滝さん日記

東京三軒茶屋の銘酒居酒屋「赤鬼」と信州木島平でこだわりの手打ち十割そばを出す「健生庵 山愚」のオーナーがお届けすします!

スリランカからのお客さんその3と最後のスキー大会結果

2008-04-22 11:05:09 | ・『滝さん日記』
昨日は久しぶりに長く書いたのが一瞬で消えて本当にがっくりしましたが、気を取り直し書きます。

つまらないのにその3かよーと言う声が聞こえますが無視してスリランカいくよー。
何しろ肉、野菜、海老、豆腐、その他味の薄い物、甘い物(バカ甘いはOK)等ほとんど食べないので困っていましたら、笠原さんがこの子達は毎日自炊なので何か作ってもらいましょうとの提案。
家にある材料で早速作ってもらいましたが、流石になれててチームワークもよく
カレーの一種を作ってくれました。次の日は炒めソーメンみたいなものでしたが、みんな料理の手が早くなかなか見事な物でした。
ビックリしたのは香辛料の入れる量です。七味唐辛子は瓶に有っただけドバッ、にんにく、しょうが、黒胡椒もがりがりずっと入れていました。
さてお味はと言いますとまあ不味くはないと言うのが適切表現かなと思いますが、彼女たちは毎日このような味付けの食事のみとしたら薄味の日本食は食べられなくても当然ですね。日本食と言わずに今世界で美味しいと言われている物の大半は食べれないと言うことになり、何とかしなくては彼女たちも可哀相と1人余計なお世話ですが悩んでおります。
体臭がかなり強いのもやはりこの香辛料の所為だと思うのですが。
最初の写真は料理風景ですが、何しろにこにこ手早く作りますし、にこにこ片付けもしてくれますし、偏食さえなければ本当によい子たちです。


笠原さんのお姉さんがみんなに着せてくれた振り袖が、とても色とデザインが良く全員似合っていたので載せようとしたのですが、容量が大きすぎてアップロードできませんでした。みんな可愛かったので残念です。

さて次は私と慶太郎が今年初めて一緒に出場するスキー大会が20日に、志賀高原「横手山スキー場」で行われました。我々にとって今シーズン最後の大会でもありますので、何とか慶太郎に3秒以上離されないように気合いを入れてと思いましたが、天気はどんより、時々ガスったりで雪面が見えずらくおまけにとても温かく塩を撒きましたので、変に固くて掘れているという私の嫌いな状況でした。
私はゼッケン298番でしたので、ゆっくり見ていましたら掘れたところに足を取られ、転ぶ選手続出。女子選手が大けがということで救急車まで来る始末。

私は壮年2部(45歳以上)で多分最年長みたいですので、半分(43位)目指しポールにも掘れていた割には当たりなかなか良い滑りをしたのですが、やはりこの時期まで滑っているスキーバカは速い人が多く残念ながら50位でした。50位の飛び賞貰ってくれて車に置いておいてくれた方はどなただったのでしょう?タイツでしたがありがとうございました。ブログ読んだらコメントに俺だよと書いてくださいね。

さて慶太郎は少年組(中学生~20歳未満)で最年少なのとゼッケン478番というほとんど最終スタートなのでもの凄く掘れている予想で弱気になり、父と同じく半分の10位目標と言いながら出て行きましたが、結果は6位で賞品(ドピンクの帽子、ハイネックシャツ)を貰いました。

おっと忘れたいのですが、慶太郎とのタイム差は6秒でした。ああァ悔しい。
「悲しき60歳」ですが諦めず来年は勝つぞ!!



スリランカからのお客さん2

2008-04-20 22:02:31 | ・『滝さん日記』
18日AM9前出発、志賀高原にさしかかりますと段々風と雨が強くなり、何か最悪の天気の予感。信濃毎日新聞社前田信州中野支局長と会い横手山スキー場に向かいましたが、なんと強風のためリフトは全て運休。でもスリランカでは相当なお金持ちでも出来ないスキーを何とか恵まれない娘達にと、友人のホテルハイツ高相社長がマイクロバスを出してくれ、何とかリフト降り場へ行きました。


最初の写真はホテルで着替えた時です。
そしてスキーを始めましたが見たことも聞いたこともない物ですので
なかなか上手く滑れず、雨が強くなりびしょびしょになったこともあり、引率の先生が先ずギブアップ、その後もう1人が止めましたが他の2人がめげずに頑張っているのを見たら少し経って復帰。
でもやっと少し上手になってきた頃には体中がぐしょぐしょ。手袋は搾ると雑巾みたいに水が搾れますので、残念ながらこれ以上やってもスキーのイメージが悪くなるだけと、疲れてきたみたいなのでそこで中止にしました。
天気さえ良ければ楽しく滑れる水準まで行けたのにと本当に今でも残念です。

眠いので料理のことは明日にします。

スリランカからのお客さん

2008-04-19 18:11:08 | ・『滝さん日記』
17日よりスリランカのノートンブリッジと言うところにあります、恵まれない女の子の為の施設「光り輝く島・希望の家」から3人の子供達と引率の大人1人、「希望の家」主催者の笠原ご夫婦の合計6名が我が家に来ました。(笠原ご夫婦は諏訪から)
何年か前から私が里親をやっていますヘイマ(16歳)と初対面、写真より細くて可愛く、おとさん、おとさん!と慕ってくれ嬉しかったのですが、食べ物が日本人と全く違うのにはかなり戸惑いました。
肉は一切駄目!味の薄いものも駄目!甘い物とかも駄目、辛い物ばかり美味しく感じるみたいで、日本食はほんの半口で止め、あとは残すか初めから全く食べない。今までの外国人が美味しい、美味しいと言ってくれたものは全滅でした(例えば寿司などは生なので勿論駄目)温泉も駄目でしたが、スキー体験の後2名だけは貸し切りの所為か入ってくれました。しかし他の2名は脱衣所から見ていただけでした。(これには後日談がありまして、露天風呂はスリランカの水浴びする泉に似ているのに何故入らないと聞いたところ、
この様なところにはヘビが居るからとの答え、ホテルの露天風呂にヘビなど居るわけはないし、又まだ雪だらけなので当然冬眠中なのですが、スリランカのヘビは冬眠しないでしょうし、冬眠を幾ら説明したとしても分かってもらえそうもありませんので諦めたと笠原さんが言っていましたので笑いました)

やはり文化の違いというと言うものは恐ろしいもので、中国人やフランス人、日本人は何でも試しに食べてみると言う人は少なくないですが、熱いスリランカ人は
試しに食べて病気に成ったらどうするんだという考えみたいです。
それと平気で食べ物を残しますがあちらでは普通みたいです。これは日本人でも親に「もったいない」を教わっていない子などと同じで、小さい頃より普通にみんながやっていることは、何が良くて何が悪いのかを決めることは本当に難しいことだなとつくづく感じました。
食事方法もあちらでは右手の先だけで食べますし、両手をテーブルに乗せているので何かだらしない食べ方に見えますが、それが正式な食べ方だそうです。
写真は我が家に到着時で笠原ご夫婦とです。3枚目は得意のダンスを披露してくれた時のですが、非常に上手で驚きましたし一生懸命さも強く伝わってきて、久々に感動しました。最後の写真は、何部屋か用意したのですが、全員一緒がよいと一部屋にまとまり寝ていましたものですが実物はもっと子供っぽく可愛らしかったです。文章が下手な上、話も面白く書けずにすみません。もう疲れたので明日その2、スキー体験と料理を作ってくれたことを書きます。

14代その4

2008-04-16 23:00:48 | ・『滝さん日記』
せっかく書き終わりまして下にあるプレビューにして戻したところ全て消えました。どうも私にはMacの方が相性がよいみたいですので、このWindowsは小遣いがたまりましたらおさらばしたいです。
先ず最初の写真の手前の山が高木山です。農地解放の前はこの山頂から見えます360°全てが高木家の土地だったそうです。広さはあの本間様と同じですが、本間様はほとんどが田畑、高木家は山林だったので時価総額の違いか本間家みたいに有名になら無かったのではと私は勝手に思っているのですが、違っても強硬な文句は受け付けませんよ。(教えましょうという謙虚な方ならOK)

次の写真は庭の真ん中にある大正時代に作られたというあの頃の「迎賓館」です。
「善光寺」などと同じ「檜皮葺き」(ひわだぶき)で作られていたそうですが、今は銅葺きです。しかし今でも色々な部所が昔の作り方に成っており一見の価値があります。(重文の指定は断ったそうです)
今回は何年ぶりかの掃除前(専門の人10人でやるそうです)だったので入れませんでしたので、本当に残念でした。なぜかというと私は前にここでお茶をご馳走になりましたが、周りが回廊になっており歩いても楽しいし、景色も良いし、全てのあまりの心地よさに眠くなってしまった位だったからぜひみんなで入りたかったのです。
次はやはり酒蔵と言えば搾る前の酒ですよね。最後の純米酒がありましたので写真を撮りました。
何か蔵見学しているという感じですよね。
さあこれから後は皆さんが怒り狂う宴会の写真ですが、最初の素面の内に写した数枚だけです、二次会とか後の写真は松ちゃんのブログでも見てください。
結局我々数人は朝の4時まで飲みました。(残党は誰達でしょう)
おかげでデジカメをバスに忘れたので人間将棋の会場や設営風景はとれませんでした。バチが当たったのか帰りは私だけ、大宮で1時間、長野で1時間10分待たされ「天童」を11時48分に乗りまして家に着いたのが19時15分でした。おまけに長野は寒く待ち時間は地獄、電車はめちゃ混み、あー疲れた。




src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/7d/111984c76a2c07bd8d92f385d941ff2a.jpg">


と言うことでもう寝ます。最後の何だか分からない写真は説明が難しい(と言うか自分でも理解してない)ので省きます。お会いしたときには説明いたしますよ。
明日からはスリランカから私の里子のヘイマ他3名と発起人ご夫婦の計6名が泊まりに来ますし、スキー体験にも連れていかなければなりません(新聞社、テレビ局も友人のツテで取材に来てくれます)
ですので又見てくださいね。この「光り輝く島」のことはその内詳しく述べたいと思いますが、ネット詳しい方はHP探して見てね。










14代その3

2008-04-16 17:20:45 | ・『滝さん日記』
次の写真は外ですが、看板を見てびっくりしました。
協会10号酵母は小川未明博士が東北の蔵から採取したと言うことは周知の事実ですが、高木酒造からとは初耳でしたので顕統君に聞いたところ小川先生が先代にそう言っていたらしいとのことです。(まあ10号は昔から何社も自分の所のだと言っていましたので、そうかも知れないし違っても1社増えただけのことです)
もっとビックリしたのは、速醸もと発祥の蔵(もとの漢字が出ませんので悪しからず)とも書いてありましたし、酵母1001発祥の蔵、愛山大吟醸製成の蔵とも書いてあります。速醸もとは明治43年醸造試験場で江田技師が考案したものですが、一番に使ったのが高木酒造とは知りませんでした。顕統専務曰く、私が出張から帰ってくるとこんな看板が増えているんですよと、困った顔で笑っていましたが、今の社長さんぽくて良いなと私も大笑いしましたが、多分文献でも調べると本当なんでないですかね。次の写真はその社長さんとの2ショットと集合写真です。用が出来ましたので又後で。


14代その2

2008-04-16 16:31:38 | ・『滝さん日記』
せっかく書き終わったのに何かの理由で一瞬に消えてしまうともの凄く疲れるものですねと言うことで昨日は少しで失礼しました。
今日は写真沢山載せますよ。まず1枚目ですがこれは何だ!日本酒蔵元に何で蒸留ポットがあるんだと思われた方もいるかも知れませんが、これは焼酎を蒸留するための単式蒸留器です。14代ではここから出てきたものを3回入れ直し蒸留して、25年間次の写真のシェリー酒の空き樽で寝かせるそうです。
ついでに似たような写真も載せますが、男性は社長さん(14代目)、樽は先ほどのが500L、これは300Lで社長さんいわく、300Lの樽で熟成した物の方が美味しく感じる、しかし蒸発するのも多いので困る。これが俗にいう「天使の分け前」ですね。300Lの樽に写っているのは松ちゃんですよ。

次は搾り器ですが製造会社の名前の「やぶた」と業界では言います。14代ではこのやぶたを全て断熱材で囲み、中を冷蔵庫にしてしまいました。常温で搾るときにお酒が劣化すると杜氏が考えたからだそうですが、初めて見る人は皆さんびっくりします。
消える前に投稿してすぐその3も書きます。

14代蔵元に行ってきました

2008-04-15 19:54:21 | ・『滝さん日記』
今年の蔵元見学はあの14代でしたが、なにしろ元々蔵見学は受け付けない蔵元なので特別に、出来るだけ少人数という約束で受け入れていただきましたので、昔から参加希望されていました方のみになり、行きたかったなーと言う方々には本当に申し訳ございませんでした。

行くたびに何ヶ所かが変わっているので今回も楽しみでしたが、事務所が新しくなっていました。(初めの写真です)この事務所で一番狭い部屋がなんと社長室だそうで、専務室の半分あるかないかでした。よく社長室が立派になるとつぶれると言われますが、14代においては全く心配なさそうです。
2枚目の写真は蔵の中ですが、扉がとても立派になっていました。顕統杜氏兼専務が写っています。次は麹室ですが全て節無しの杉板を使ってあり随所に色々な工夫が見受けられました。 src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f8/968a6ae04d88666bc553091d028a989d.jpg">
ここまでで何回かエラーが出て全てやり直したりしましたので非常に疲れましたので後は明日又書きます。

山愚の部屋の天井が落ちました

2008-04-09 22:08:00 | ・『滝さん日記』
2週間位前に「山愚」に雪片付け及び諸々作業の為入りましたら、なんと奥の部屋の天井が落ちているではありませんか。
今年は雪が降ると自動的に井戸水が屋根に出て消雪してくれる装置を付けました(写真1)
黒いホースから左右に水が噴き出しますが、どうもこの水が天井に入って中の断熱材に吸収され、その重みで天井が抜けたと思われます。(この写真の反対側にあるホースから)
どうもこの辺の業者のレベルは低く、長野市内では絶対仕事はもらえないなんて良く言われていましたが、これを見る限りもっともだと思います。
そして雪が溶けてきたから分かりましたが、隣の畑は他人のものだから荒らさないようにと工事の時口が酸っぱくなるほど言ったのに、畑の中に採石が多量に入っていました。まあこれからの交渉で何とか取り除いてもらわなければと思っていますが、時間が掛かるようなら私がやるか、持ち主に金を支払わなければ成らない出しょうね。
なんかこちらに来てからこんな事が続きまして、日本の一般常識が通らず出費ばかりかさみます。オーバーに言えば何か中国に来ているみたいな感じがします。
まあ愚痴を言ってもしょうがないので一つずつ片づけていきます。
幸い懇意な大工さんが大した金額には成らないようにやるよなんて言ってくれてますし、この機会に模様替えも良いかななんて思っています。

そして蕎麦打ち部屋や他の部屋は何ともありませんのでその内「赤鬼」に送る蕎麦を打ち始めようと思っておりますので、蕎麦好きの皆様今シーズンもよろしくお願いします。

残念!雨のお花見になりました

2008-04-01 22:30:16 | ・『滝さん日記』
ここ何年かずっと晴天、満開が続いていましたが今年は開始から1時間余は何とか曇りでしたが、気温が上がらず皆さんの気勢もいまいちでした。
そして雨になりやがて本降り、早々に「赤鬼」店内に移動となり半数くらいのお客様は帰宅してしまいました。
せっかく満開の桜でしたが本当に残念でした。来年に期待しましょう。

写真も盛り上がってから撮ろうなんて思っている内に終わってしまいましたので、
たったこれだけです。雨で急いで片付けた後でしたので人数もまばらで何か寂しい写真になってしまいましたが、50人以上は参加していたと思います。最後の写真は雨の後の赤鬼店内です。
それと毎年多量の良い写真を撮ってくれています写真家の川頭さんが今年は不参加でしたのでその分の写真も無しです、でも松ちゃんとかが撮ってくれたと思いますのでそちらを見て頂けたらと思います。

まあ桃子に会いたいというので五百川さんの奥様と二人の娘さんが参加してくれたので、私も10年以上ぶりにお会いでき大変楽しい一刻を過ごしましたので雨でもまあまあで有ったと思います。
と言うことで来年もっと楽しくやりましょう。