たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

通信教育レポート-体育理論

2024年01月19日 13時21分28秒 | 日記

課題:明治から現在に至る日本の学校教育・スポーツについて述べなさい。

 

 明治初期、学制の公布により、体育は「体操」という名称で、学校の授業にとり入れられる。しかし、当初は指導者や施設の欠如もあって、計画的に体育の授業が実施される状態ではなかった。身体は人間生活の一部として自然に発育してゆくものであり、手を加える必要はないということから、知育偏重主義の教育となり、体育の価値はなおざりにされていたのである。アメリカ人によって紹介された普通体操に、多少の修正を加えたのみで行われていた。

 明治19年、小学校から大学までの学校制度が、統一された。体育の授業においては、兵式体操をとり入れて、普通体操とともに主教材として制度化され、展開されることとなった。

 しかし、明治終期になると、スェーデン系体操を導入しようという動きが生じて、学校体育が再検討された。その結果、大正2年に、わが国はじめての「学校体操教授要目」が公布された。これによって、体育は、普通体操にかわって採用されたスェーデン体操と、教練として整理された兵式体操の、二本立てで行われることになった。遊戯・武道などの教材も指導されることになっていたが、あくまでも副次的なものであった。

 第一次大戦後、わが国は次第に全体主義的となり、体育においても、軍国主義化が強化されていった。国家主義・民族主義的体育が盛んになり、大正14年に「陸軍現役将校学校配属令」が公布された。これは、中等学校以上の学校に現役将校が配属されるもので、体育の面は多分に割かれることとなった。大正14年の「教練教授要目」や大正15年の「青年訓練所令」なども、体育が重大な変革を来たさざるをえなくなったことを示している。「体操教授要目」の第一次改正が大正15年に行なわれ、教材の領域は、体操・教練・遊戯および競技・剣道および柔道となって拡大された。さらに、昭和11年の第二次改正で、教材はさらに拡大され、指導方法の近代化がすすめられた。

 わが国の体育の軍事化は、昭和17年以後の「体錬科教授要目」の制定、つまり「体操科」から「体錬科」へと改められたことにより、最終段階を迎えることになった。国民学校の体錬科は体操と武道、中等学校以上は教練・体操・武道の三科となり、軍事色の強いものであった。

 わが国の近代スポーツは、明治10年に野球、32年にラグビー、36年頃にサッカー、39年にホッケーというように、在留外国人や帰国留学生によって紹介された。中期には高等教育機関のなかで運動会や体育会が組織化され、学内・対校競技会が華やかに開催されるようになった。明治45年のオリンピックへの初参加、大正6年の極東大会の日本開催は、国民のスポーツに対する関心を高めた。大正3年にバレーボール、バスケットボールが本格的に紹介されるなど、大正時代は各種スポーツが急速に普及発達していった。

 昭和時代に入ると、高等教育機関の課外活動としてのスポーツが盛んとなった。そして、一部の愛好者に独占されがちとなったスポーツは、第二次大戦まで学生中心であった。わが国では、スポーツが地域社会に根をおろすことができなかったのである。

 体育の軍事化とともに、課外活動としてのスポーツも外国名のスポーツは日本名に変えられ、その実施に軍の干渉をうけた。そして日中戦争から太平洋戦争へと全体主義・軍国主義化が進むなかで、学校体育・スポーツは国家総動員体制のもとで、国家に強く統制された。昭和18年以後は、戦争の末期的状況のなかでしだいに消滅していった。

 戦後、学校体育は遊戯・スポーツが教材の中心となり、戦前まで重視されていた徒手体操・器械体操は、指導内容の一部として取り扱われることとなった。

 スポーツは、年を追って復活し、オリンピックの開催国になるなど、対外的にも国際復帰している。

 しかし、学校における課外活動としてのスポーツの種目は増えているが参加者は減少している。また、これまでみたきたように、わが国の体育・スポーツは学校を中心に行われてきた。社会人では、スポーツをみる関心は増えたが自分でやることはあまりない。今後は社会全般に、体育・スポーツを振興する必要がある。

 

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昭和61年に書いたレポート、評価はA、

講師評は「良好な内容です」でした。


山を削ってソーラーパネル、本当に必要ですか?

2024年01月19日 01時02分47秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年1月18日産経新聞、

能登半島地震で太陽光パネルに被害相次ぐ 和歌山の山林火災では消防士が感電の危険 - 産経ニュース (sankei.com)

「能登半島地震の被災地にある大規模太陽光発電所(メガソーラー)の少なくとも3カ所で、斜面崩落など地震による被害を受けた可能性があることが、金沢工業大の調査で分かった。今回の地震では経済産業省が太陽光パネルによる感電の危険性を注意喚起。一方、和歌山県では1月13日、山林火災でメガソーラーが焼け、消防士が感電の危険に遭いながら消火活動に当たっていたことも分かった。

金沢工業大の徳永光晴教授の研究室は、国土地理院が1月2、5両日に被災地を撮影した航空写真をもとに、石川県珠洲、七尾両市と能登町の太陽光発電所4カ所の被害状況を調査。このうち七尾市と能登町の計3カ所で地震による被害の可能性があることが分かった。

徳永教授は「強い揺れで周囲の山の斜面が崩落し、一部の太陽光パネルが損傷している可能性がある」という。

経産省は1月2日、X(旧ツイッター)の公式アカウントで被災地に向け《太陽光パネルは、破損した場合でも、日の光が当たると発電をする可能性があるため、むやみに近づかないように》などと感電の恐れを注意喚起していた。

一方、和歌山県すさみ町では13日、大規模な山火事が発生し、山林に建設されたメガソーラーが焼損。同町を管轄する白浜町消防本部によると、火災は同日午後4時ごろ、すさみ町口和深(くちわぶか)の山林で発生し、火は強風にあおられるなどして燃え広がった。白浜町消防本部や地元消防団、陸自ヘリ、県防災ヘリなどが消火活動を続けた結果、4日後の17日午前9時前に鎮火した。けが人はなかった。」

Xユーザーの三枝 玄太郎さん: 「これが産経が「山火事で焼失した」と話す和歌山県すさみ町口和深の旭電業に係るメガソーラー。何度も崩落事故を起こし(町役場はシートを貼ってあるから大丈夫だ、と議会で答弁)、ついには山火事に。 https://t.co/3SpibBeFGA」 / X (twitter.com)

 

 

2024年1月14日紀伊民報デジタル、

山肌をけずって設置されたソーラーパネルが燃えている光景。民家が火事になり尾根をつたって、メガソーラーの下にひいてあるシートに引火したそうです。

和歌山県すさみ町で大規模林野火災 町が災害対策本部 (youtube.com)

 

XユーザーのKreha🐡🌱さん: 「長崎県でとうとう日本最大級の メガソーラーの着工が始まります 天候に弱く震災などの 災害の際は殆ど役に立たず 何千年も育まれた自然を2度と 元には戻らないほど破壊して そこに住んでいた動物たちの 生活と命を奪い生態系を狂わせる 太陽光パネルが五島列島の 宇久島と寺島に150万枚…」 / X (twitter.com)

「長崎県でとうとう日本最大級の メガソーラーの着工が始まります

天候に弱く震災などの 災害の際は殆ど役に立たず 何千年も育まれた自然を2度と 元には戻らないほど破壊して そこに住んでいた動物たちの 生活と命を奪い生態系を狂わせる 太陽光パネルが五島列島の 宇久島と寺島に150万枚 島の面積の約1割に当たる 280ヘクタール(東京ディズニーランド約6個)に敷き詰められます

30年後宇久島と寺島に ディズニーランド6杯分の ゴミ箱ができていないか心配です

本当に必要ですかメガソーラー?」

 

2024年1月5日長崎新聞、

宇久メガソーラー本格着工へ 国内最大級 2025年度完成目指す - 長崎新聞 2024/01/05 [11:00] 公開 (nagasaki-np.co.jp)

「長崎県佐世保市の宇久島で発電事業会社「宇久島みらいエネルギー合同会社」が計画している国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が今春、架台やパネルの設置工事など本格着工に入る見通しとなった。昨年12月から伐採、防災工事などに取りかかっており、2025年度の完成、売電開始を目指している。

 事業は九電工(福岡市)や京セラ(京都市)など国内外の企業が出資し、総投資額は約2千億円。宇久島と2次離島の寺島の地権者から有償で休耕地や山林などの土地を借り、太陽光パネル約150万枚(面積約280ヘクタール)を設置する。島のおよそ1割の面積に当たる。発電能力は約480メガワットで国内最大規模。年間発電量は一般家庭約17万3千世帯分に相当する。

 17年に同合同会社を設立。当初は23年度の売電開始を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で、時期がずれ込んだ。
 現地では1年ほど前から資材置き場などを整備する準備工事が進められ、昨年12月からパネルを設置するエリアでの樹木の伐採や除草作業、防災工事などを始めた。今春、架台やパネルを設置する予定で、島西南部の飯良地区から六つの工区で順次工事を進めていく。

 作業員約200人が居住できる宿舎も完成し、稼働している。増設も予定しており、作業員数は最大1千人に上る見込み。 計画では、宇久島と本土を結ぶ全長約64キロの送電用の海底ケーブルを敷設する予定。発電した交流の電気を直流に変換してケーブルに送り出す交直変換所の建設工事も進んでいる。ただ、ケーブル敷設については、反対姿勢を示している漁業団体との交渉が課題となっている。

 事業者側は本格着工に向け、住民への説明会を重ねている。「地元の方々の心配、不安がないように配慮したい。問題点があれば速やかに対応しながら、スムーズに工事を進めていきたい」としている。

 一方、計画に反対する地元のNPO法人「宇久島の生活を守る会」は事業の白紙撤回を求めて活動。佐々木浄榮会長は「自然、環境破壊につながる。私たちの生活に直結する災害や水の問題などが予想される。住民への説明も不十分で容認できない」としている。」

阿蘇山の外輪を削ってソーラーパネルを敷き詰めた光景が知られるところとなってきていますが、九州電力は電気が余っているので太陽光発電は必要ないとう話。

今だけ 金だけ 自分だけ

遠からず八百万の神たちの怒りにふれて天罰がくだるでしょう。

Xユーザーの日本の国益🎌CFJ🎌さん: 「少し古いですが自民党再エネ議連の名簿です。 この議員達が中心となり山を破壊し中国製パネルを敷き詰めた中心メンバーです。 https://t.co/XDrHVCxHK8」 / X (twitter.com)