滝さん日記

東京三軒茶屋の銘酒居酒屋「赤鬼」と信州木島平でこだわりの手打ち十割そばを出す「健生庵 山愚」のオーナーがお届けすします!

カワニナのその後

2007-06-22 21:30:58 | ・『滝さん日記』
皆様、「山愚」再開に際しての温かいお言葉本当にありがとうございました。

さて何時、書いたか忘れたくらいでしたがあの「カワニナ」養殖作戦のその後をお伝えします。

前回は小樽から取り寄せたプラの水槽でしたが、これは吸い付いている「カワニナ」が見えないので、今ひとつ面白味に欠けるのとあまりに高価なので、2台目もとは考えず、観賞魚用の水槽(60cm)を買ってきまして、あとはノウハウが分かりましたので浄水器等を付けて完成。
これは側面のガラスに「カワニナ」が登ってきますので、吸盤がはっきり見えまして、なかなか面白いのです。
しかしなにしろ動きがのろいので10cm登るのに時には数時間位の時もありますが、逆にこの世の中たまにはこんな生物をのんびり見ている時間が必要なのではなんて勝手な事を考えております。

最初の写真の黒い点々が「稚貝」です(だと思われます、何しろ稚貝など見たこと無いですから)。
いつの間にかいっぱい湧いて出てきたように側面にへばりついています。
初めて見たときはゴミだと思いましたが、どうもおかしい、もしかして「稚貝」かなと感じたときは言葉に言えないくらい嬉しかったです。

大きさは1ミリも無いので何を食べているやらと思いましたが、無視も出来ませんので色々な物を粉末にして水の中に入れていますが一向に大きくなりません、無事成長してくれますかね。

二枚目の写真は汚い水に見えますが、水の中の朴葉が大きく、又何枚も入っていますので反射したその色です。ちゃんと透明な水です。(カワニナは水が汚れますとすぐ死ぬそうです)
よく見ると水面近くに白い吸盤が吸い付いているのが見えると思います。登るときには何十匹も登るのに写真の時は2匹だけ、ホントに気まぐれなんだからー。

良くこんな変な物飼っているなという皆さんの声が聞こえるようです。
ついでに先日「いもり」を捕りにいきましたが見つかりませんでした。捕まえたら写真載せますので乞うご期待。




6月14日(木)より「山愚」再開します

2007-06-11 20:41:13 | ・『滝さん日記』
大変ご迷惑をおかけしましたが、何とか打てそうになってきましたので取りあえず14日(木)より再開いたします。
しかしまだあまり打てそうもありませんので遠方より来る方は予約をした方がよろしいかと思います。
まあ1~2週間で予約の必要はなくなると思いますが。

それでは今年もより美味しい蕎麦を研究致しますのでご来店お待ちしております。

月山2

2007-06-06 23:57:47 | ・『滝さん日記』
昨日の記事で月山の積雪240mと言う根拠はと言うお問い合わせがあると行けないので(まず無いでしょうが)述べますが、4月に山に上がると30m位雪が有りまして、浮遊物がその間に入って居ますのでいつ頃、どの位降ったが分かり、それが大体8分の1に圧縮されるので、それを元に複雑な計算をすると240mになる次第です。(すごく単純計算でも同じ)

さて写真ですが1番目はTバーの降り場です。このTバーはバーが短いのでお尻に食い込み一日滑るとけつが痛いの何のって、昔から全く進歩していません。
外国のようにもっと長いバーにすればと思うのですがねーー。慶太郎は怒り狂っていました。
次は我々の練習バーンです。汚いなんて言わないの!
すぐ掘れますがかなり快適に滑れるし、スピードも良い位置に乗っているとかなり出ます。

次はだんだん訳が分からなくなってきましたが、死ぬまで月山に行かない人のために、他のTバーを下から撮っただけです。
次は月山湖(人工湖・30年前は工事中でした)ですが遠くに見えますよね。
次は帰りに月山湖に寄って一生行かない人のために写真を撮りましたがそれです。なんと他には自殺しそうな若者が一人いただけでした。
それでは皆様これで「月山」に行った気になって頂けましたら望外のの喜びですがそんなわけ無いですよね。

月山にスキーに行ってきました

2007-06-05 23:23:29 | ・『滝さん日記』
6/1日から4日までどうせ腕が痛く蕎麦も打てないのでこんな時とばかりに
月山のレーシングキャンプに行ってきました。
月山って何処、と言う人のために今回はちゃんと写真を撮って来ましたよ。と言いつつ月山は山形県にあります。
信仰の山として有名で出羽三山の一つで、昔「森 敦」さんが同名の小説で「芥川賞」をもらいましたね。(出てすぐ読みましたが内容はもう完全に忘れています)

30年前位に3ヶ月Tバーリフトで働いていましたので詳しいのですが、年間240m雪が降るという日本一の豪雪山です。(と言うのを昔地元の人に聞きました)

山形大学の研究によりますと「朝日連峰」の吹きだまりに月山がなっているので
こんなに降るそうです。
私がいた頃は毎日平均で30cm雪がへっていっていましたが、それでも8月まで滑れましたし、好きな人はその後もリフトから歩いて山頂まで登り滑っていました。
その頃ビックリしたのは5月に歩いていた雪道の下からなんか芽が出てきたなーと思っていたら、一月後には10mの木になっていまして、6月には我々はひと月前はあの上を歩いていたのかーと話していたことです。

30年ぶりに行きまして思った事は、スキー好きは今も多いなと言うことでした。
土、日はTバーは50人位は並びますし、時間によってはリフトも30分待ち、遠方からのジュニアも多数見かけました。
その反面スノーボーダーは1割居るか居ないかでしたが、居た連中はかなり上手い人ばかりでした。
私は年ですしスキーの才能が無いのであまり伸びませんでしたが、慶太郎はこの4日でかなり変わりました。
本人も良い位置に乗れているせいかもう一本、もう一本と大人の3割り増し以上滑っていました。
これで慶太郎の7月からの「NZジュニアキャンプ」が楽しみになってきました。

一生月山なんか行かないよと言う人のために写真の説明をしますが、車で行きますと雪の無い所に突然お椀をかぶせたような形で、全てが雪の山が見えてきますがそれが月山です。
天気はネコの目のように変わり、晴天でもいきなりガスることが多く、ホワイトアウトと言われる全くの霧の中になることも多いです。
初めの写真は上の方は晴天ですが、下は雲海になっています。
次はリフトよりみた月山です。(本当は月山の一部の姥ヶ岳ですが普通ここを月山スキー場と言います)


次は練習バーンですが写っているのは山口県から来ていたジュニアです(我々は休憩中)
次は眠くなりましたので身内ネタ、斜面で休んでいる慶太郎と、とても速かった40歳という方のショットです。
あす又続き書きます。