滝さん日記

東京三軒茶屋の銘酒居酒屋「赤鬼」と信州木島平でこだわりの手打ち十割そばを出す「健生庵 山愚」のオーナーがお届けすします!

安比のペンション事情・他

2010-02-18 22:25:40 | ・『滝さん日記』
予告してからかなり時間が経って申し訳ございませんでした。
何かあまり皆さんが興味あるような話題では無いので前回からずっと
他に何かニュースが有りましたらと思っていましたが何も無いので書きます。
(その前に前回女子のGSの天気が心配と書きましたが、何と公式記録で-17.5°
でサポートした慶太郎でさえ顔とか、異常に冷たく参ったと言っていましたので、
レーシングワンピース一枚の選手の寒さは吹雪でしたので、それ以上だったでしょうね)

先ず安比駅に降り立ちましてビックリしたのは、スキーヤーなら誰でも知っている
と思われている有名スキー場のこれが駅?と言う感じの超小さな小屋でした。
盛岡駅から電車で1時間ですが、何しろ出てない、下手すると2時間待ち位です。
ではバスでと思うと13時10分が最終でした。トホホ

我々夫婦が泊ったペンションは愛知県チームと同じでしたので、雪無県に顔の私としてはすぐ知っている選手を見つけ、何だかんだと話し楽しかったです。

さて本題ですが、このペンションのオーナー御夫婦は川崎市出身で、バブルの前に作ったそうですが、その頃はお客が殺到、ウハウハだったそうです。バブルの時、投資家が2億円で売って欲しいと現れたが、売らなかった位儲かったそうです。しかし今は大変後悔しているそうです。
なぜならばお客が減り続け今は写真の様にかなり豪華なペンションでも廃業し、いくら安くてもその後買い手が現れないそうです。

最初の写真は我々が泊ったペンション村の入り口風景です。


次の2枚はすぐ隣の廃業ペンションの写真ですが、周りもあまり多くて2件で止めましたが、なんと昔60件有ったこの地域のペンションは今30件だそうで、このオーナー夫婦も毎年3月末まで安比にいて、その後は川崎市で他の仕事をしているそうです。

他の話に移りますが、前に慶太郎がスキーのジュニアオリンピックに出られる事に成りましたが、高校入試の前期に受からなければ後期受験と重なるので出られないと書きましたが、昨日合格発表が有りまして何とか合格していました。
一緒に長野県でスキーでは1,2番の生徒も合格していましたので、二人共進学クラスだが
他校の体育クラスに負けない様頑張ろうで盛り上がったそうです。(練習日の日数が違うので勝つのは絶対無理です)
まあ期待半分で応援して行こうと思っています。

次回は私の今シーズン初レースの結果を書きますが、急で固い斜面のレースなので行く前からビビっています。

吹雪の全中見に行ってきました

2010-02-06 12:57:10 | ・『滝さん日記』
2/5日の全中男子GSLはマイナス13℃と言う寒い中行われまして、北海道の2年生、工藤君が素晴らしい滑りで2位に2秒以上つけて圧勝しました。(参加選手196名)

慶太郎はゼッケン115番と言う雪無県の選手みたいな順番でしたので、期待していませんでしたが、1本目はいつもの滑りと違いながらも35位につけました。
聞くと速い選手と遅い選手の二段に掘れていてどうしても良いラインで滑れなかったそうです。
この様な大きな大会は30位リターンと言いまして、2本目は30位の選手から上位に滑り、1位の選手の後、31番、32番・・と滑りますので、1本目の115番目から比べますと35番スタートは、かなり条件が良くなりましたが、30位でしたら全く荒れていない所を滑れるわけですから、親としては後0.3秒頑張ればとちょっと残念な気がしましたが、まあ80人抜きをしたわけですから良しとしなければと思いなおしました。

2本目が始まり5~6人滑った所で最初の写真の様に凄い吹雪になって来ました。マイナス13℃で横殴りの風と雪は見ている我々もかなり辛かったですよ。

おまけにガスがかかり滑りが良く見えません。そんな中転倒もせずゴールした時はホッとしました。結果は26位、長野県勢の中では5位でした。
1本目のタイムより2本目のタイムの方が良かった選手は30位以内でも数人しかいませんでしたので、実力は出し切ったと思います。
そしてこの成績だとジュニアオリンピックと言う国内の大会に出られるそうです。どんな大会か知りませんがオリンピックと名前が付いているので何か嬉しい気がします。ご褒美に携帯買ってあげるか。

それにしても寒いので早々と引き揚げましたが、今日は大会会場のリフトが故障していまして、途中からは最後の写真の雪上車に乗れるのですが、後は歩きなので、私と家内は吹雪の中、上り下りを2回繰り返し大変でした。しかし大会当日リフトを故障させるなんて、責任者は本当に甘いですね。

今回初めて全中見ましたが、雪無県の選手が本当に頑張っているので驚きました。
速い選手も多く、又かなり遅い選手も恐怖を乗り越え、あの寒さの中薄着で一生懸命滑っていましたので、彼らのこれからの人生において、大いなる自信と忍耐力が付いたと信じています。いやあ、スキーって本当に良いスポーツですね(水野晴夫談)。
聞くところによりますと、2/4日の男女SLの大会はもっと寒くてもっと吹雪いていたそうですし、2/6日女子GSLの天気予報は今年最大の寒波来襲日だそうです。女子の中1と言いますと、とても小柄でか細い子も居ますのであまり吹雪か無い事を祈っています。
次回は安比高原のペンション事情を書きます。