INAちゃんのボヤキ★

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NHKマイルカップ回顧

2007-05-08 21:42:42 | 競馬回顧
NHKマイルカップの回顧を。

<ラップタイム>
勝ち時計 1:34.3
ハロンタイム 12.1-10.5-11.6-12.0-12.3-11.5-11.7-12.6
上り 4F 48.1-3F 35.8


予想通り、マイネルレーニアとオースミダイドウがハナを主張。
半マイル通過が46秒2と、稍重馬場と直前の大雨を考えればかなり速いペースであったと思う。
混戦が示すように直線でも大激戦になり、ローレルゲレイロが残り200過ぎに抜け出しを図ったが、4角最後方にいたピンクカメオが大外から強襲。
ゴール寸前でローレルゲレイロを交わして優勝。ちなみにピンクカメオは18頭立ての17番人気。
2着には1番人気のローレルゲレイロ、3着には最低人気のムラマサノヨートーが入った。
3連単は重賞での最高配当である973万9870円と大波乱になった。
その他の人気どころでは、2番人気のオースミダイドウが12着、3番人気のアサクサキングスは11着に敗れた。

勝ったピンクカメオ。
好スタートを切ったが、すぐに鞍上の内田博幸が下げた。
道中は中団より少し後ろの12番手辺り。
4角回った時には出すところが無く、最後方にまで下がる。
しかしここから大外に持ち出すと、内田のムチに応え、一気に加速。
もちろんメンバー中最速の上がり3ハロン34秒9で一気に17頭をごぼう抜きしてしまった。
この馬はGⅠになると結果を残せずにいたが、今回は丁度嵌ったのだろう。
桜花賞からここを目標に定めたのは正解だったかも知れない。
この後は中1週でオークスに向かうようだが、牝馬同士では実力を出せずに惨敗しているので、普通に無視で良いだろう。

2着のローレルゲレイロ。
道中は3番手集団の真ん中辺りを進む。
4角でゴールドアグリの外につけ、前をいつでも捕らえられる態勢に。
直線残り300を切った辺りから鞍上の藤田が追い出しを開始。
先頭に立った瞬間、大外からピンクカメオに差されてしまった。
しかし、この馬のベストパフォーマンスは出せたと思う。朝日杯も少しソラを使っていたから、最後まで我慢したのは私個人的に正解やと思うので。
今回も重賞で2着となってしまったが、悲観する内容ではない。
ダービーはどうやろう…個人的には厳しいと思うのだが。

3着はムラマサノヨートー。
道中はピンクカメオの直後、13番手辺りを進む。
直線は外に持ち出そうとしていたが、コースが開かないと見るや、そのまま真っ直ぐ進出を開始。
丁度ローレルゲレイロの直後にいたため、コースが上手く開いてくれた。
よく最後までローレルゲレイロに迫ったが届かず。
抽選を見事にくぐり抜けて、最低人気という評価を見事に覆す結果となった。
この後の、夏の条件戦辺りなら面白い存在になりそうだ。

4着のシベリアンバード。
ピンクカメオのすぐ前、丁度中団の外を進む。
4角回った直後に外が開かないと見て、内にコースを切り替えた。
ローレルゲレイロが少し外にヨレた分、コースが開いて一気に伸びてきた。
一瞬先頭に立ったが、最後は少し脚が止まった感じ。
この馬は前走のニュージーランドトロフィーでも穴人気したが、結局惨敗。
しかし、勝ち馬とそんなに差が無かったことが、今回の好走に繋がったのかも知れない。
この馬も夏の条件戦で狙ってみたい1頭だ。

5着はトーホウレーサー。
ローレルゲレイロの直後、7番手辺りの外を進む。
4角抜群の手応えで直線に向いたが、そこからの伸びが案外やったように思う。
しかし、最後の最後で盛り返したところを見ると、この馬の実力は出せたのではないか。
ひょっとしたら、ローレルゲレイロの位置で競馬をしたかったのかも知れないが、それは結果論なので仕方ない。
これからはマイル路線を中心に使っていくだろうが、牡馬のレベルを考えると、古馬とは少し差があるように思う。

6着以下では…
9着に終わったシャドウストライプ。
道中は最後方。
前走の再現を期待してか、安勝は後方一気の競馬をしたが、ノメってしまったのか、伸びを欠いた。
この馬は元々ダートで実績を挙げてきた馬なので、この後は3歳ダート路線に行った方がいいだろう。

10着に敗れたダイレクトキャッチ。
スタートで後手を踏んだ。道中は後方3番手。
直線大外に回したが、伸びを欠いてしまった。雨の影響はあったにしても物足りない。
これでダービーは出走不可になった。少し期待してみたかっただけに残念。

3番人気のアサクサキングスは11着。
道中は4番手集団の内を進む。
4角の手応えは抜群のように見えたが、直線で全く伸びず。
皐月賞回顧で書いた通り、実力が足りないと見て無印にしたのは正解だった。
賞金的にダービーは問題ないが、完全に無視。

朝日杯以来、5ヶ月ブリの実戦となったオースミダイドウは12着。
好スタートを切った。
抑え切れない感じでスピードに乗っていたが、懸念していた通り、鞍上の岩田が無理矢理抑えたように見えた。
岩田は気性の強い馬に乗せるとまるでダメやなぁ。持ち味殺してまうから。
骨折明け云々の問題じゃなく、乗り役替えないと結果は出ないと思う。
ダービーまで岩田みたいやから、ダービーは普通に無視。

最後に私が本命にしたイクスキューズはブービーの17着。
好スタートを切ったのが災いしたのか、道中ずっと掛かりっ放し。
鞍上の典曰く、4角でもう手応えが無くなったらしい。
中1週続きの強行軍がダメだったのか。今回は実力負けとは思えない。
まぁこれでアメリカンオークス遠征の話は無くなるだろう。
じっくり休養して秋に備えてもらいたい。

レースは混戦が示すとおり、最後まで何が勝つか分からない面白いレースやった。
まぁこの先のオークス・ダービーには繋がらないと考えている。
今回は前年比98.5%の155億円あまりの売上であったが、依然売上減に歯止めが掛からない。
う~ん、今年は去年以上に混戦やったので、馬券的には面白いと思っていたのだが…。残念。
個人的には牝馬>牡馬という戦力分析が出来て、ピンクカメオを単穴評価しておきながら、馬券的に上手く組めずにハズレ。
この辺は大いに反省しないといけない。次のヴィクトリアマイルに上手く活かせればいいなと思う。

現場で見た、兵庫チャンピオンシップ・京都新聞杯の回顧はまた後日書きます。

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