INAちゃんのボヤキ★

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フェブラリーステークス回顧

2009-03-09 01:01:22 | 競馬回顧
2週間経ちましたが、今年最初のGⅠレース・フェブラリーステークスの回顧を。


<ラップタイム>
勝ち時計 1:34.6 レコード
ハロンタイム 12.7-10.5-11.9-11.9-11.8-11.3-12.1-12.4
上り 4F 47.6-3F 35.8


カネヒキリ・ヴァーミリアンの一騎打ちムードに、勢いある4歳勢、カジノドライヴ・エスポワールシチーが挑んだこのレース。
前日段階ではカジノドライヴが2番人気になった時間帯もあったが、結局1番人気カネヒキリ、2番人気ヴァーミリアンになった。
大外のフェラーリピサが好スタートを切ったが、大方の予想通り、エスポワールシチーがハナを切る。
2番手にカジノドライヴ、3番手にサクセスブロッケン、カネヒキリが好位4番手の内を進む。
半マイル通過が47秒0と、ほぼ平均ペースでの流れ。
直線に入ってエスポワールシチーが3馬身ほど離して逃げ切りを図る。
2番手からカジノドライヴが持ったままで前に迫る。外からサクセスブロッケン・フェラーリピサ。内からカネヒキリ。
カジノドライヴが先頭に立った直後に、外からサクセスブロッケンが一完歩ずつ迫り、最後はクビ差抜けて優勝。
2着にカジノドライヴ、3着には1番人気のカネヒキリ。
2番人気に支持されたヴァーミリアンは6着に敗れた。

勝ったサクセスブロッケン。
良いスタートを切って、スムーズに好位につける。カジノドライヴのすぐ外、2番手集団。
4角で良い手応え。直線追い出すと一完歩ずつカジノドライヴに迫り、最後はクビ差退けた。
馬体重は前走の川崎記念からプラス7キロの522キロ。
その数字が示すとおり、お腹のラインの巻き上がり具合がマシになっていた。
東京大賞典で見た時同様、デキの良さを示していた。
前3走でカネヒキリ・ヴァーミリアンに差を付けられての負けだったため、6番人気にまで支持が下がっていた。それを覆す快走であった。
この後は一旦放牧し、5月に船橋で行われるかしわ記念に向かうようだ。
1600mならこれからも十分太刀打ち出来る。

2着はカジノドライヴ。
こちらも好スタートからすんなりエスポワールシチーの直後、2番手で競馬を進める。
直線入り口では持ったまま。満を持して前を行くエスポワールシチーを捕まえに行く。
残り100くらいで前を捕らえたが、直後に外から来たサクセスブロッケンに交わされた。
それでもレース内容はほぼ完璧な内容ではなかったか。
馬体は正直、ジャパンカップダートで見た時の方が良かった。
元々このレースに出走出来るかどうか微妙なポジションであったため、急遽仕上げてきたな、という印象を受けた。
それでも2着に来るのだから、この馬の実力が相当あることを十分証明した。
この後は予定通りドバイワールドカップへ。
万全の態勢を取って、世界にどれだけ近付けるか頑張ってもらいたい。

3着はカネヒキリ。
スタートは普通。そこから好位4番手の内を進む。
直線も内から前を捕らえにかかる。内から最後追い上げたが、2着のカジノドライヴに頭差に敗れた。
パドックのデキはまぁ間違いなく1番のデキ。
東京大賞典の時も良いなと思っていたが、それを上回る抜群のデキ。
これで負けたのは展開のアヤくらいしか見当たらない。
この後は一旦リフレッシュ放牧。こちらも船橋のかしわ記念か。
競走馬最多のGⅠ8勝目達成を期待したい。

4着はエスポワールシチー。
スタートはそんなに良くなかったが、大方の予想通りハナを切る。
11秒台のラップを刻んで軽快に逃げ、直線入り口で3馬身ほどのリードを広げる。
逃げ馬にとっては理想的な展開に持ち込んだが、逃げ切るほどGⅠは甘くなかった。
しかし、勝ち馬とはコンマ2秒差。
パドックのデキ自体も見劣りしない良いデキであった。
この後は中山のマーチステークスへ。
GⅠを勝つためにはここは負けられないところ。

5着のフェラーリピサ。
絶好のスタートを切って好位4番手の外につけた。
直線では外に持ち出したが、思った程伸び切れなかった。
パドックではデキの良さはあったが、他馬と見比べると若干見劣ったかな、という印象。
この後は船橋のかしわ記念へ。展開次第ではチャンスあるか。

2番人気に支持されたヴァーミリアンは6着に敗れた。
丁度中団、7番手の真ん中を進み、直線はフェラーリピサの外に持ち出したが、伸びを欠いた。
馬を見た時、腹回りなんかは普通に良かったと思っていた。
が、脚元を見てみるとエクイロクスの塗布範囲が広い上に右前のエクイロクスの上に裂蹄保護テープが。
相当脚が良くなかったのだろう。
そんな状態でも昨年の時計を更新したのは、この馬の実力が高いことの証明だと思う。
とりあえず国内に専念し、復帰は帝王賞あたりか。
実力馬の復活を期待したい。

その他ではバンブーエールやキクノサリーレ、サンライズバッカスなんかも良くなっていた。

サクセスブロッケンの見事な勝利で終わった今年のフェブラリーステークス。
ダイワスカーレットが故障でこのレースを回避したが、入場人員も前年比3割アップしているところを見ると、良いレースだったのだろう。
それにしてもこのレース、東京競馬場が改修されてから、5枠より外のGⅠ連対馬しか勝ち馬が出ていない。
コース特性みたいなものがあるのだろうか。
でも、本当にパドックから見応えのある良いレースやった。

土曜日に見たチューリップ賞の回顧はまた。

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