たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2000年月組『BLUE・MOOM・BLUE』-宝塚1000days劇場チケット

2020年10月11日 11時35分28秒 | 宝塚
2000年月組『BLUE・MOOM・BLUE』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/81a967d5b3365a8562f5ef74eeec8733

 先日、望海風斗さんのコンサートを観劇したあとで齋藤先生の大劇場デビュー作品、『BLUE・MOOM・BLUE』のことをすごく思い出しましたが、なつかしい宝塚1000days劇場のチケットが荷物の中に残っていました。何度目かの引っ越しの際にかつてのチケット、ほとんど整理しましたがチラホラと出てくることがあります。そんな一枚、わたしが観劇したのは2000年5月18日のことでした。

 記憶がぼんやりとしていますが、当時はJR東日本でも宝塚のチケットの予約を取り扱っていました。まだネットの時代ではなかった頃、コロナでまた状況は変わってきていますが、今ほど東京宝塚劇場のチケットが激戦で、ネットがなかなかつながらず、ようやくつながった頃には完売という状況ではありませんでした。わたし、たぶんチケットに掲載されている電話番号に予約してびゅうプラザで引き換えたということなのでしょう。友の会は20数年前入会したものの、仕組みが変わり入会しなおさなければならなくたったとき、手続きしませんでした。卒業論文を提出したのが平成16年3月=2004年3月、それまでの4年間、仕事量二人分の明らかに過重労働が始まった頃と時を同じくして卒業論文を書き始めたので、時間の都合から観劇から離れていきましたが、この頃はまだスタートしばかりでなんとか余裕があったのでしょう。20年前、なつかしいことしきりです。この年月自分は必死に生き延びてきたんだなあと。

 わたしが新幹線に乗ったり、飛行機に乗ったり、旅にでることはもうないでしょう、もうできない、ただ観劇のためにこれからも生き延びていきたい、観劇のために生きる人生、自分がいなくなっても困る人はいない、生きていても家賃払いながら食えなくなる人生が待っているだけだとわかってしまいましたが、自分のために、観劇の時間のためにもう少し生き延びていきたい、ただそれだけ。舞台の上には希望がある、劇場に灯る明りは希望。

 宝塚1000days劇場、京浜東北線で有楽町駅が近くなると電車の中から屋根が見えた記憶があります。東京宝塚劇場建て替えのための仮設劇場でしたが立派なつくりでした。今の四季劇場みたいな感じかな。このチケット、手帳にはさんでもうしばらく残しておくことにしましょう。



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