愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

アベ政権の「前例踏襲で事を進める」としている皇位継承の中核儀式「即位礼正殿の儀」=即位の儀式を機会に憲法を守る・主権者に寄り添う・平和を祈ると語った二人の天皇の意思を主権者は無にすることはできない!

2019-06-22 | 天皇制

天皇の地位は主権者である国民の総意に基づく

内閣の助言と承認が必要な国事行為に責任を負うのは内閣であるならば

主権者国民の総意を尊重すべし!

今や天皇と、その制度は、主権者国民の意思にかかっている!

政権の身勝手な意思は排除されるべき!

  北海道新聞 即位の儀式/憲法上の議論が足りぬ 2019/6/22

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皇位継承の中核儀式として10月に行われる「即位礼正殿の儀」について、政府が概要を決めた。  天皇陛下が天孫降臨神話に由来する玉座「高御座(たかみくら)」からお言葉を述べ、首相が万歳三唱をする。  新憲法下で初めて実施された前回、国民主権や政教分離の原則に照らして疑義があるとの指摘が少なからずあった。問題を提起する司法判断も出ている。  にもかかわらず、政府が憲法上の議論を尽くした形跡は見当たらない。前例踏襲で事を進めようとしているのは理解に苦しむ。  天皇の地位は主権者である国民の総意に基づく。  儀式までには、なお時間が残されている。政府は国民の声に耳を傾けながら、現代にふさわしい儀式のあり方を探っていかなければならない。  1990年の前回、天皇のお言葉は首相より一段高い位置から発せられ、国民の代表を見下ろす形となった。皇位の証し「三種の神器」の一部である剣と璽(じ)(勾玉(まがたま))も置かれていた。  政府は憲法上の問題はクリアされているとの立場で、「今回も基本的な考え方や内容は踏襲されるべきだ」という見解を示す。  伝統の継承を重視したのだろうが、前回の儀式を巡る大阪高裁判決を思い起こす必要がある。  高御座などの使用について宗教的な要素を払拭(ふっしょく)していないと指摘し、確定している。国民主権の観点から、天皇と首相の位置関係を疑問視し、見直しを求める意見も法学者の間に根強い。  政府は、代替わりに関する儀式の多くについて、内閣の助言と承認が必要な国事行為として実施する方針だ。  国事行為とする以上、とりわけ政教分離原則や国民主権との食い違いが生じることはあってはならない。儀式の性格に曖昧さが残る事態は避けるべきだ。  5月に行われた「剣璽等承継の儀」では、出席皇族は成年の男性に限られ、女性皇族の姿は見られなかった。  政府が出席に後ろ向きだったのは、女性・女系天皇や女性宮家創設などの議論に発展するのを警戒したためとみる向きもある。「新しい皇室」や男女平等にそぐわないのではないか。  象徴天皇制のもとで執り行われる儀式は、国民の理解や協力があってこそ成り立つ。  政府には時代に即した不断の検討が求められよう。改めるべき点は改める柔軟な姿勢が必要だ。(引用ここまで)


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