愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

コントロールできていない原発の脅威に無策な安倍首相が尖閣の脅威を煽り外交の無策を大暴露!

2013-09-12 | 東京五輪

自衛隊員を前にして訓示した安倍首相の内容を読んで笑ってしまいました。フクシマの脅威にはダンマリです。むしろ大ウソを語ったことが、ますます明らかになってきました。早晩批判で頭を抱えることになるでしょうね。安倍サン! 

ところで、尖閣にしても、石原前都知事の挑発に端を発して、起こった問題であることを忘れてはなりません。これによって被害を受けた業者は、石原氏に賠償責任を追及すべきでしょう。 

また安倍首相の歴史認識問題が、尖閣問題を拡大しました。こうした問題を口実に、中国と国民の諸行動があることを、まず見ておかなければなりません。日本から話し合いのできない状況をつくっておいて、中国の責任に転嫁。日中貿易で生み出す巨大な利益・国益を減ずる無策を演じている安倍首相です。外交努力を駆使していれば、尖閣の問題は解決できる問題です。それを放置しておいて、戦後レジームから脱却路線に組み込まれていくのは、大変危険なことです。

中国に尖閣問題を認めさせるためには、まず話し合いです。これなくして解決は有り得ないし、日中関係の発展は有り得ないでしょう。両国の発展の有り得ないでしょう。 

では、安倍首相の言葉は、いつも抽象的で、非現実的で、美辞麗句で、言葉が躍っているのです。いつも笑っちゃいます。この大見得と大ウソを検証してみます。以下の記事をご覧ください。 

現実を直視した安全保障政策の立て直しを進めている。意志の力で必ずや実行していく」「現実とかけ離れた建前論に終始し、現場の自衛隊員にしわ寄せを押し付けることはあってはならない。日米安保体制の抑止力を高めるためにも、われわれはさらなる役割を果たしていかねばならない 

この言葉を変えてみます。

現実を直視したゲンパツ安全保障政策の立て直しを進めている。意志の力で必ずや実行していく」「現実とかけ離れた建前論に終始し、現場のゲンパツ作業員にしわ寄せを押し付けることはあってはならない。ゲンパツの脅威を無視してきた安全神話に対する抑止力を高めるためにも、われわれはさらなる役割を果たしていかねばならない

 我が国の主権に対する相次ぐ挑発」がいつから始まったか、安倍首相もマスコミも検証すべきでしょう。「我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す現実から目を背けることはできない」という言葉も、話し合いの機会を奪った責任を曖昧にしている安倍首相にあることを検証すべきです。それにしても、最後の言葉は、「我が国を取り巻くゲンパツ安全保障環境が厳しさを増す現実から目を背けることはできない」と、安倍首相自身に向けていかなければならないことです。この言葉は、そういう意味で、安倍首相自身にむけられなければなりません。 

マスコミの追及の甘さには辟易、ウンザリです。

「安保政策立て直す」安倍総理が自衛隊幹部前に訓示 (09/12 11:51)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000012258.html

安倍総理大臣は、自衛隊の幹部を前に訓示し、集団的自衛権の行使に向けた議論を進めていくことなどを強調しました。 安倍総理大臣:「現実とかけ離れた建前論に終始し、そのしわ寄せを現場の自衛隊員に押しつけるようなことはあってはならない
 安倍総理は「現実を直視した安全保障政策の立て直しを進めていく」と述べ、日本版NSC=米国家安全保障会議の早期設立や、集団的自衛権の憲法解釈見直しに向けた議論を積極的に進めていく姿勢を強調しました。12日午後には、外交・防衛政策の基本となる国家安全保障戦略を議論する有識者会議の初会合が安倍総理も出席して開かれます。(引用ここまで 

集団自衛権容認へ決意=安倍首相、自衛隊幹部に訓示 (2013/09/12-11:53)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013091200375

自衛隊高級幹部会同で訓示する安倍晋三首相=12日午前、東京都新宿区の防衛省

 安倍晋三首相は12日午前、防衛省で開かれた自衛隊高級幹部会同で訓示し、集団的自衛権の行使容認に向けた取り組みなどを念頭に「現実を直視した安全保障政策の立て直しを進めている。意志の力で必ずや実行していく」と決意を表明した。 首相は「現実とかけ離れた建前論に終始し、現場の自衛隊員にしわ寄せを押し付けることはあってはならない。日米安保体制の抑止力を高めるためにも、われわれはさらなる役割を果たしていかねばならない」と強調。政府の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)などを通じ、あるべき姿を追求する考えを示した。会同には小野寺五典防衛相、西正典事務次官、岩崎茂統合幕僚長をはじめ、陸海空各自衛隊幹部ら計約180人が出席した。(引用ここまで)  

首相訓示「主権への挑発、目を背けられない」  (12 :00 ) (2013年9月12日12時00分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130912-OYT1T00558.htm?from=main1

自衛隊高級幹部会合の前に栄誉礼・儀仗を受ける安倍首相(12日午前、防衛省で)=関口寛人撮影

 安倍首相は12日午前、防衛省幹部や自衛隊の指揮官が一堂に会する自衛隊高級幹部会同で、「我が国の主権に対する相次ぐ挑発、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す現実から目を背けることはできない」と訓示した。 沖縄県の尖閣諸島周辺での中国による挑発行為や、北朝鮮の核・ミサイル開発などが念頭にあるとみられ、尖閣諸島を含む南西地域の防衛体制強化に取り組む考えも強調した。 首相は、国家安全保障会議(日本版NSC)を創設し、「官邸における外交・安全保障政策の司令塔機能を強化する」と述べた。 政府の外交・安全保障政策の包括的指針となる「国家安全保障戦略」や、新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)の策定を通じて、安全保障政策を強化していくことにも意欲を示した。(引用ここまで 

以上のような日本語をマスコミが垂れ流すことの意味を吟味しながら、邪論を吐いていく意味は大きいと思っております。その点で愛国者の邪論の立場はハッキリ・スッキリしています。 

それでは、以下、尖閣の脅威を煽るくせに、話し合いで解決することに力を注がず、軍事力の強化と憲法改悪の方向だけには熱心な安倍首相ですが、一番肝心なゲンパツの脅威は無視をして、対策も無策の証拠を掲載しておきます。 

本来であれば「国内公約」を早く発表しなければならなかったのですが、ゴルフに興じていましたので、五輪東京招致直前に帳尻を合わせたのですが、その延長線上にあった「公約」をマスコミが「国際公約」などとゴマカシた、その「公約」も、早晩破綻することでしょう。ますます退陣を求めていかなければなりませんね。 

安倍首相が目を見開いて見なければならない現実は、これだ! 

トリチウム濃度15倍に=タンク北6.4万ベクレル-地下水放出で遮断策・福島第1(2013/09/11-20:57)

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091100842

 東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は11日、漏れたタンクの北側に掘った観測用井戸で10日に採取した水から、放射性物質のトリチウムを1リットル当たり6万4000ベクレル検出したと発表した。8日採取の4200ベクレルの約15倍に急上昇し、法律上海に流せる限度の同6万ベクレルを上回った。
 この井戸を掘る際に土を分析したところ、地面の2.5~4メートル下で、最大で毎時0.09ミリシーベルトの放射線量を検出。東電福島復興本社(福島県楢葉町)で記者会見した相沢善吾副社長は「漏れた汚染水が浸透した可能性はある。地下水の流れを追跡し、必要なら対策を取る」と述べた。 同じ井戸で9日に採取した水からは、トリチウムが同2万9000ベクレル検出された。トリチウム以外のベータ線を出す放射性物質は8日採取分の3200ベクレルから低下し、9日分は1900ベクレル、10日分は2000ベクレルだった。 この井戸は、汚染水が漏れたタンクの北約15メートルにある。第1原発の地下では山側から海側に向かって地下水が流れており、東電はタンクから約100メートル海側に井戸を掘り、地下水が原子炉建屋で汚染される前にくみ上げて海に流し、汚染水を減らす計画を立てている。 相沢副社長は「汚染された地下水がくみ上げ井戸の方に行くことがあれば、遮断などの対策を確実に取りたい」と述べ、地下水放出計画への影響を防ぐ考えを示した。(引用ここまで 

今度は高濃度のトリチウムを検出 福島第一原発  (09/12 11:47)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000012254.html

福島第一原発で汚染水がタンクから漏れた問題で、またしても高濃度の放射性物質が検出されました。タンクのそばにある井戸の地下水からは、8日にストロンチウムが1リットルあたり3200ベクレル、トリチウムが4200ベクレル検出されていましたが、その2日後には、トリチウムの濃度が15倍の6万4000ベクレルに急上昇していました。 高い濃度の放射性物質が相次いで出ているのは、問題のタンクから約20メートル北側で掘った観測用の井戸の地下水です。10日に出たトリチウムの濃度、1リットルあたり6万4000ベクレルという値は、海に放出する時の水1リットルに含まれる濃度の上限である6万ベクレルを超えています。また、この井戸のそばには排水溝があり、雨水などが海に直接流れています。この水を11日に調べた結果、ストロンチウムを含む放射性物質が1リットルあたり220ベクレルと、ここでも1日前に比べて10倍に跳ね上がっています。東京電力は、タンク周辺で観測用の井戸を増やし、地下水の汚染の状況を調べることにしています。また、原子力規制委員会は12日と13日に専門家を交えた会議を開き、汚染水の対策と海の汚染状況を把握することにしています。引用ここまで

先が見えない避難生活…事故から2年半 怒り不安が (09/12 11:48)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000012255.html

 福島の避難住民からは、原発の現状に対して怒りや不安の声が聞かれました。 双葉町の住民:「東電のずさんさがやはり、ああいう形になった」 大熊町の住民:「収拾はつかないのではないか。いくらやっても今、研究している段階で。だから、いつになれば収拾できるか分からないと思う」「原発で働いている作業員たちは一生懸命やっているとは思うけれど、なかなか前に進んでいないのではないかということは思います」 2年半の間に避難区域の再編は終わったものの、今も約8万4000人に避難指示が出ています。(引用ここまで