はいかに生きるべきかを教えてくれた本でした。
日本は何を喪失し、インドは何を破壊したのか?我々は何をすべきか?

この本を読んだ後私が思った事は、やはり江戸時代は稀有な良い260年だったなと言う事でした。今度、江戸好きなあなた、江戸の事話しながら飲もうじゃありませんか。

慶太郎AO入試合格!

2012-10-09 19:44:23 | ・『滝さん日記』
慶太郎が慶應大学環境情報学科に合格しました。やっぱり慶應ですから私も嬉しいです。
慶應はスポーツ推薦は全くありませんので、慶太郎は一般生徒としてのAO入試で受かりましたが、スキー部のサポートは素晴らしかったです。

第一次の論文審査では慶太郎が書いた論文を先輩部員が、色々な観点からチェックしてくれ、問題点を指摘し、直しても又鋭い意見を言ってくれるという連続でした。
一次試験も倍率が7倍位だったらしくスキー部がサポートしてくれても14人中7人しか受かりませんでした。
二次の面接では論文の内容を厳しく聞かれるので、1週間スキー部の寮に泊まりきりで面接の練習。社会人のOBも来てくれて慶太郎の論文を見ながら面接官役に成り、有るとあらゆる質問をしてくれたそうです。
高校のクラスマッチがあるため二日ほど帰宅した時はどんな質問にも自信が有るとかいっていました。
しかし本番当日は言いたいことが上手く言えなかったとかで、多分駄目だと思うと元気なく帰宅しました。

今日の発表結果は合格!とても嬉しがっていました。
これで今シーズンのスキーの練習は万全、インターハイに向けて中身の濃い練習が出来ると思います。慶應のスキー部は昨シーズン一部校に戻ったらしいので、今年も頑張ってもらい来年慶が入学したらインカレは一部校の枠で出て欲しいものです。

他のスキー部関連の受験生の事ですが、2次試験も例年の倍の倍率だったらしく、受かったのはあと2名しかいなく、慶よりスキーのポイントが上位の人とか、有名進学校の勉強が出来そうな人も落ちたそうなので、慶は何か運を持っていると言えそうです。
(結果論ですが、慶太郎は数学が得意で和算の研究発表なんかもしていまして、面接ではその事も聞かれたのが良かった様な気がします。)

と言う事で28日の30周年には人生勉強の為に連れて行きます。
桃子も参加しますので、家族4人でパーティに出れるなんて最初で最後かもしれませんのでしっかり皆さんと楽しみたいと思います。