あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

大地震(33)アメリカ大使館

2011-04-30 | 東日本大地震

  アメリカ大使館

  

  今回の大震災に対し 各国から暖かい

  被災地支援の申し出が 外務省の発表では 134カ国・地域と

  39機関に達したと

   総理大臣「絆」

    →http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201104/11kizuna.html

  その中でも抜きん出た アメリカの支援があった。

  特に、在日米軍においては、「Opration Tomodachi」として

  アジア周辺海域を担当する第七艦隊だけで艦船20隻

  2万人近くが参加し 厳しい環境のなか 物資の支援

  のみならず 自衛隊や海上保安庁などと 被災した

  岩手 宮城 福島の 各県沿岸部と海上で行方不明者の

  集中捜索を また瓦礫の片付けなど支援活動を行なっている。

 

  日本側の感謝を 日本政府は アメリカの支援協力に対し 

  全米の空港やCNNヘッドラインニュースで 5月15日まで

  400回近く 放映されるとのこと。

   

   しかし 今日のニュースでは アメリカ本土南部 アラバマ州を

  中心に26日夜から27日かけて アメリカ史上最大規模の竜巻が

  発生し 周辺6州で 計約300人の死者がでたとのこと。

     「地球の病?」 自然災害が 猛威をふるっている。  

  
   


大地震(32)気象庁

2011-04-29 | 東日本大地震

            気象庁
       

     

   気象庁の地震概要

    『 3月11日14時46分頃に 三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の

     巨大地震が発生しました。 この地震により宮城県栗原市で震度7、

     宮城県、福島県、茨城県、栃木県で震度6強など広い範囲で強い揺れを

     観測しました。  また、太平洋沿岸を中心に高い津波を観測し、

     特に東北地方から関東地方の太平洋沿岸では大きな被害がありました。

     気象庁は この地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と

     命名しました。 (東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う原子力発電所事故に

     よる災害については、「東日本大震災」と呼称することとなりました。)  』

 

      現在ポータルサイトでは 

     被災7県の被災者・復旧担当者支援への天気情報 

     更に 輸送支援 道路・空港・空域・各港湾の波、風、潮位

     等の情報を提供している。

      ●気象庁 東日本大地震 関連ポータルサイト
          →http://www.jma.go.jp/jma/menu/jishin-portal.html
 

  

 


大地震(31)九段会館

2011-04-28 | 東日本大地震

  九段会館

                      (東京・千代田区)

 

  東京・九段にある 九段会館は 旧称「軍人会館」で 2・26事件

  では 戒厳司令部が 置かれたこともあった。 

 

  今回の東日本大震災では 天井が崩落し 女性2人が死亡し

  26人が重軽傷を負った。  震災以降は 休館している。

 

  九段会館の建物は、法律により 国から日本遺族会に

  無償貸与され 戦死した軍人の遺族が靖国神社を参拝する際の

  宿泊先などに利用されてきた。 

  しかし 1934年に完成した古い建物で 本格的な耐震工事には

  数十億円が必要となり また 維持管理するのは困難と 

  遺族会は判断し 近く国に返還を申し出るとのこと。

 

  

 

 


大地震(30)波除稲荷神社

2011-04-27 | 東日本大地震

  波除稲荷神社

   

   東京・中央区 築地に 波除稲荷神社がある。

  350年前の1660年当時は この一帯は一面海であったが

  埋め立てに際し 堤防がたびたび波により崩され 工事が

  難行していた。 ある日 海中に漂う稲荷神像を見つけ

  これを祷ったところ 波風が収まり 工事が無事完了した。

  この「波除」は これに由来する。

  この神社のお守りが 「波をよける」として 震災以降 

  首都圏に住む人たちが 被災地の親族や友人の為に

  購入し届けており 通常の2倍以上 売れていると

  25日のスポーツ紙にあった。 

  また「世の中の悪い波をよける」と 厄除けとして人気がある。

 

  残念ながら 今年6月の夏越し大祭 「つきじ師子祭」は

  中止とのこと。

     

        境内に安置している「厄除天井大師子」


大地震(29)亀島川水門

2011-04-26 | 東日本大地震

   亀島川水門

                              ( 東京・中央区 )

   

      亀島川は 中央区霊岸橋付近で 日本橋川から分流し

  隅田川の中央大橋下流で隅田川と合流する。

  都内には この外にも多数の水門があるが

  皆似たような施設設備になっている。

 

  写真でも ご覧いただけるように 堤防と水面の高さは

  2mほどしかない。 高潮程度のことを考えているのか

  これ以上の高潮や津波に対し 水門で防げても 

  周囲の堤防からの 浸水には到底対処できない。

    「水害のない町に」は 果たして?

 

    寺田寅彦の随筆「天災と国防」の一節に  

   『 文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようとする野心を

     生じた。 そうして、重力に逆らい 風圧水力に抗するような

     いろいろの造営物を作った。 そうしてあっぱれ自然の暴威を

    封じ込めたつもりになっていると どうかした拍子に檻(おり)を破った

    猛獣の大群のように 自然があばれ出して高楼を倒壊せしめ

    堤防を崩壊(ほうかい)させて人命を危うくし財産を滅ぼす。

    その災禍を起こさせたもとの起こりは 天然に反抗する

    人間の細工であると言っても 不当ではないはずである、

    災害の運動エネルギーとなるべき位置エネルギーを蓄積させ、

    いやが上にも 災害を大きくするように努力しているものは

    たれあろう 文明人そのものなのである。 』

 

           周辺図→ http://yj.pn/9RqnUS

 

 


大地震(28)津波警告碑

2011-04-25 | 東日本大地震

     「津波警告の碑」
   
     西側の「津波警告の碑」 右側は往時のもの  (東京・江東区深川牡丹)

 

    4月20日掲載の大地震(23)「天災は忘れたころに来る」の戒めは

   なんと 江戸時代にも 「津波警告の碑」 としてあった。

   1791(寛政3)年の大津波で多数の犠牲者を出したことから

   幕府は 深川付近を空き地にし これより海側に人が住むことを

   禁じた警告の碑を 西と東の2箇所に建てた。

     現在 西側の碑は 平久橋西詰め北側に 

       また東側の碑は 洲崎神社の境内にある。

   今回の東日本大震災でも 岩手県・宮古市の「大津波記念碑」には

   「高き住居は児孫の和楽 想え惨禍の大津波 

    此処より下に家をたてるな・・・」とあり その戒めを守り通してきた

   先人たちのおかげで 今回の災難に逢わなかったことが

   ニュースにあった。

      寺田寅彦の「天災と国防」の一節に

     『 昔の人間は 過去の経験を大切に保存し蓄積して その教えに

     たよることがはなはだ忠実であった。 過去の地震や風害に

     堪えたような場所にのみ集落を保存し、時の試練に堪えたような

     建築様式のみを墨守して来た。 それだからそうした経験に従って

     造られたものは 関東震災でも多くは助かっているのである。 』

 

    しかし 現在の東京はどうだろうか?

    海・河ぎりぎりに そしてゼロメートル地帯に人家が建ち並ぶ・・・

       この 後世への警告を 完全に無視している。

 

             洲崎神社周辺→ http://yj.pn/TyYD2m

 

      

 

                      

 


大地震(27)岳温泉

2011-04-24 | 東日本大地震

     岳温泉
  

 

   福島県二本松市 岳温泉の 100年も続く老舗旅館が

   今度の震災で廃業することになった。

   直接の要因は震災だが 放射能等の風評も一因になった。

   原発のある浜通りでけではなく 中通り 会津地方にも

   福島というだけで 影響を受けている。

   加えて 全国の温泉旅館では 震災以降 約56万人の

   キャンセルが相次いでいると 報道されている。

   さらに 高速道路の料金 休日上限1000円も廃止とか

   義援金も必要だが 普段通り消費することが肝心

     自粛 自粛では 金が回らない 

        これでは景気の回復は望めない。

                 人災にならぬように・・・

 

         あだたら温泉 松渓苑 http://www.shokeien.com/

 

 

 


大地震(26)皐月賞

2011-04-23 | 東日本大地震

     皐月賞
    
              
(WINS後楽園)

   明日は 第71回皐月賞(18頭 芝2000m)

   23年ぶりに東京で開催にされる。

     震災の影響で 各競馬場も大きな被害が

      発生し 特に福島競馬場の被害は甚大とのことで

   開催は当分できないでいる。

   また電力事情などを考慮して 

     首都圏のWINSでの馬券買いは停止していたが 

   4月16日から 一部レース限り再開され

    今日からは全レース買うことができるようになった。

   自粛的な考えは徐々に解消されてきている。

       

  
            
(WINS銀座)

 

 


大地震(25)ほっとするふくしま

2011-04-22 | 東日本大地震

  「ほっとするふくしま」

 

  東京・中央区 東京駅前に

  福島県の東京案内所 「ほっとするふくしま」 がある。

  店内は 福島名産を買う人が 列をつくっていた。

  義援金の呼び掛けもある。

 

  昨日は 菅首相が ”視察気分”で 福島の避難所に出向いたが

 避難者からは「もう帰るのですか?」「無視していくんですか?」

 と怒声があびせられた。

 また 原発から20km圏内を「警戒区域」に今日から指定され

  東電の社長が 県知事に謝罪するが 頭を下げただけでは?

 一日も早く 収拾すべき問題だ

  しかし ますます 現地の事情は厳しくなっていく

           避難者のことを思うと・・・

 

 

 

 

 

 


大地震(24)避難者名簿

2011-04-21 | 東日本大地震

  避難者名簿
 

  

   東京・東銀座に 岩手県のアンテナショップ

   「いわて銀河プラザ」がある。

  情報コーナーには 被災された方々の安否情報「避難者名簿」

  避難先別に供えられている。

  現在 宮城・岩手・福島の3県を中心に 避難者は 136,000人余

  この内 岩手県は避難先382箇所で 44,328人になるとのこと。

    店内は「ガンバロウ岩手」の張り紙や はっぴ姿の職員の声が

  威勢よくひびき 「商品を買って支援したい」という人で賑わっていた。

  

 

 

 

 


大地震(23)東大地震研究所

2011-04-20 | 東日本大地震

    東京大学・地震研究所
 
              (地震研究所・正門脇のオブジェ:地震計と日月・銅板碑文)

 

   「天災は忘れた頃に来る」 大きな震災等があれば

 必ず言われることわざだ。 

  物理学者・随筆家 寺田寅彦(1878~1935年)が

 隋筆「天災と国防」(1934年)の中で書いている。

 

  『 悪い年回りは むしろいつかは回って来るのが 自然の鉄則であると

  覚悟を定めて 良い年回りの間に充分の用意をしておかなければ

  ならないということは 実に明白すぎるほど明白なことであるが、

  またこれほど万人がきれいに忘れがちなこともまれである。

  もっとも これを忘れているおかげで 今日を楽しむことができるのだと

  いう人があるかもしれないのであるが ・・・ 』

 

  関東大震災後 寺田寅彦らの努力で

 東京大学の附属地震研究所として 1925年に設置された

 研究所が 東京・本郷・東京大学にある。

 今回の震災に対しても 多くの情報を提供して

 その存在を知らしめ 寺田寅彦の思いが受け継がれている。

  

  http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201103_tohoku/

  →2011年3月 東北地方太平洋沖地震


大地震(22)原子力安全保安院

2011-04-19 | 東日本大地震


                                    (4/14 撮影)

  

  東京・霞ヶ関にある 経済産業省・別館

  福島原発の事故以来 ニュースに出ない日はない

  原子力安全・保安院が ここにある。

  東京電力本社とは 西側に600mほどの距離

           (→地図 http://yj.pn/5cooJm

  この交差点 「西幸門前」だが ”幸い門”は何時開くやら!

 

  ”原子力安全”というが 安全でないから

   あえて”安全”を強調し うたっているのだろう。

  保安院の 〇〇審議官 最近テレビ出演馴れしてか

  顔に緊張感がない。また ニュース2チャンネルでは

  保安院の隠蔽体質は ”頭を隠蔽”している

  審議官の”ヅラ”と 同じなどと 揶揄されているが・・・

    また 今日のニュースでは 昨年の8月に東電に天下りして

  顧問になっていた 前のエネルギー庁長官が4ヶ月余りで

  辞任するとのこと。 

  

       

 

 

 

 


大地震(21)福島県川内村

2011-04-18 | 東日本大地震

 福島県・川内村

 

 ここ福島県・川内村は 双葉郡の中西部に位置し、

 東は富岡町・楢葉町、西は田村市滝根町、南はいわき市、

 そして北は田村市都路町・双葉郡大熊町に接している。

  「かわうちの湯」は アルカリ度が高く肌が つるつるになることで

 ”美人の湯”ともいわれ 洞窟風呂・サウナなどもあってくつろげる。

 

 しかし 福島第1原子力発電所の事故で 川内村も

 政府が新たに設定した「緊急時避難準備区域」に

 4月14日指定された。

 住民はすぐに避難できるよう準備を求められるが、

 住むことはできるとのこと。

  村は 2010年現在 961世帯 3,165人で

 現在 村役場は郡山市に移している。


大地震(20)千葉県旭市

2011-04-17 | 東日本大地震

 千葉県・旭市

    刑部岬からの旭市・飯岡漁港

 津波は、海岸線から約300メートル奥まで到達し

 13人が死亡し、320棟が全壊する被害を受けている。

 

  4月14日には、天皇、皇后両陛下が 旭市の避難所

 2カ所を慰問し、津波の被害が大きかった地区を視察した。

 両陛下は震災後、東京都内と埼玉県の避難所を見舞ったが

 死者が出た被災地を訪れたのは初めて。

 

  普段は夕日が綺麗なところ。

  見える堤防を乗り越えて 津波は襲った。

 

 


大地震(19)松島五大堂

2011-04-16 | 東日本大地震

  松島・五大堂

  
  日本三景(天橋立・宮島厳島)の 一つ宮城県・松島にある

 瑞巌寺の五大堂。

  慶長9(1604)年伊達政宗が瑞巌寺の再興に先立って

 再建したもので 東北地方最古の桃山建築と言われている。

 今回の大地震・津波には 奇跡的に被害を被らなかった。

  現在 国重要文化財に指定されている。

 橋中央に見える すかし橋は 五大堂が建立された

 小島に架けられた橋。橋げたの隙間から海が見え、

 五大堂へ行く際に足元を見て気を引き締めるために

 造られたと言われている。

 

 それは点在する松島の島々が 津波のエネルギーを

 吸収したとのこと。

  しかしながら 海沿いの土産物店や旅館は 津波の

 泥で被害を受けたTVニュースがあった。