今年の１４代赤鬼ＰＢは最高です。

おととい届きました今年の赤鬼唯一のプライベートブランド、１４代赤鬼ＰＢを利きました所、おー大吟醸そのもの、これで低価格で提供出来るなんて有り得ない！と言うものでした。
本当に昨年よりかなり美味しいです。何故なんだろうと１４代杜氏に質問しましたら、粕歩合が４０％と書いて有りますが、実は45％になっちゃんたんです。昨年よりはるかに圧を加えずに絞ったからだそうです。
ですから昨年は３８０本でしたが、今年は３００本程しか詰められないそうです。なんと
利益を無視した品質追求の蔵なんでしょうか？分かりやすく言いますと、同じタンクで作りますので、昨年より８０本分蔵元の利益が少なくなる訳です。
その代りお客様は昨年と同じ価格で（請求書がまだなので多分ですが）より美味しくなったＰＢが飲める訳です。
売り切れ確実ですので、早めのお来店（10月頃まではあります、笑）お待ちしております。
スペックを書いて置きますね。
原料米：兵庫県特A地区三木市吉川町産「山田錦」
精米歩合：40％
酵母：山形酵母
酒度：±0
酸度：1.3cc
アミノ酸度：0.8cc
アルコール度：16.6％
粕歩合：40％（本当は45％）
原材料名：米、米麹
酒の名前：赤鬼ＰＢ１４代純米大吟醸原酒

いやあ、これをこの値段で飲める方々は幸せです。１４代さん本当に有難う御座います。

明日、長野朝日放送に出ます。

久しぶりのテレビ出演ですが、残念ながら長野県だけしか写らないと思いますので、長野県の方だけ読んで下さい。
明日６月５日１８時１５分からの「abnステーション」と言うニュース番組で「山愚」で私が１０割蕎麦を打っているところや、茹でているところなど放映されます。あと田舎に住んでいて良い所はとか、木島平村の印象はとか、なかなか直ぐには答え難いような質問をいきなり言われ、ピンとこない様な返答とかしていますのでお笑下さい。
なお出演は後半だということですので、多分４０分過ぎだと思います。

合掌、尾崎紀世彦さん。

今、歌手の尾崎紀世彦さんがお亡くなりになられたとのニュースが流れましたので、ちょっと尾崎さんとの事を書きたいと思います。

２０年～２５年前位だと思いますが、常連さんでした「西郷輝彦」さんが有る時、きーよ（尾崎さん）と居酒屋勝負をする事になったので、僕は「赤鬼」で勝負するからと言われまして、詳しく聞きましたら、友達同士でどっちが良い居酒屋を知っているか？という勝負だそうです。居酒屋も色々なタイプが有りますから勝負とは難しいと思いますが、何か子供じみていて微笑ましくも有りました。
そしていつもはマネージャーが必ず同伴するのですが、その時は二人だけで飲みに来まして、とても楽しそうに飲んで食べて行きました。
そして結果は、尾崎さんが「負けました、此処はとても良い居酒屋です、僕の好きな居酒屋に行かなくても結果は明白です、とても気に入りました。」と言って頂きました。そして数日後すぐお友達と来店され、私にも色々楽しいお話をされてお帰りになられました。
その時感じた事ですが、なにしろ爽やかで男らしい、歌声その物の方だな、西郷さんが親友と言うのももっともだと思いました。
スターなのに飾らずえらぶらず謙虚な話しぶりで、私は西郷さんより気に言った位でした（笑）。
尾崎さん、天国で安らかにお眠り下さいと言うより、その素晴らしい歌声を天国の皆様に思う存分お聞かせ下さい。合掌。

残念！又４問でした。

５月２９日に行われました第何回かは忘れましたが、多分５８回目の「赤鬼」利き酒会はまたまた最高の人数だったみたいで、私も久々の全問正解を目指し頑張りました。かなり感触が良くやったかなーと思った居たのですが結果は残念４問でした。
しかし前回の全問正解者の早川サトルさんが連覇しましたし、佐塚健さんも初の全問正解でした。お二人共大変おめでとうございます。また早川さんが次回も６問正解でしたら素晴らしい才能を心より賞賛し私より特別賞を贈呈したいと思っております。
写真は前々回の全問正解者の古谷昌子さんです（真中）。こんなに若い美女が日本酒の利き酒に関心が有る事がとても嬉しく、日本酒の未来は明るいと強く思いました。古谷さん次回は利き酒前に飲まずに頑張って下さい。