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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

春の雪の日に

2014年02月08日 13時59分48秒 | 日記
母の三回忌を心静かに迎えたいという思いはかなわなかった。
新幹線に乗らなければいけないのだけれど、ここを離れるとネットがつながらないし、
部屋を出る時不安におそわれるので、なかなか出られないでいる。


年始早々に始まり一方的に振り回されてきたことの意味が、最後に行くべき所に行ってようやくわかった。
人を要らないとなれば雇用形態に関わらず、だいたいこういうものだそうだ。
本当に真実を知ろうとしたら、残念ながら裁判を起こすしか方法はない。


いろいろと調べた。相談にいった。もういいやとひこうとしていたところを、ほんのわずかのタイミングで、もう少しがんばってみたらと後押しをしてくれた人たちがいてふんばることができた。心ある人に出会うこともできた。たくさんのことを学んだし、社会に向けて発信すべきことがたくさんある。無駄ではなかったと思う。


間違ったレールの上を走り始めてしまって、間違っていることに気づいた時には後戻りできない。そのまま走り続けようとしている。どこかで脱線するのではないか・・・。
自分はその列車から降りなければならない。やれることはだいたいやった。


ただ長くいて慣れ親しんだ人たちが惜しんでくれるので、気持ちの切り替えまでにはまだまだ苦しい。


人にあったかい、数字だけじゃない、私を本当に必要としてくれる所はあるのだろうか。
考え続ける。具体的にはまだ描けない。ただ考えているだけだ。

感情のマクドナルド化

2014年02月02日 21時52分36秒 | 感情のマクドナルド化
 まず興味を引くのは、「感情のマクドナルド化」という基本的テーゼである。
もともとはG・リッツアーの「社会のマクドナルド化」という発想を援用したものだ。
モスクワ・北京と世界中に展開されるマクドナルド、それはただのハンバーガー・チェーンではなく、ちょうど今世紀の初頭にフォードが新たな生産モデルを世界中にタレ流したように、今度はマクドナルドが「標準化され、合理的かつ冷静沈着に、効率的に、ものごとをなす」やり方というものを、ただ食べるという行為にとどまらず、世界にむけて普及させているのである。

岡原正幸『ホモ・アフェクトス-感情社会学的に自己表現する』
(142-143頁、世界思想社、1998年発行)

きっと守られている

2014年02月02日 13時53分18秒 | 祈り
「1995年2月23日(木)

大騒動で引っ越しを終えた。一通り落ち着いて静かな夜、嬉しい、とてもー。
ゆっくりと書きたいが今日はもうおそいので、またあらためてー。」


「1995年2月25日(日)

とても寒い日よう日。かなり疲れていることに気づいて部屋にこもっている。
埃をふきとり、生活用品を置いてだんだんとわたしの空間になりつつある。一昔前の学生みたいな気分。ここは古くて不便な点もあるけど、2階の南向きで日当たりもいいし、静かで落ち着けそうだ。
ピアノの音がちょっと気になるが、そのうち慣れるだろう。
家をはなれて丸6年、やっとゆったりひとりの暮らしを楽しめそうだ。今までなんと心に余裕のない生活をしてきたことか。
一週間前まで暮らしていた部屋は、きっと相性がよくなかったと思う。入った瞬間からあまりよくないと身体のどこかで感じていたのに、やっきになって3年と7カ月も過ごしてしまった。
その間あまりいいことなかった。
なんか、いつも落ち着かなかった。今風できれいで、過ごしやすいはずだったのにね・・・。
ガラリと環境が変わってほんとにあらたな思いだ。
いろんなことから逃げたりしないで前に進んでいこう。悲しみのあとには喜びがおとずれるはずだ。前向きでいよう。Mちゃんが背中を押してくれているような、そんな気がしてならない。きっと上手くいく。なにかわからないけど、みえないものに導かれるままに進んでいけばいいのだ。
ほんとに静かな住宅街で嬉しい。

一昨日、ミュージカル『アンデルセン』(劇団四季、石丸幹二主演)をみた。
アンデルセンの優しさ、あたたかさ、無邪気さをあらためて感じた思いだ。」


こうして書きながら過去の自分からエネルギーをもらえているようです。
負のエネルギーとのたたかいは続いています。だめもとでもう少しふんばってみる。
この日記の続きを読むとほんとにやっぱり苦しい日々は続いたことがあらためてわかります。
心はさまよい続けました。
それでもどうにかこうにかここまで生きてくることができました。
どうなるのかまだわかりませんが、妹がきっと守ってくれていると信じるしかありません。

書きたいことは他にもたくさんありますが、ひとまずここまでです。

転職サイトに一応登録してみましたが、こういうシステムはわたしにはさっぱり合わないと
あらためて感じました。
ドライで気持ちを表現できる余地がどこにもなくて、手数料で売上をあげているんだろうなって見え過ぎてしまって無理です。
これからのことはまだほんとに考えることはできません。
生きている限りたたかいは続きますね。




旅の思い出写真_ビクトリア&バンクーバー

2014年02月01日 16時19分51秒 | 小さな旅の思い出
自分の過去と出会い、お別れしていく作業を続けています。

慶応義塾大学の文学部の通信教育課程を18年かけて卒業したあと、
がんばった自分へのご褒美に、カナダの西、ビクトリアとバンクーバーへの4泊6日の旅をしました。
JTBの個人プランを利用して、往復はこの時もひとり。

上の写真は、ビクトリアのブッチャードガーデンです。

時差と長時間の移動の疲労、ほとんど眠れていないあとだったのでぼうっとしていました。
もう一度ゆっくり行きたいです。

思い出すのは、ビクトリアハーバーで何もすることなく海を眺めて過ごした時間。
ホテルの朝食のメープルシロップをたっぷり使ったトーストがおいしかったこと。

バンクーバーのホテルの部屋からの眺め。
広いスターレーン公園をいたずらに歩いて、実はトーテンポールの周りを一周しただけだとわかったことなどです。

もうすぐ無職になりそうなので、大好きなカナダへの旅はしばらくおあずけ。
でも、きっと生きている間に西から東のプリンス・エドワード島へと鉄道の旅をしたいと思います。

振り回され状態はまだ続いています。
わたしほんとに一生懸命いろんなことをやってきたんだなとあらためて思います。


たいした写真じゃないですが・・・。


ブッチャードガーデン
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バンクーバーの海
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スターレーン公園
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