たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

一路さん35周年記念コンサート(3)

2018年04月08日 22時27分42秒 | 宝塚
 日曜日の午後、3時過ぎまで断捨離がんばりましたが限界がきて、またちっそくしそうな部屋を逃げ出しスパにきました。引きこもりのオッサンは朝から風呂に入っているの、その音が丸聞こえなんですけど、どういう集合住宅なんや、気味悪い、かんべんしてくれー、早く逃げ出したいけど、荷物減らしは時間がかかるし、仕事つらくってへばっちゃってるし、つらいところ。


2017年9月9日

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/preview?eid=dbfc980613e102e2c494f5be0f02045e&t=18148090135ac9d6cc0500c?0.9031431759047306

2018年4月1日
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/739fca2d95d342cf25ab7be7b58f5628


 気を取り直して上記に続く、2017年9月9日(土)一路さん35周年記念コンサート、夜の部、後半はミュージカルメドレーでした。


またショーがはじまる『キス・ミー・ケイト』

Hello Young Lovers『王様と私』

魅惑の宵『南太平洋』

So in Love『キス・ミー・ケイト』

Shall We Dancw?『王様と私』

生まれ変わる夜『イーストウィックの魔女たち』

グランチェン邸の火事『ブラック・メリーポピンズ』

『シャーロック ホームズ』メドレー 

  切り裂きジャック

  この道の果てで

  みんな同じ

モスクワへの旅『アンナ・カレーニナ』

夢にも思わなかった『アンナ・カレーニナ』

セリョージャ『アンナ・カレーニナ』

夢とうつつの狭間に『エリザベート』

夜のボート『エリザベート』東宝版

私だけに『エリザベート』東宝版

 
 こうして振り返っていると『キス・ミー・ケイト』『イーストウィックの魔女たち』を除いて全作品観劇していることに気づきました。『アンナ・カレーニナ』はファイナルの東京公演千穐楽を観劇。いつか観劇日記を書けたらいいなと思っています。『ブラック・メリーポピンズ』『シャーロック・ホームズの冒険』と韓国ミュージカルは歌いこなすのがすごく難しくて短時間で身に付けてくれたコーラスのみんなすごいって一路さんが繰り返していたのが印象的でした。どちらも東洋的な湿り気のある作品でした。こちらもいつか観劇日記を書けたらいいなと思っています。

 前半に続いて、『エリザベート』からの楽曲が多かったですね。「夜のボート」はコーラス参加の戸井勝海さんとのデュエット。「夢とうつつの狭間に」は一路さんしか歌っていないかけがえのない楽曲。東宝版、宝塚版と性別を超えたところで歌える一路さんとエリザベートとの関係はほんとに不思議。今の一路さんで歌った「私だけに」。なんだろうなあ。技術的にこの歌をすごく上手く歌える人ってたくさんいると思います。でも上手いだけでは違うものがこの歌にはあります。上手く言えませんが歌い手の人となり、生き方、舞台にかける情熱、全てが問われ丸裸になるような気がします。歌い手のその時のコンデションや心情によっても違ってくると思います。歌い手自身に問いかける歌。だから技術的に優れているだけとも違うような気がします。エリザベートの楽曲はすべて神がかっていますが、そんな意味で、「わたしだけ」にはとりわけむずかしいと思います。帝劇で一路さんがエリザベートを演じることはもうないでしょうが、これからも節目、節目で一路さんの「わたしだけに」に出会えるような気がします。チケットがとれればね。エリザベートに携わった演者は生涯関わりが続いて行く、宝塚、東宝を通してその第一人者が一路さん。

 アンコールでアッキー登場して、幕が降りた途端、一路さんが衣装替えのためにすごい勢いで袖に走っていった姿を目撃したと暴露、客席の笑いを誘っていました。アッキーが『モーツァルト』から「ぼくこそミュージック」を歌い、衣装替えして登場した一路さんが「星から降る金」を歌ったと記憶。アッキーのヴォルフガングはみていないので貴重でした。一路さんが中日劇場だけ、ヴァルトシュテッテン男爵夫人を演じていたのを知ったのは『Golden Songs』の時。あの時はアッキーが体育坐りして見上げているところで、一路さん「星から降る金」を歌ったと記憶。幻の公演と言われていると一路さんが紹介していました。一路さんとアッキーとの共演は中日劇場の『モーツァルト』だけなのかな。共演は少ないけれどアッキーが好きだからゲストに呼んだというやりとりがありました。一路さん、35周年って、宝塚を退団してから35周年? エっ?! 初舞台から35周年ですよ、っていうやりとりがあったのは9月9日のブログに書いたとおり。

 ここまで生き延びてきた自分自身をもお祝いするような気持ちで出向いたコンサート。ほとんど同世代の一路さんと共になんとか生き延びていってさらなるアニバーサリーを一緒にお祝いできるといいな、そんな日が訪れるまでどうにかこうにか普通の生活を営みながら生き延びていけたらいいなと思います。


 9月9日、日比谷シャンテの外壁のキャンペーン広告。この時、この瞬間、一期一会の出会いでした。時は移ろいゆきます。宙組トップスターだった朝夏さんはは11月に退団されて、現在は一路さんと同じ東宝芸能所属。雪組は新トップコンビのお披露目全国ツアー公演中だったかな。歌うま一路さん率いる雪組を、20年余りの時を経て歌うまトップ望海さんが率いているというのも、なんともこみ上げてくるような感慨深いものがあります。移ろい行く時の流れの中で変わっていくものと変わらないもの。美しい世界は世代を超えて、形をかえながらでも根っこにある心は受け継がれながら今も生き続けています。









みりおさんだけ、二枚。







シアタークリエのお向かいの東京宝塚劇場。




 スパで時間かけて書いたブログは実は投稿したときネットにつながっていませんってなってしまいました。そしてSafaceはなぜか固まってしまい、書いた時間無駄だったのかと哀しくなりましたがかなり生き残っていました。下書き投稿をまめにせねばという注意を、集中しているとつい忘れていましたが、無料Wifiはどこでセキュリティにひっかかるとわからないし、ブログは途中からネットにつながってなくても投稿するまでわからないのでひやひや。

 明日からの辛い一週間をどうにかこうにか生き延びたら土曜日は日比谷。ややお久しぶりの帝劇。夕方だからその前に東京宝塚劇場で宙組のチケットを引き換えたいし、日比谷ミッドタウンの鈴懸に行ってみたいし、シャンテで少しゆっくり食事したい。2年前の写真をほとんと整理しきれないまま、『1789~』の観劇を迎えます。気がついたら2年が過ぎてしまいました。ためこんだものの整理は少しずつ、できるときに少しずつ、少しずつ。でもこの部屋はトラブルになる前に出たい、出るべきだと思う。でも仕事辛くって疲れちゃってね、お金かかることだし、どうしようもない。何事もないことを祈るしかない。自分、なんでこの世に生まれてきたんだろう、自分がこの世にいる意味ってなんだろうってふっと思ってしまいました。でもここまで生きていて、時間は過ぎてしまって、そんなこと考えても仕方ない。残りの人生、舞台があれば、宝塚があればバラ色。それでいいじゃないか。願わくば旅にも出たいですけどね・・・。

 まずは一週間が無事でありますように・・・。





  






この記事についてブログを書く
« 2008年8月‐12月『フェルメー... | トップ | こい一週間、始まりました »

宝塚」カテゴリの最新記事