INAちゃんのボヤキ★

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チューリップ賞回顧

2009-03-20 01:56:12 | 競馬回顧
1週間遅れになりましたが、7日に行われたチューリップ賞の回顧を。


<ラップタイム>
勝ち時計 1:36.5
ハロンタイム 12.5-11.1-12.4-12.6-12.7-12.2-11.1-11.9
上り 4F 47.9-3F 35.2


2歳女王のブエナビスタが単勝1.1倍の圧倒的な1番人気に支持された。
好スタートからサクラミモザがハナへ。直後にカウアイレーン・メイクデュースがつける。
有力どころは軒並み後方からの競馬。1番人気のブエナビスタは最後方から。
半マイル通過が48秒6とかなりスローな流れ。
3角周ったところから抑えきれない感じでブエナビスタが進出を開始。4角で前を射程圏に。
直線で二の脚を使ったサクラミモザが後続を引き離す。2番手集団に約3馬身ほどリードを広げた。
しかしそこからブエナビスタが加速すると、残り100を切ったあたりでサクラミモザを捕らえて1着。
2着はサクラミモザ、3着には内から伸びたルージュバンブー。
この3頭に桜花賞への優先出走権が与えられた。
2番人気のブロードストリートは4着、3番人気のジェルミナルは5着に敗れた。


勝ったブエナビスタ。
スタートはまぁ普通。そこから最後方に位置を下げる。
3角から抑えきれない手応えで進出を開始し、4角で前を射程圏に。
直線楽な手応えで前を捕らえられそうだったが、サクラミモザが思っていた以上に粘る。
しかし、ムチは一発も入れずに追い出しだけで一気に交わした。着差以上に快勝の内容。
阪神ジェベナイルフィリーズ以来、およそ3ヶ月振りの実戦。パドックでの印象は前回とそんなに変わらない感じ。
良く言えばデキをキープ、悪く言えばあまり成長が感じられないという感じか。
ただ、トモの辺りに前回より筋肉が付いて、後ろは安定している感じを受けた。
上がりはメンバー中唯一の34秒台、34秒7。これをムチ無しでやってしまうのだからまぁ力の違いを見せられた。
まぁ現状を考えれば敵はいなさそう。普通に桜花賞は筆頭候補で良いと思う。
あとはフルゲートでどう捌くか、これは鞍上の腕の見せ所だと思う。

2着はサクラミモザ。
好スタートから逃げの戦法を打つ。スローに落として良いペースで逃げる。
直線に入って、二の脚を使って後続を引き離しに掛かる。
理想的なレース展開に持ち込んだが、最後はブエナビスタの剛脚に屈した。
それでも2着に粘る好走劇であった。
今回が初の芝でのレース。パドックの印象は、体型云々から芝は合いそうな感じであった。
少し線が細く、他の馬と見比べていくと、個人的な評価は真ん中くらいやった。
今回は鞍上・藤岡佑の好騎乗やと思っていたが、桜花賞は乗り替わり。
どういう戦法に出るか分からないが、現状は厳しいなという印象。

3着はルージュバンブー。
道中は後方グループの前の方、7番手辺りの内を進む。
直線も内を突いて伸び、熾烈な3番手争いを制して桜花賞の出走権をゲット。
ただし、2着のサクラミモザから1馬身4分の1。前とは水を開けられた。
パドックの印象はこの馬なりに良いんだろう、という感じ。他馬と見比べるとやはり見劣った。
当然本番に出走してくるが、まぁ要らないだろうなと思う。

4着はブロードストリート。
道中はルージュバンブーの直後のすぐ外、7番手を進む。
ブエナビスタの直後、外に持ち出して楽な手応えのように思ったが、そこからの反応がイマイチ。
最後は内を抜けたルージュバンブーさえ捕らえられなかった。
2戦2勝、しかも着差以上に強い内容やったので、何か期待外れやった。
それはパドックから少し感じられたかも知れない。
馬体自体はメンバーでも見劣りしない感じはあったが、左前に大きなソエが。
あの辺が今回反応がイマイチだった原因かも知れない。
本賞金900万ということで桜花賞出走は不可能。オークストライアルを目指すか。
距離は伸びて良い感じだと思うので、フローラステークスに出てくれば面白い。

ジェルミナルは前々走の阪神ジェベナイルフィリーズ以来だったが、体の線の細さはあまり変わってこなかった。
しかし、肉付きは当時よりしっかりして、馬の成長は感じた。
同厩のブロードストリートと同じく後方からの競馬。直線では狭い間をこじ開けてきたが、そこからあまり伸びてこなかった。
重賞勝ちがあるので桜花賞出走は可能だが、現状は厳しいかな、という印象。

6着以下では…

6着に敗れたフェイズシフトは連闘で臨んできたが、馬は良いデキをキープしていたように思った。
メンバーを見渡しても見劣りしなかったし。
掲示板に載れなかったのはスピードが少し不足していたからだろう。
条件戦で出てくれば面白い。

7着のマイティースルーはデキ自体は良い部類やった。
しかし、パドックでカウアイレーンが暴れて転倒したのに驚いてこちらも転倒。
少なからずその影響はあったかも知れない。
ブエナビスタの外から良い感じで伸びてきそうだったが、こちらも反応はイマイチだった。
こちらもオークストライアルで巻き返しを期待。

ブエナビスタの圧勝で終わったチューリップ賞。
大きな馬体の成長は見られなかったが、やはり馬の良さはこのメンバーならずば抜けていた。
本番も優勝に一番近い存在なのは間違いないだろう。
その辺の横の比較はまた桜花賞のパドックで見極めていきたい。

フィリーズレビューの回顧はまた明日か明後日に。

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