たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

今日もてくてく、てくてく

2020年07月07日 13時57分23秒 | 日記
 梅雨というよりは豪雨、台風のように雨と風がすごい中を歩くとサウナ状態、中に入ればコロナ対策でしょうか。どこも冷房がきつすぎて体にこたえる毎日。昨日は部屋にWIFIをつなぐための工事が予定よりも早めに終わったので、午後知り合いがやっている美容院に行くことができました。前髪が伸び、白髪がまだらに混じってきているのでおばあさん状態になっていました。間に合っていなかったら、写真とずいぶん違う状態で面接にいくしかないところでした。今日の面接にそなえてバスではなく電車でターミナル駅に出ようとしたら方向を間違えてしまい予約時間に遅れてしまったので間に合わない可能性もありました。緊急事態宣言が出てから、美容院は休業要請の対象にならなかったのでお店をあけていたもののお客さんはなく、固定費何十万も持ち出し。第二波にそなえて今予約がどんどん入っているので赤字を取り戻していくためきちきちに入れている状況、遅れるとカットかカラーのどちらかになってしまうかもとのことでしたが、大急ぎでやってくれたので無事きれいに整いました。へんちくりんなおばあさん状態のまま面接にいかなくてすみました。久しぶりの知り合いの頭皮マッサージは相変わらずぐいぐいときて気持ちよく、嬉しい限りでした。緊急事態宣言により知り合いの美容室5店のうち2店が閉店したとのこと。美容室は閉店するとき次に店を開ける人に引き継ぐことを前提にしているそうですが、この時に備品を引き継いで新たに開店する人はいないので、閉店するにもシャンプー台など多くの設備・備品を処分するためにたくさんのお金が必要。自分も緊急事態宣言が長引いていたら店のローンや固定費を払うのがきびしくなっていたけれど貯金でなんとかしのぐことができて、このまま客足が続けがなんとかなるだろうけれど、きびしいので奈良時代のように疫病退治のための大仏造営の賦役があるならやる覚悟だとの話。10万円の給付金以外、なにもなくきびしい人はたくさんいますね。6月は一部上場企業の四半期でした。緊急事態宣言の結果はこれから出てきます。どうなっていくんでしょうね。2月には誰も思いもしなかった事態、いろいろと不安ばかり。

 こんな時ですがきつい仕事の需要はあって、登録用紙を送ったら国家試験に合格しているということで面接に呼んでいただいたのでなんとか無事に行ってきました。最初出口がわからず迷いましたがあとはすぐにわかりました。なんどか歩いたことのある道でした。一昨年の経験、そこで出会った、てんがいこどくなっていく現実を必死にうけとめようとしているまだ幼い命の、わたしを見つめる淋しそうな瞳を忘れることができないでいるという思い、個人的ないろいろなことからもいちばん大変なのは親を選ぶことができない子供で力になりたいという思い、それだけでこの仕事を自分がやれるとは思えず不安だということを正直に話しました。一昨年の経験とは全く違う世界、わたしはたまたまその片鱗に出会う経験をしただけ。結果は一週間後にとのことでした。どうなんでしょうか。こんなにへばった体で動けるのかと思いましたがなんとか動きました。今日は10時半でしたが金曜日なんて9時、具体的にまだ調べていないですが今日よりも遠くバスは朝の通勤時間帯にどれぐらい混みあうのか。

 一年半ほど歩かない生活を送ってからの、てくてく、てくてく歩く生活。駅のエスカレーターの長さも模が違うし、駅構内の階段やら坂やら、駅までもバス停までもとにかく歩きます。毎朝長い石の階段やらものすごく急な長い坂を歩いていましたが、離れていたブランクは大きく体が慣れていくまでに時間が必要でしょうか。自転車とは使う筋肉がどうやら違うようです。高齢の方もたくさん歩いていますね。残存能力を保っていくためには歩くってすごく大事だと思います。郷里での席があたたまる間もなく舞い戻ってきましたが、ブランクが長くなると戻るのはさらにきびしかったかな。まだ間に合いました。どこかにまたご縁がつながったとしても次にお給料が入るのは早くて8月の下旬、9月になる可能性も大ですが、このまま居場所を求めて戻っていくことを目指すほかありません。今から全く見知らぬところで最初からスタートするのはきつい、10カ月間きつかった。個人的なことで恐縮ですが父も母も他界し、兄弟がいるだけなので実家の家は処分することになりましたとだけ説明。慣れたところに戻ってきたかったと話しました。業務に関係のない個人的なこと、それ以上なにもきかれませんでした。

 少しずつ落ち着いてきていますがまだシーリングライトがありません。台所用品や洗剤、生活をしていくためにはいろいろなものが必要ですね。一度全部捨ててしまったのでほぼやり直し。できるだけコンパクトなものを購入しています。一人には十分すぎるぐらいの広さで収納スペースもたくさんありますが、引き続き断捨離。引っ越し前にゆうパックミドルサイズ分の本などを手放したことは大きいです。少しずつ少しずつ荷物減らし、またゆうパックひと箱分の本を処分していくことを目指します。

 気がつけばてんがいこどくですが、最後は最後のとりでがあるからいいかなって思います。体が不自由になってきたらケアプラに電話してケアマネさんに助けてもらって介護保険サービス利用して生活していける、これから訪れる将来の不安にとりつかれなくてもいいんだよ、自分・・・。