あかない日記

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ベトナム紀行(115) 橋

2014-09-30 | ベトナム紀行

ティエンソン橋 から チャンティリー橋と中央奥にドラゴン(ロン)橋が見える

ダナン市内を南北に流れている ハン川 の西側(左)が 市街地で

 東には ミーケビーチのリゾート施設が広がっているが

 これらの橋によってダナン市が一層経済開発が進み発展するとともに

また橋が”観光スポット”になっている。 

橋は 北の河口から

トゥアンフォック橋   ソンハン橋   ドラゴン(ロン)橋

チャンティリー橋  ティエンソン橋 と五つの橋が架かっている。

各橋の特徴は

①トゥアンフォック橋(2009年) 全長1850m 
メインスパンは405mと、ベトナム最大の吊り橋。 

②ソンハン橋 (2000年) 全長446mの斜張橋。
5つの橋の中でも最も古い橋。
この橋が出来る前は船を利用しなければならなかった。
ベトナムでは初の船が通れる回転式可動橋になっている。

③ドラゴン(ロン)橋(2013年) 全長666m 幅37.5m 
1万5000個ものLEDにライトアップされた橋として
照明デザイン賞を受賞しており

”世界最長の鋼鉄製ドラゴン”として
ギネスブックにも登録されている。


④チャンティリー橋 (2013年)全長731m 幅34.5m(6車線)
中央分離帯と両側に歩道がある。

船の帆をイメージし斜めに傾く
高さ145m主塔が1本の斜張橋。


ティエンソン橋(2003年)全長529m
5つの橋の中で一番南側にある。
開通当初はトゥェンソン橋であったが 
2010年に現在の名前に改称している。

 


ベトナム紀行(114) ロッテマート

2014-09-29 | ベトナム紀行

 

ダナン市ハイチャウ区を行く途中に 「ロッテマート」を見る。 

韓国ロッテグループに属する 

韓国資本の大型スーパーマーケットで 

ベトナムでホーチミン市 ドンナイ市に続いて

 4店目として2012年12月にオープンしている。

このロッテショッピングセンター 

現在は アジアにおける4国の韓国 中国 インドネシア

及び ベトナムで243支店を開設した。

2020年には ベトナム全国で60支店を

設立することを目標としているそうだ。

因みに 店内は

                 1階: ロッテリアとカフェ
                 2階: ショッピングセンター(化粧品、整髪用品、衣料、雑貨、本屋)
                 3~4階: スーパーマーケット(衣料品、雑貨、マッサージ器具、食品)
                 5階: フードコートとボーリング場
                 6階: 映画館 
                        


ベトナム紀行(113) ダナン市

2014-09-28 | ベトナム紀行

 

ツアーバスは ダナン市内に入る。

ダナンは ベトナム中部に位置し人口約95万人 

ハノイ ホーチミンに次ぐベトナム第3の都市で

経済と観光の都市として発展しつつある。

 ハノイ ホーチミンのような喧騒もなく 街全体はゆっくりしており

 走行するバイクの数も少なく運転も穏やかだ。


また 自然も多く 近年ではビーチリゾートの建設が盛んであり


世界遺産のホイアン フエ ミーソン へも近く 

ベトナム中部観光の拠点にもなっている。

気候もホーチミンとは違い 9月~1月ごろが雨季で

 一日中雨が降り続くことも多く 洪水もしばしばおこるが

 逆に乾季になるとホーチミンより気温は高く強い日差しが照りつける。


ダナンの街並み 街路樹も美しく

 特に ライトアップされた橋や川沿いには多数のオブジェが並び

 人気があって多くの人で賑わっている。



ベトナム紀行(112) ハイバン峠

2014-09-27 | ベトナム紀行

 

ハイバントンネルを抜けると 

ダナン湾とその奥に市内が目の前に飛び込んできた。


振り返ると 今抜けてきた「ハイバン峠」が見送っている。 

“ハイバン”とは 

”ハイ”は ベトナム語で「海」 ”バン”は「雲」を意味し

 山頂付近は その名の通り

ガスがかかって 曇っていることが多い。

この峠を境に 気候も人の気質も ガラリと変わるといわれている。

フエは 雨でも ダナンでは 快晴ということも珍しくないそうだ。 

海抜496mの眼下に南シナ海やダナン市を見渡せる景勝地であり 

峠の頂上には 今でも19世紀初めにフランス軍が設置した砦(要塞)があり

 第二次世界大戦中に日本軍も使ったとも。

また 観光バスの休憩所でもあり 

周りにはたくさんのお土産屋が並んでいるそうだ。


 

 


ベトナム紀行(111) 橋梁

2014-09-26 | ベトナム紀行

 

前回に日本の援助の話題であったが 

ホーチミンと ハノイをつなぐ統一鉄道 

約1700kmと云えば 日本列島縦断するに等しい距離にも 

日本のODAの援助が向けられている。

総額40億円をもって 44ヶ所の橋梁と 38km分の線路をアップグレードし 

立体交差を2ヶ所 駅を1ヶ所新設する予定で進められているそうだ。

途中 国道1号線と統一鉄道が並行するする部分あって

 そのいくつかの箇所には 整備された橋梁があった。

しかし 単線ではある。

 

 



 


ベトナム紀行(110) ハイバントンネル

2014-09-25 | ベトナム紀行

 

ツアーバスは ベトナムの大動脈 

中国国境のランソンからメコン・デルタの南にある

カマウまで 約2250kmを結ぶ国道1号線を南下していく。

途中 フエからダナンまでは 3つの峠があり 

標高250mのフットン峠 標高200mのフヤ峠

そして 標高の一番高い「ハイバン峠」には

ハイバン山をくり抜いた「ハイバントンネル」がある。

トンネルができる前は フエからダナンの移動時間が

約3時間を要していたが

 1時間ほど短縮できるようになったという。

因みに このトンネルは 日本の援助で2000年から

工事が始められ 2005年に完成し全長 6,280mもあって


東南アジアで もっとも長いトンネルになっている。

 


ベトナム紀行(109) ランコー村

2014-09-24 | ベトナム紀行

 

ダナンに向かって ハイバン峠の手前 ラップアン湾につながって

西側に干潟 東側にエメラルド色の海が見え

 この海岸線に美しい砂州の広がる村がある。

この村「ランコー村」といい ヤシの木に囲まれた小さい村だが

真っ白な砂浜に囲まれて絵画のように美しいそうだ。


ランコービーチには 鳴き砂もあって

高級リゾートのホテルが立ち並んでいる。 

この地の名産は 真珠とユーカリオイル。

特に ユーカリオイルは 抗炎症作用があって

 
消毒やマッサージオイルとして使われており 

女性群に人気があるとのこと。

 

 




ベトナム紀行(108) アンクー市場

2014-09-23 | ベトナム紀行

 

  

昼食を終え フエにおける見学が終了し 

100km先のダナンへ向けて出発する。


新市内を行く途中 町はずれにある

「アンクー市場」の前を通過する。

この市場 1995年に建設された市場で、

観光客向けではなく 地元の人が利用する市場である。

 市場では 衣料品や日用雑貨が売られており

周辺は生鮮食品売り場となっている。

旧市内 玩朝王宮からのチャンフンダ通り沿いには

 観光客向けの「ドンバ市場」もある。

 

 


ベトナム紀行(107) 宮廷料理

2014-09-22 | ベトナム紀行

 

先ず出されてきた「宮廷料理」の前菜に ツアー客から歓声があがる。

前菜としてのメインは ニンジンと練り物で作られている“鳳凰”のパテで

この鳳凰は 古代中国では“キリン”“カメ”“竜”と共に

おめでたい動物の1つに数えられることから
 
お祝いの席には必ずともいえるほどだされている。

これを始め 出された料理は全般的に薄味なので

お好みに合わせて調味料をつけて食べることになった。


まあ~ 味というよりも 繊細な美しい盛りつけを

目で味わったが・・・。

 

 

 


ベトナム紀行(106) フエ料理(昼食)

2014-09-21 | ベトナム紀行

 

午前中の見学を終え 再び新市内に戻って 宿泊ホテルに間近い 

ベトナム料理店「アン フォック レストラン」に案内される。

 フエの食事と言えば「宮廷料理」 

13代続いた阮皇帝や皇族が食べていた料理あるが

今では高級料理の一つとして

ベトナム人及び外国人観光客から好まれている。

 この宮廷料理は 独立した料理と思われているが

 フエ料理の一部であり

一般的には高級な場所で高級な食材を使い

 また 食材で装飾したものとされている。

 さて どんな料理が味会えるかな!

 

 


ベトナム紀行(104) ビール瓶欠片

2014-09-19 | ベトナム紀行

 

内部や壁面には 色鮮やかな装飾がほどかされている。

良く見ると 先に玩朝宮の顕仁門にもあったが

 陶器等の破片で細工されている。


 日本や清朝から輸入したガラス瓶や陶磁器の破片で

 廃物を利用しており パズルのごとくはめ込まれている。

特に 梅の樹の部分は 日本のビール瓶の欠片だそうで

 “サクラビール”の名も見える。

また ベトナムに四季や梅の木などとはマッチしないが 

中国風になっており その破片は清朝製の陶器である。

こんな立派な帝廟であるのに 破片を利用するとはと思うが・・・

 

 

 

 


ベトナム紀行(103) 天井柄

2014-09-18 | ベトナム紀行

 

装飾は壁面ばかりだけでなく

天井にも 皇帝の象徴である龍が九匹

青い海に踊っているように


天井一杯に描かれている。


この「九」は十進法で一番大きい数字から

”完全”を意味していることからだそうだ。

ここも中国思想が反映されている。

 

 




ベトナム紀行(102) カイディン帝(2)

2014-09-17 | ベトナム紀行

 

隣の部屋に 金箔と青銅でできた等身大の

カンディン皇帝の像が置かれている。


意外と小柄である。 

カイディン帝は 新しい物好き 派手好きだったことから

国民から「フランスの保護下で

贅沢な暮らしをしている「傀儡皇帝」と見られていた。

それ故か 廟は 東洋 西洋のさまざまな様式が

ミックスして造られている。

 

 

また 無宗教でもあったので 仏教 ヒンドゥー教 キリスト教

の宗教様式も取り入れられている。

 


ベトナム紀行(101) カイディン帝

2014-09-16 | ベトナム紀行

 

 

 正面に飾れているモノクロ写真が 

カイディン帝(啓定帝・1885~1925年)で

13人の皇帝のうち 1916年即位した12番目の皇帝だが

 若く 40歳に結核で亡くなっている。

歴代皇帝は 積極的に中国文化を取り入れ

 本家よりも中国であろうとした。

しかし カイディン帝は 規範とすべきは中国ではなく

 長くフランスに滞在してこともあってか
フランスであった。

だが当時 国力は衰退の一途で

 地価税を30%も上げて 自分の廟を建てのだ。

 余談だが 帝の頭は“かつら”とも思ったが

 失礼! 帽子を被っていた