「ライマの時計」の東 高い記念碑塔がある。
第一次世界大戦後のラトビア独立戦争(1918-20)で
たおれた兵士に捧げられたモニュメント。
1935年の最初のラトヴィア独立を記念して
市民の寄付により建てられた高さ51mの記念塔で
星を高く掲げた女性像が立つ「自由記念碑」だ。
その後のソ連併合時代には、
この記念碑は破壊こそ免れたが、
市民が近づくことは反体制派と見なされて
シベリア送りとうわさされる
民族の悲劇を象徴する碑でもあった。
塔の上に立つ女性像「ミルダ」は
当時のラトビアの主な3つの地域を
表した星を掲げている。
台座には「祖国と自由に」の文字が刻まれ、
ラトビアの歴史や文化を象徴する彫刻が飾られている。
毎年独立記念日 11月18日には、
独立の象徴であるこの記念碑に
大統領や政府の要人、そして市民が献花している。
なお 2018年1月13日 安倍首相が
2007年には天皇皇后両陛下御訪問の際も
ここで献花された。