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愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

読売は満州事変にあたって臣民に与えた勅語にある侵略正当化思想を否定せずして未来を語るな!

2015-08-18 | 安倍談話

侵略戦争正当化論を清算していない安倍談話浮き彫りに!

1932年1月8日『関東軍に賜りたる勅語』を直視せよ!

戦後70年談話/歴史の教訓胸に未来を拓こう   2015/8/15 4:00
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150815-OYT1T50003.html

 ◆反省とお詫びの気持ち示した◆

先の大戦への反省を踏まえつつ、新たな日本の針路を明確に示したと前向きに評価できよう。戦後70年の安倍首相談話が閣議決定された。談話は、日本の行動を世界に発信する重要な意味を持つ。未来を語るうえで、歴史認識をきちんと提示することが、日本への国際社会の信頼と期待を高める。首相談話には、キーワードである「侵略」が明記された。

 ◆「侵略」明確化は妥当だ

「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」との表現である。「先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓った」とも記している。首相が「侵略」を明確に認めたのは重要である。戦後50年の村山談話、戦後60年の小泉談話の見解を引き継いだものだ。

1931年の満州事変以後の旧日本軍の行動は侵略そのものである。自衛以外の戦争を禁じた28年の不戦条約にも違反する。特に、31年10月の関東軍による中国東北部・錦州攻撃は、民間人に対する無差別・無警告の空爆であり、ハーグ陸戦規則に反する。空爆は、上海、南京、重慶へと対象を拡大し、非戦闘員の死者を飛躍的に増大させた。一部の軍人の独走を許し、悲惨な戦争の発端を日本が作ったことを忘れてはなるまい。

ここに有識者懇談会・安倍談話・読売などのゴマカシ・デタラメ・大ウソが浮き彫りになります。

「一部の軍人の独走」論です。大ウソです。以下をご覧ください。天皇は「自衛の必要上」「東洋平和の基礎を確立し、「朕が信奇(人偏)に對へんことを期せよ」と「勅語」を与えているのです。

この天皇の勅語の誤りを認めたことの意味について、読売も、有識者懇談会も、安倍首相も沈黙です。黙殺です。「キーワードだけ入れておけ!」という安倍政権の思惑が浮き彫りになります!

山田朗「満洲事変と昭和天皇」

 https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/1524/1/sundaishigaku_108_(61).pdf

関東軍へ勅語(昭和7年1月8日)

曩ニ満洲ニ於テ事変ノ勃発スルヤ、自衛ノ必要上、関東軍ノ将兵ハ、果断神速、寡克ク衆ヲ制シ速ニ之ヲ芟討セリ。爾来艱苦ヲ凌キ祁寒ニ堪ヘ、各地ニ蜂起セル匪賊ヲ掃蕩シ、克ク警備ノ任ヲ完ウシ、或ハ嫩江・斎々哈爾地方ニ、或ハ遼西、錦州地方ニ氷雪ヲ衝キ、勇戦力闘、以テ其ノ禍根ヲ抜キテ、皇軍ノ威武ヲ中外ニ宣揚セリ。朕深ク其ノ忠烈ヲ嘉ス。汝将兵、益々堅忍自重、以テ東洋平和ノ基礎ヲ確立シ、朕カ信倚ニ対ヘムコトヲ期セヨ。

首相は記者会見で、「政治は歴史に謙虚でなければならない。政治的、外交的意図によって歴史が歪(ゆが)められるようなことは決してあってはならない」と語った。的を射た発言である。

「侵略」の客観的事実を認めることは、自虐史観ではないし、日本を貶(おとし)めることにもならない。むしろ国際社会の信頼を高め、「歴史修正主義」といった一部の疑念を晴らすことにもなろう。

談話では、「植民地支配」について、「永遠に訣別(けつべつ)し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない」という表現で触れた。

談話は、国内外で犠牲になった人々に対し、「深く頭(こうべ)を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫(えいごう)の、哀悼の誠を捧(ささ)げる」と記した。

ドイツ首脳の言葉を一部踏襲したもので、村山談話などの「お詫(わ)び」に相当する表現だ。首相の真剣な気持ちが十分に伝わる。

談話は、日本が先の大戦について「痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた」として、村山談話などの見解に改めて言及した。さらに、「こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないもの」と明記している。

言葉は躍っても、満州事変にまで至る経過と、満州事変に対する評価が誤っていたことの意味にまで言及していないことは、「誠の気持ち」が欠落していることを浮き彫りにしています。

 ◆女性の人権を尊重せよ

今回の表現では納得しない一部の近隣諸国もあろう。それでも、反省やお詫びに触れなくていい、ということにはなるまい。

「戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません」という談話では、被害者は納得できないのは当然です。それは主語が曖昧だからです。誰が何のために国際法に違反して「女性たち」の「深く名誉と尊厳」を傷つけたのか!曖昧だからです。他人事です。ここに先の「一部の軍人の独走」論と同じ主客転倒と本質が隠ぺいされていることが浮き彫りになります。

欧米諸国を含む国際社会全体に向けて、現在の日本の考え方を発信し、理解を広げることこそが大切な作業である。

その意味で、安倍談話が、戦後の日本に手を差し伸べた欧米や中国などに対する感謝の念を表明したことは妥当だろう。

「戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続ける」との表現は、慰安婦を念頭に置いたもので、韓国への配慮だ。

談話が表明したように、「21世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードする」ことが、今、日本に求められている。

談話は、戦争とは何の関わりのない世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」とも強調している。

この問題に一定の区切りをつけて、子々孫々にまで謝罪行為を強いられないようにすることが大切である。中国や韓国にも、理解と自制を求めたい。

 ◆次世代の謝罪避けたい

首相は記者会見で、談話について「できるだけ多くの国民と共有できることを心掛けた」と語った。歴史認識を巡る様々な考えは、今回の談話で国内的にはかなり整理、集約できたと言えよう。

談話は、日本が今後進む方向性に関して、「国際秩序への挑戦者となってしまった過去」を胸に刻みつつ、自由、民主主義、人権といった価値を揺るぎないものとして堅持する、と誓った。「積極的平和主義」を掲げ、世界の平和と繁栄に貢献することが欠かせない。こうした日本の姿勢は、欧米や東南アジアの諸国から幅広く支持されている。「歴史の声」に耳を傾けつつ、日本の将来を切り拓(ひら)きたい。2015年08月15日03時02分 Copyright©TheYomiuriShimbun引用ここまで

「次世代の謝罪避けたい」のであれば、「深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げる」などという情緒言葉を散りばめるのではなく、また「政治は歴史に謙虚でなければならない。政治的、外交的意図によって歴史が歪められるようなことは決してあってはならない」というのであれば、「一部の軍人の独走を許し、悲惨な戦争の発端を日本が作った」などという誤った歴史観を清算することです。

しかも、「自由、民主主義、人権といった価値」「積極的平和主義」という対中脅威と敵視論に立つのではなく、憲法平和主義を活かした国際協調主義に立つべきです。満州事変にあたって、天皇が「東洋平和」を掲げていたことを忘れることはできません。安倍談話が、このことを隠ぺいして、いくら「美しい言葉」を散りばめても、行動が伴ってはじめて、国際社会が信頼するのだということを強調しておきます。


日本軍国主義の加害責任を分析研究することなく被害者に自制を求める傲慢読売の意図浮き彫りに!

2015-08-18 | 安倍談話

加害者と被疑者の本格的な関係改善には、

被害者が歴史問題の政治利用を自制することが肝要か?!

70年談話反応/中韓の批判は抑制気味だが   2015/8/16 4:00
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150815-OYT1T50132.html

安倍首相が発表した戦後70年談話について、韓国と中国は表立った批判を控えている。日本との本格的な関係改善には、両国が歴史問題の政治利用を自制することが肝要だ。

ここに傲慢無礼ぶりが浮き彫りになります!

中韓が歴史問題の政治利用を自制することが日本との本格的な関係改善に肝要だ」!何様だと思っているのか!どっちが加害者で、どっちが被害者なのか!

韓国の朴槿恵大統領は、日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」式典で演説した。安倍談話について、「残念な部分が少なくない」と不満を表明したが、露骨な非難は避けた。朴氏は、安倍談話発表に先立ち、「植民地支配と侵略」をお詫(わ)びした村山談話など「歴代内閣の歴史認識の再確認」を求めていた。安倍談話がこうした要求を満たしたと受け止めたのだろうか。ただ、日韓関係の修復は、楽観を許さない。最大の障害は、慰安婦問題で朴氏が日本に一方的な譲歩を求め、安倍首相との会談を拒んでいることである。

「朴氏が日本に一方的な譲歩を求め、安倍首相との会談を拒んでいることである」との認識は意図的姑息、扇動的です。「日本に」ではありません!日本の偏狭なナショナリズムを扇動する意図が浮き彫りです。「安倍政権に」求めているのです。「日本」ではありません!朴氏の背後には、安倍首相や読売同様、国民がいるのです。全く政治的です。

演説でも、「特に慰安婦問題を早期に適切に解決することを願っている」と述べただけで、具体策には言及しなかった。朴氏は「困難が多く残っているが、新しい未来に共に進むべき時だ」と語った。そうならば、頑(かたく)なな姿勢から改めるべきだろう。

ここにも植民地支配とそれ以前の傲慢無礼な歴史について隠ぺいする意図が浮き彫りです。それは、

1875年の江華島事件と翌年の日朝修好条規調印から1910年の「韓国併合」の植民地化までの歴史、そして1945年までの植民地政策、そして国交回復を実現した日韓基本条約調印の1965年まで、さらには今日まで50年と、植民地までの35年、植民地の35年、国交回復までの20年と、国交回復後の50年、それらを連続したものとしてどのように位置付けるのか!

別の視点から言えば、江戸時代の朝鮮通信使、正確には1607年回答兼刷還使から1811年までの、204年12回の朝鮮通信使の歴史と比較しておくことが肝要です。歴史の偽造・修正は認められません!日本国民として恥ずかしいかぎりです!

朝鮮通信使 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E9%80%9A%E4%BF%A1%E4%BD%BF

談話と有識者懇談会の報告者では、西洋諸国を中心とした国々が何をしたか。以下のように述べられています。

談話

年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。(引用ここまで

有識者懇談会報告書

世界史上、多くの時代で世界最大の国であり、1830年ころにも世界最大の経済大国だった中国が英国に、しかもアヘン戦争という極めて非道な戦争に敗北してしまったということは、この技術格差の拡大を示す世界史的な大事件だった。この技術格差を前提に、西洋諸国を中心とする植民地化は世界を覆った。アジアにおいては、植民地化を免れようと近代化を遂げた日本が日清戦争に勝利して台湾を植民地とし1895年)、アジアに縁の薄かったドイツも、宣教師が殺されたことを理由に、膠州湾を租借して山東省を勢力圏とし(1898年)、さらに、もともと植民地から独立し、それゆえに植民地に反対することが多かった米国も、米西戦争に勝利してフィリピンを植民地として領有することになった1898年)。(引用ここまで

全くゴマカシ・スリカエ・デタラメ・大ウソであることが浮き彫りになります。主客転倒・身勝手・責任逃れこのような歴史認識が、何をもたらすか、一目瞭然です。

中国外務省の報道官も安倍談話に関して、「日本は当然、被害国の国民に真摯(しんし)に謝罪し、軍国主義の侵略の歴史を断ち切るべきだ。いかなるごまかしもしてはならない」と注文を付けた。

安倍談話には、内外の犠牲者の前に、「深く頭(こうべ)を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫(えいごう)の、哀悼の誠を捧(ささ)げる」とある。これでもさらに謝罪を求めるのだろうか。談話は、中国の人々が寛容な心で日本との和解に力を尽くしたとして、「心からの感謝の気持ち」を表明した。習近平政権は、安倍首相が発したメッセージをきちんと受け止めなければならない。

これも、同様です!何様だと思っているのか!です。「これでもさらに謝罪を求めるのだろうか」と、これまた日本の偏狭なナショナリズムを扇動する意図が浮き彫りになります!

非人道的行為には時効は適用されない!これが国際社会の常識です。読売の言葉の奥にある思想は、このような国際社会の常識を隠ぺいして、人間としての常識的な考えをすら否定する傲慢無礼思想そのものです。

これは犯罪者が、犯罪被害者に対して、同じような言葉を発した場合、許されることでしょうか。読売は自分の胸に手を当ててじっと考えてみるべきです。

しかも、読売は、「内外の犠牲者の前に」と、ここでもゴマカシています。それは以下の点です。言葉は躍っていますが、日本の天皇制政府は創りだした「内外の犠牲者」の要因について、取り上げていません!

「国内外に斃れた」のではなく殺されたのである!

しかも、誰に!

たお・れる たふれる [3] 【倒れる】

http://www.weblio.jp/content/%E6%96%83%E3%82%8C%E3%82%8B

「日本軍国主義によって斃れた国内外のすべての人々の命」

「日本軍国主義によって奪われたすべての人々の財産」

主語を曖昧にしている思想の奥にあるものは何か!

求められているのは

情緒的作文ではなく真実を語る誠意ある人間だな!

戦後70年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。先の大戦では、300万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。(引用ここまで

戦争・植民地責任を欧米諸国の責任にスリカエている!

この戦争は、1,000万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。
当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。(引用ここまで

一方、米国家安全保障会議(NSC)の報道官は「日本がもたらした被害への深い反省と、歴史に関する過去の政権の談話を継承するとの約束を表明した」との声明を出し、安倍談話を歓迎した。

侵略戦争である大東亜戦争を「ABCD包囲網」作戦の、『自存自衛』論を使って正当化する読売は自身の思想である「植民地経済を巻き込んだ」世界恐慌と「経済のブロック化を進め」た「欧米諸国」と、韓国・中国の立場が根本的に異なることを隠ぺいしています。

それは、「何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を」「与えた」「我が国」の「事実。「進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行」った「国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった」点を曖昧に、隠ぺいしているところに浮き彫りです。それは、以下の理由があるからです。

声明は「国際社会の平和と繁栄に向けた貢献を拡大するとの日本の決意を首相が保証したことも評価する」とも強調した。日本は米国と緊密に連携し、「積極的平和主義」を具体化したい。安倍談話が米国や豪州など海外から高い評価を得たのは、歴代内閣の歴史認識を継承したことが大きい。日本は、これを踏まえ、今秋のアジア太平洋経済協力会議(APEC)などで、積極的な首脳外交を展開すべきだ。2015年08月16日03時12分 Copyright©TheYomiuriShimbun引用ここまで

明治期、ロシアの「脅威」に対して締結した「日英同盟」を元に引き起こした日清日露戦争、そして日露戦争後のアメリカの「脅威」に対して締結した「日露協約」。世界恐慌後に欧米諸国の「脅威」に対抗して締結した日独伊「三国同盟」という軍事同盟が、何をもたらしたのか!歴史は雄弁に物語っています。

その反省をすることなく、戦後の日米軍事同盟を、「集団的自衛権」の名の下に、アメリカやソ連の国際法違反の侵略戦争の失敗を反省し教訓化することなく、今度はまさに地球儀を俯瞰して、「米国や豪州や海外」にまで、その対象国をそのまま拡大しているのです。

これは形は違っても思想は全く同じです。これでは不戦条約を締結したにもかかわらず失敗した事例を正当化する思想と同じです。断じて容認することはできません!

侵略戦争を否定し反省して制定された憲法を否定するのではなく憲法平和主義を活かす!これしかありません!