年が変わってしまいましたが、現場で見たのでラジオNIKKEI杯2歳ステークスの回顧を。
<ラップタイム>
勝ち時計 2:02.1
ハロンタイム 13.0-11.3-12.3-12.3-12.5-13.0-12.5-11.8-11.5-11.9
上り 4F 47.7-3F 35.2
前走の黄菊賞で逃げ切ったマイネルソリストが行くと思ったが、マイネルダイナモが思い切ってハナに立つ。
前半1000mが61秒4と、若干スローペース。
早めにヴィクトリーが抜け出したところを、中団から外に持ち出したフサイチホウオーがまとめて差し切ってゴール。
2着にはヴィクトリー。3着はナムラマース。
勝ったフサイチホウオー。
ちょうど中団、6番手辺りを進む。
直線一気に先団にとりつくと、一気に大外から伸びて来た。
しかしその際、急激に内に斜行。アサクサデンエンとナムラマースの進路を塞いだ。
レース後約20分の審議になったが、結局到達順位通りで確定し勝利。
馬体は出来ていたと思うが、筋肉質であるだけで、ずば抜けて良いのか??と言われれば疑問の残る馬であった。
全体的にまだ課題が多いと思う。
ただ、この内容でも勝てたのだから、現時点でのクラシック戦線ではトップクラスと言っていいだろう。
2着のヴィクトリー。
スタートで少し後手を踏んだ。が、掛かり気味で2番手に上がる。
今回も馬なりに豊がこの馬を導いた。
直線に入って早めに抜け出しを図ったが、最後フサイチホウオーの末脚に屈した。
馬体は新馬戦の時より少し締まっていたとは思ったが、少し脚捌きが硬いように感じた。
前回に比べて気性面の問題は少し解消されたように思う。もう少し解消されれば、クラシックでも十分戦える。
この後は若駒ステークスを予定しているようだ。そこは確勝だろう。
3着はナムラマース。
道中は4番手。
直線はヴィクトリーの外に持ち出して追い出した途端、外から斜行したフサイチホウオーの煽りを受けたアサクサキングスと接触。
しかし、そこから再度伸びて、粘るマイネルソリストを最後交わした。
パドックで一番闊歩良く歩いていたし、馬体も休み明けにしては十分過ぎるくらい出来ていた。
上位2頭よりこの馬の方が私は良く見えた。
直線すぐに伸び切れなかったのは久々の分か。
やはり今年(もう去年)の札幌組のレベルは高いという事を証明したと思う。
本番に向けて準備は出来たと思う。
4着はマイネルソリスト。
今回はマイネルダイナモにハナを譲って、ヴィクトリーと並んで2番手。
直線に入るまで内で我慢。
直線ジワリジワリ伸びていたが、最後ナムラマースにも交わされてしまった。
その辺は上位3頭とは少し差がある。
オープン勝ちがあるので、クラシック路線では少し厳しい感がするが、メンバーが弱くなったGⅢあたりなら勝負出来る。
5着はアサクサキングス。
道中はナムラマースを見る形での5番手。
直線外に持ち出したが、少し伸びあぐねたところに外からフサイチホウオーに進路を塞がれた。
でもこの馬の脚色も少し怪しかったので、到達順位通りになったのも仕方ないのか。
馬体はこの馬なりに出来ていたが、上位3頭とは差があると思う。
この馬もメンバーが弱くなったら、重賞では勝負できそうだが…。
6着以下の馬については、完全に上位とは差があると感じた。
オープンでも足りないと思う。
自己条件に戻ってから狙う方がいいだろう。
内容は朝日杯よりあったと私は思う。
ただ、朝日杯を現場で見ていないので、確かな事は言えないが。
クラシック路線はラジオNIKKEI杯の上位3頭を中心に展開していくだろう。
そう思わせるレース内容であったと思う。
ただ、フサイチホウオーが斜行した件について。
あれは明らかに安勝のミス。
内に馬がいるのに左ムチくれたらそりゃ内に行くやろ。
追い出しのタイミングは丁度良いと思っていたので、あの騎乗は頂けない。
さて、中央競馬は6日から2007年度が始まる。
ディープインパクトが抜けた今年こそ、真価が問われる1年になる。
競馬界が盛り上がることを大いに期待する。
<ラップタイム>
勝ち時計 2:02.1
ハロンタイム 13.0-11.3-12.3-12.3-12.5-13.0-12.5-11.8-11.5-11.9
上り 4F 47.7-3F 35.2
前走の黄菊賞で逃げ切ったマイネルソリストが行くと思ったが、マイネルダイナモが思い切ってハナに立つ。
前半1000mが61秒4と、若干スローペース。
早めにヴィクトリーが抜け出したところを、中団から外に持ち出したフサイチホウオーがまとめて差し切ってゴール。
2着にはヴィクトリー。3着はナムラマース。
勝ったフサイチホウオー。
ちょうど中団、6番手辺りを進む。
直線一気に先団にとりつくと、一気に大外から伸びて来た。
しかしその際、急激に内に斜行。アサクサデンエンとナムラマースの進路を塞いだ。
レース後約20分の審議になったが、結局到達順位通りで確定し勝利。
馬体は出来ていたと思うが、筋肉質であるだけで、ずば抜けて良いのか??と言われれば疑問の残る馬であった。
全体的にまだ課題が多いと思う。
ただ、この内容でも勝てたのだから、現時点でのクラシック戦線ではトップクラスと言っていいだろう。
2着のヴィクトリー。
スタートで少し後手を踏んだ。が、掛かり気味で2番手に上がる。
今回も馬なりに豊がこの馬を導いた。
直線に入って早めに抜け出しを図ったが、最後フサイチホウオーの末脚に屈した。
馬体は新馬戦の時より少し締まっていたとは思ったが、少し脚捌きが硬いように感じた。
前回に比べて気性面の問題は少し解消されたように思う。もう少し解消されれば、クラシックでも十分戦える。
この後は若駒ステークスを予定しているようだ。そこは確勝だろう。
3着はナムラマース。
道中は4番手。
直線はヴィクトリーの外に持ち出して追い出した途端、外から斜行したフサイチホウオーの煽りを受けたアサクサキングスと接触。
しかし、そこから再度伸びて、粘るマイネルソリストを最後交わした。
パドックで一番闊歩良く歩いていたし、馬体も休み明けにしては十分過ぎるくらい出来ていた。
上位2頭よりこの馬の方が私は良く見えた。
直線すぐに伸び切れなかったのは久々の分か。
やはり今年(もう去年)の札幌組のレベルは高いという事を証明したと思う。
本番に向けて準備は出来たと思う。
4着はマイネルソリスト。
今回はマイネルダイナモにハナを譲って、ヴィクトリーと並んで2番手。
直線に入るまで内で我慢。
直線ジワリジワリ伸びていたが、最後ナムラマースにも交わされてしまった。
その辺は上位3頭とは少し差がある。
オープン勝ちがあるので、クラシック路線では少し厳しい感がするが、メンバーが弱くなったGⅢあたりなら勝負出来る。
5着はアサクサキングス。
道中はナムラマースを見る形での5番手。
直線外に持ち出したが、少し伸びあぐねたところに外からフサイチホウオーに進路を塞がれた。
でもこの馬の脚色も少し怪しかったので、到達順位通りになったのも仕方ないのか。
馬体はこの馬なりに出来ていたが、上位3頭とは差があると思う。
この馬もメンバーが弱くなったら、重賞では勝負できそうだが…。
6着以下の馬については、完全に上位とは差があると感じた。
オープンでも足りないと思う。
自己条件に戻ってから狙う方がいいだろう。
内容は朝日杯よりあったと私は思う。
ただ、朝日杯を現場で見ていないので、確かな事は言えないが。
クラシック路線はラジオNIKKEI杯の上位3頭を中心に展開していくだろう。
そう思わせるレース内容であったと思う。
ただ、フサイチホウオーが斜行した件について。
あれは明らかに安勝のミス。
内に馬がいるのに左ムチくれたらそりゃ内に行くやろ。
追い出しのタイミングは丁度良いと思っていたので、あの騎乗は頂けない。
さて、中央競馬は6日から2007年度が始まる。
ディープインパクトが抜けた今年こそ、真価が問われる1年になる。
競馬界が盛り上がることを大いに期待する。
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