滝さん日記

東京三軒茶屋の銘酒居酒屋「赤鬼」と信州木島平でこだわりの手打ち十割そばを出す「健生庵 山愚」のオーナーがお届けすします!

退院しました

2007-02-28 18:41:21 | ・『滝さん日記』
お陰様で27日に無事退院出来ました。
予想と全く違いましたのは麻酔が覚めた後の咽の痛さでした。最初は相部屋でしたので、私の数時間前に手術が終わった方が咽が痛いと苦しがっているのを見ても、何でだろう?位しか感じていませんでしたが、酸素吸入器の管が太いので傷つくのでしょうがあんなに痛いとは予想外でした。
手の方は3日ばかり痛くてうなっていましたが、その後はたいしたことはありません。でも肘上まで固定されていますので何も出来ませんし、本を読むにも疲れます。
本は毎日3~4冊づつ読めましたが、その中で「高尾慶子」さんの「イギリスはおかしい」シリーズは今までの盲目的なイギリス礼賛とは違い、「イギリス人はバカだ」と言う言葉は100回はでてきますし、かなりイギリス人をおちょくっています。しかし日英文化比較などを分かりやすく述べる文章力や表現力は凄い才能を感じましたし、30年前からと現在のイギリスの現状などもとても良く理解できました。私はお恥ずかしながらIRAが何故テロ活動をしているのか知りませんでしたが、この本を読んでアイルランド統一を望んでいること、その歴史的背景などもよく分かりました。それと世界の移民国家の現状などから日本の未来に警鐘を鳴らしてもいますし、英王室の事も良く分かります。文庫本で安いし7冊ばかり出ていますので是非ご一読おすすめします。大阪生まれのおばちゃんが書いた本ですので肩がこらずに面白く為になりますよ。

同じように日本の政治家と官僚の無能力さを書いた「白州次郎」の「プリンシプルのない日本」も50年前に書かれた言葉とは思えず、日本の政治家は50年進歩していないなと、改めて認識した次第です。白州次郎はもともと色々な物を読んではいましたが、本人の書いた物は初めてでとても楽しく読めました。

それと「平山夢明」と言う人の「托卵」というのを読みましたが、これまた凄い作家がいるもんだと思い、どなたか他の作品をご存じなら是非教えて下さい。

最後に慶太郎の25日の「さかえ倶楽部杯」の結果ですが、一、二本目とも2位で合計結果3位になりました。雪不足のため短いコースのせいで差がつかず、一秒の間に5~6人入るという混戦でしたので表彰台に上がれただけよかったと思います。

写真は3日目で酸素も外したところです。優しく可愛い若い看護婦さんと仲良くなりましたので写真をと思ったのですか、勤務シフトの関係で撮れませんでした。でも春に蕎麦食べに来るそうですので、その時必ず撮って載せます。

それから研修で「バングラディッシュ」から来ている医師が英語を話したいらしく毎日遊びに来ていましたが、なまりのひどく強い英語で聞き取りにくいのなんのって。たとえばタティッ、タティッ!というのはサーティツウ(32)、ピーチはピース(Peace)の事(果物かと聞いたくらい桃の発音でした)、オペラトンッは手術(Operation)と言う具合でしたが、良い退屈しのぎにはなりました。

暖冬のおかげで手術が出来ます

2007-02-19 11:55:02 | ・『滝さん日記』
先日慶太郎が優勝を狙っていました信毎杯スキー大会は、雪不足のため中止となりました。私も今年は好調なのでライバルとの戦いを楽しみにしていたので二重に残念でした。
しかし長年私を悩ませていました右手の痛みを取る手術が、暖冬のおかげで出来ることになりました。
どういう事かと言いますと昨年手を見ていただいた医師は名医なので常に50人以上の手術待ちの方々がいまして、特に今頃は雪で滑って骨折する患者が数多く運び込まれるので、今年は無理と言われていたからですが、この暖冬でどこも雪が全く無く当然そのような患者も来ないので私に順番が回ってきたと言うわけです。

でも思ったより大がかりで、全身麻酔、入院期間も一週間から10日位と言われビックリ、今年はもう滑れないかと思うとがっかりです。
(多分ギブスで滑るかな)
と言うことでいつも更新が遅いこのブログですが、今回は10日以上お待たせしますが、入院模様を描きますのでよろしくおねがいします。
2/25日は慶太郎のスキーレースがありますのでその結果もお楽しみに。
それでは今から入院しに行ってきまーす。

ドイツから(?)のお客様

2007-02-15 08:49:55 | ・『滝さん日記』
先日たった一泊でしたが桃子の同級生で一年間だけ日本に留学していますドイツの女子高生が我が家に来ました。お母さんが日本人なのでかなり日本語が出来ますので楽しく話せましたが、新聞などはドイツ語ではないと読む気が起きないそうです。
ベッキーに少し似ているとても可愛い子でしたが、言葉遣いとか後片付けとかはとてもしっかりしていて、ドイツの家庭のしつけの厳格さが感じられました。
雪を見たいといって来たのですが相変わらずの暖冬でほとんどありません。でも少しの雪でも喜んでくれましたし、昨年の大雪の写真を見て信じられない!を連発していました。

先週からのリザルトです

2007-02-10 22:13:29 | ・『滝さん日記』
ごぶさたしております。
2/4日「いいずなリゾートスキー場」での大会の結果は、慶太郎が6位、私が9位、でした。先の「NHK杯」は長野県一を争う大会でしたので6位になった慶太郎はメンバーを見て、2位は固いなー、だって「NHK杯」2位になった俊平くんだけマークすれば良いなんて言っていましたが、無名の選手に負けました(ちなみに俊平くんは5位)。俊平くんはほとんど優勝する選手なので子供は波があり絶対は無いなーと感じた次第です。

昨日の夜同じスキー場でナイターの大会がありましたので、腰痛をおして慶太郎と出場しましたが、着いた頃から雨になり体中びしょびしょ、おまけに何の説明もなく30分以上の中断、その後もかなりの数の数分ずつの中断で終わったのが10時半過ぎで本当に体、がたがたになりました。

この大会は優勝だななんて軽く考えていた慶太郎でしたが、(出走最後でしたのでのんびり見ていましたが)なんと中学生としか思えないような滑りの選手が何人もいましてナイターというこの大会の特異さ及びレベルの高さを知りました。
そう言えば私の前の選手は先日の国体予選も待たされたなーなんて言っていました。結果は慶太郎は3位になりましたが、早い選手は幾らでもいると言うことを改めて認識した次第です。
私は側溝のごとく掘れたコースを見て安全運転をしました。あー怪我しなくて良かった。