たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ひとかけらの希望を信じたい

2020年02月19日 23時08分54秒 | ミュージカル・舞台・映画
 2月9日(土)、梅田芸術劇場遠征、日比谷へいくよりもずっと近いのに初めてだったし、あっという間に終わってしまったので夢をみていたような気がします。ほんとにわたし行ったのかな、行ったんですよね。東京国際フォーラム3日間もあっという間に終わってしまい、出演された方々のインスタグラムのお写真とコメントを拝見しながら楽しかったひとときを思い出しています。蓮さんのこのコメントがいちばんツボ。

「キャストもスタッフさん達も、みんなが“紅ing‼︎”を全力で楽しもうとメラメラしていました。中でも1番気を抜くことができなかったのはお客様だったのではないでしょうか」

 ミュージカルの舞台が閉幕したあと、キャストの方々が口々にSNSにロスとコメントされるの、あまり好きではないのですが『紅-ing』は客席とキャストが一緒になって創り上げるコンサートだったので違う感覚。不思議な楽しい劇場空間でした。

 最後に紅色のドレス姿を披露して「わたしは私」を歌い終えたあと、「どうでしたか?」と客席の反応がすごく気になった様子の紅さん。男役の自分を応援してくれていた人たちが男役ではなくなった自分を受け入れてくれるのか、とてつもなく不安だったんだろうなあと感じました。不安な気持ちを大好きな素直に表現してしまうところがすごくらしいなと好感がもてました。宝塚を、男役をいつか卒業しなければならなかった紅さん、切り替えていくハードルはわたしたちが想像するよりはるかにご自身の中で高いのかな。性別を超えたところでの魅力があふれるコンサート。宝塚化粧ではなくなったことで素の美しさがよりひきたち、どのお写真みてもすっごい美人、こんな美人さんいるんだとプログラムをみながら癒されています。20数年前、杜けあきさん、一路真輝さんの退団後初のミュージカルの舞台を観劇しましたが、今思うと男役が退団したらすぐにスカート姿になるのは当然っていう時代だったんだなあと、そんな中で先達たちはやってきたんだあと思いました。今は退団後もショートカットにスーツ姿がリアル男子よりも似合う現役男役のままのようなOGさんももいらっしゃるし、早霧せいなさんがリアル男子の中でるろ剣をやったように、ジェンダーレスになり、時代は変わりました。ご自身の心地いいところでゆっくり進んでいってほしいなあと思います。希望がほとんどもてない現実、希望があるとはあまり思えない現実の中で入団時どべ2の成績からトップスターへと壮絶な道のりを歩んだであろう紅さんの存在そのものが希望。たぶん器用には生きられずあっちにぶつかりこっちにぶつかりしながらやってきた方が役を生きる舞台に、生きているのも悪くないよって思わせてくれる舞台にひとかけらの希望を感じました。妖精さんからより近いところへおりてきてくれた今は一緒に楽しませていただきたいという気持ち。

 平日なので全くまとまりのない文章。浄化して終えたい一日の終わりに急ぎしたためてみました。汚いことばを使えば使うだけ自分に跳ね返ってくる。できるだけ美しいことばで語りたい。

涙がにじんだ水曜日

2020年02月19日 19時18分19秒 | 日記
 まだまが風が冷たい2月後半の水曜日、いやだと長いですね、一日6時間稼働は短いはずなのに長くて長くて仕方ない、やっと折り返しを過ぎました。電話当番だったのが2時間給で帰りたいので替わりますと言われてお昼の電話当番から解放されてほっとしたのも束の間。1時からが大変でした。なぜだか交替で人がいちだんと少ない時に電話が鳴り続けます。知らないことをわたしが答えられるはずはないのに、知らなくても仕方ないのに、なにもかも答えれるはずないのに、きける人がいないし、なんともいんしつな空気に涙がにじみました。たしかにわたしダメですが特別ダメなわけでもなさそうなのにね。なんでしょうね、この空気。どこらあたりまで地域性なのか、全国的にこの業務に携わる人たちはこういうものなのか。メンタル不安定な人ばっかり、不満とストレスにあふれかえった空気、耐えがたい。夕方わたしの耳にすごくよく入ってくる席でつるんで毒を吐き出すかのような会話をされ続けたので今わたしの中に毒が充満してしまっています。もともときつい性格なんだろうと思います。そこへメンタルやられているので気分のアップダウンがすごいし言葉に遠慮がない、使う言葉が汚すぎて汚すぎて、外からはバカヤロー呼ばわりされたり、死んでやるだの火つけてやるだの脅される就労場所、わたしには耐えがたい、職員同士の関係性も悪い、なんだかほんとになんだか。なにかあれば電話に出た人の責任だとさ、それでもってまたわたしの席の近くの電話番号が問い合わ先として記載された書面が発送されていても全く知らされないのは相変わらず。問い合わせの電話がはいってはじめてまたこういう書面が発送されたのかと勝手に理解して今まで知ったことでなんとか対応。この空気がなんなのか、9カ月たとうとしていますがやっぱりわかりません。希望があるように見えてしまったのが今となっては幻想にすぎなかったとわかりすぎるほどわかりすぎたわけで、これ以上わたしに幻滅を味わわせないでくれよー!と叫びたい心持ちです。

 お給料いただくのは苦しいこと、固定の帰属先がなかったらクレジットカードをもつこともできず、なんとか大会社で働いていたときにつくったカードを更新できているのが現状。でもこの就労場所とこの業務はもういい。二度といい。せっかく教えた人がなんとかおぼえてきた頃に契約終了で去り、また募集かけてやってきた何もしならい人に教えなければならず不満とストレスをさらに募らせていくんでしょうね。たぶんその繰り返しできている。去った人はたぶん戻ってこない。去年の春求人がでたとき電話をいれたら「声をかけさせてもらった人ですか?」ときかれ、出来レースに違いないと思いながら作文書きにいったらわたし以外はおじさんが3人いただけだから、たぶん声かけられた人は辞退した。応募者の年齢と性別が伝えられたとき、毒を吐いている人たちは、そんなおじさんおばさんばっかりかんべんしてくれよ、もう少し若い女性がいいと思ったっぽい雰囲気。年齢制限できないけど本音はたぶんそんなところ。足を踏み入れたことのある賢い人はもう近寄らないと思います。4月からのことはもう関係ないと思うことができて正直かなりほっとしています。

 明日はまだ木曜日、カオスの駅を毎日利用するのも心身共に限界。実稼働30日をきってきたので来週になったらカウントダウンを始めよう。

 星組の大劇場日帰りバスツアー、迷いましたが申し込んでしまいました。歌劇の殿堂で、紅さんのマネキンより袖が長い衣装と大羽根にシャンシャン、愛里さんの思ったほど小さくない靴も見納め、あの世に旅立つ時後悔したくない。ウィルスの影響で団体客が来なくなってきているのかな。心配です。どこまでが真実なのか見えないのこわいです。平和で安全であればこその観劇。一回一回当たり前ではない。