confettiというのはconfettoの複数形ですが、イタリアでお祝いのときに配られるお砂糖でコーティングをされたお菓子のことです。どこかで金平糖の名前はポルトガル語のconfeitoから来ていると読んだ記憶がありますが、ポルトガルのお菓子もやはり似たような砂糖菓子なんでしょうか。日本の金平糖も砂糖菓子ですよね。このイタリアのconfettoは見かけは、お砂糖でコーティングされたチョコレートや飴のような感じです。例えばM&Mチョコとか、メントスみたいな感じでしょうか。(最近日本に出回っているお菓子はよくわかりません。)
こちらは少し前に書きました金婚式でもらったconfettiです。金婚式ですから、金色のが必ず混じっていて(写真のは金紙で包まれたのがありますね)、ラッピングやリボンなども金色のことが多いです。
詳しくは知りませんが、お祝いによって色が決まっているようです。
私がもらった経験のあるものでは、
結婚式:白
金婚式:金
卒業式:赤
男の子の初聖体(カトリックのお祝い、日本の七五三のようなものだなあと思いました):青
女の子の初聖体:ピンク
というわけで、銀婚式はもちろん銀でしょうし、男の子の誕生・受洗式は青でしょうし、女の子の場合はピンクとなるでしょう。
うちにもいくつかもらったものがありますが、きれいでもったいないのでそのまま飾っておいたら、今は埃まみれという状態。もちろん食べていいわけですが、賞味期限も書かれていないし、今更埃をはらって食べるのもなんですからね。
日本研究で論文をかいて大学院を卒業したイタリア人の友人が、卒業祝いに配ったというconfettiを先日いただきました。彼女の論文は近代日本のファッションの変遷なんたらで、日本で買ってきた和風の布で袋を作り、その中にconfettiを入れていました。藍色と白の縞模様の布で、なかなか素敵なアイデアでした。中にはちゃんと赤のconfettiが入っていて、カタカナで書かれた彼女の名前入り。
さて、タイトルの話題に移ります。この夏、私たちはアブルッツォ州を旅行しました。(少し前に聖エウスタッキオの話のところでも触れました。)車で行ったので、泊まっていたScannoとう町の周辺の小さな町なども訪ねました。その中にSulmonaという町がありました。この町はこのconfettiの生産地でイタリア人なら誰でも知っているといような有名な町です。15世紀から作られてきました。
うまく撮れていませんが、ここはその老舗店。工場と博物館が併設されています。Pelinoのconfettiは特に知られているようです。歴史は遡ること18世紀後半の1783年こにこのPelino社は創設されたようです。歴史がありますね。
併設の博物館
confettiで作られてます。全く芸術作品ですね。
現在の工場
Sulmonaはこのconfettiだけのような小さい町ですが、町中に美しいconfettiのお店があってそれを見て回るのも楽しいです。
後で調べてわかったことですが、古代ローマの詩人オウィディウスの生誕の地でもあるようです。
花屋さんではありません。みんなconfettiでできています。食べるのか飾りなのかそこが疑問です。
今たまたま見つけたのですが、婚約祝いと18歳の誕生日のconfettiは緑だそうです。
金平糖を日本にもたらしたポルトガルにも同じような習慣があるのかな。ご存じな方教えてください。
こちらは少し前に書きました金婚式でもらったconfettiです。金婚式ですから、金色のが必ず混じっていて(写真のは金紙で包まれたのがありますね)、ラッピングやリボンなども金色のことが多いです。
詳しくは知りませんが、お祝いによって色が決まっているようです。
私がもらった経験のあるものでは、
結婚式:白
金婚式:金
卒業式:赤
男の子の初聖体(カトリックのお祝い、日本の七五三のようなものだなあと思いました):青
女の子の初聖体:ピンク
というわけで、銀婚式はもちろん銀でしょうし、男の子の誕生・受洗式は青でしょうし、女の子の場合はピンクとなるでしょう。
うちにもいくつかもらったものがありますが、きれいでもったいないのでそのまま飾っておいたら、今は埃まみれという状態。もちろん食べていいわけですが、賞味期限も書かれていないし、今更埃をはらって食べるのもなんですからね。
日本研究で論文をかいて大学院を卒業したイタリア人の友人が、卒業祝いに配ったというconfettiを先日いただきました。彼女の論文は近代日本のファッションの変遷なんたらで、日本で買ってきた和風の布で袋を作り、その中にconfettiを入れていました。藍色と白の縞模様の布で、なかなか素敵なアイデアでした。中にはちゃんと赤のconfettiが入っていて、カタカナで書かれた彼女の名前入り。
さて、タイトルの話題に移ります。この夏、私たちはアブルッツォ州を旅行しました。(少し前に聖エウスタッキオの話のところでも触れました。)車で行ったので、泊まっていたScannoとう町の周辺の小さな町なども訪ねました。その中にSulmonaという町がありました。この町はこのconfettiの生産地でイタリア人なら誰でも知っているといような有名な町です。15世紀から作られてきました。
うまく撮れていませんが、ここはその老舗店。工場と博物館が併設されています。Pelinoのconfettiは特に知られているようです。歴史は遡ること18世紀後半の1783年こにこのPelino社は創設されたようです。歴史がありますね。
併設の博物館
confettiで作られてます。全く芸術作品ですね。
現在の工場
Sulmonaはこのconfettiだけのような小さい町ですが、町中に美しいconfettiのお店があってそれを見て回るのも楽しいです。
後で調べてわかったことですが、古代ローマの詩人オウィディウスの生誕の地でもあるようです。
花屋さんではありません。みんなconfettiでできています。食べるのか飾りなのかそこが疑問です。
今たまたま見つけたのですが、婚約祝いと18歳の誕生日のconfettiは緑だそうです。
金平糖を日本にもたらしたポルトガルにも同じような習慣があるのかな。ご存じな方教えてください。