2月9日(土)、梅田芸術劇場遠征、日比谷へいくよりもずっと近いのに初めてだったし、あっという間に終わってしまったので夢をみていたような気がします。ほんとにわたし行ったのかな、行ったんですよね。東京国際フォーラム3日間もあっという間に終わってしまい、出演された方々のインスタグラムのお写真とコメントを拝見しながら楽しかったひとときを思い出しています。蓮さんのこのコメントがいちばんツボ。
「キャストもスタッフさん達も、みんなが“紅ing‼︎”を全力で楽しもうとメラメラしていました。中でも1番気を抜くことができなかったのはお客様だったのではないでしょうか」
ミュージカルの舞台が閉幕したあと、キャストの方々が口々にSNSにロスとコメントされるの、あまり好きではないのですが『紅-ing』は客席とキャストが一緒になって創り上げるコンサートだったので違う感覚。不思議な楽しい劇場空間でした。
最後に紅色のドレス姿を披露して「わたしは私」を歌い終えたあと、「どうでしたか?」と客席の反応がすごく気になった様子の紅さん。男役の自分を応援してくれていた人たちが男役ではなくなった自分を受け入れてくれるのか、とてつもなく不安だったんだろうなあと感じました。不安な気持ちを大好きな素直に表現してしまうところがすごくらしいなと好感がもてました。宝塚を、男役をいつか卒業しなければならなかった紅さん、切り替えていくハードルはわたしたちが想像するよりはるかにご自身の中で高いのかな。性別を超えたところでの魅力があふれるコンサート。宝塚化粧ではなくなったことで素の美しさがよりひきたち、どのお写真みてもすっごい美人、こんな美人さんいるんだとプログラムをみながら癒されています。20数年前、杜けあきさん、一路真輝さんの退団後初のミュージカルの舞台を観劇しましたが、今思うと男役が退団したらすぐにスカート姿になるのは当然っていう時代だったんだなあと、そんな中で先達たちはやってきたんだあと思いました。今は退団後もショートカットにスーツ姿がリアル男子よりも似合う現役男役のままのようなOGさんももいらっしゃるし、早霧せいなさんがリアル男子の中でるろ剣をやったように、ジェンダーレスになり、時代は変わりました。ご自身の心地いいところでゆっくり進んでいってほしいなあと思います。希望がほとんどもてない現実、希望があるとはあまり思えない現実の中で入団時どべ2の成績からトップスターへと壮絶な道のりを歩んだであろう紅さんの存在そのものが希望。たぶん器用には生きられずあっちにぶつかりこっちにぶつかりしながらやってきた方が役を生きる舞台に、生きているのも悪くないよって思わせてくれる舞台にひとかけらの希望を感じました。妖精さんからより近いところへおりてきてくれた今は一緒に楽しませていただきたいという気持ち。
平日なので全くまとまりのない文章。浄化して終えたい一日の終わりに急ぎしたためてみました。汚いことばを使えば使うだけ自分に跳ね返ってくる。できるだけ美しいことばで語りたい。
「キャストもスタッフさん達も、みんなが“紅ing‼︎”を全力で楽しもうとメラメラしていました。中でも1番気を抜くことができなかったのはお客様だったのではないでしょうか」
ミュージカルの舞台が閉幕したあと、キャストの方々が口々にSNSにロスとコメントされるの、あまり好きではないのですが『紅-ing』は客席とキャストが一緒になって創り上げるコンサートだったので違う感覚。不思議な楽しい劇場空間でした。
最後に紅色のドレス姿を披露して「わたしは私」を歌い終えたあと、「どうでしたか?」と客席の反応がすごく気になった様子の紅さん。男役の自分を応援してくれていた人たちが男役ではなくなった自分を受け入れてくれるのか、とてつもなく不安だったんだろうなあと感じました。不安な気持ちを大好きな素直に表現してしまうところがすごくらしいなと好感がもてました。宝塚を、男役をいつか卒業しなければならなかった紅さん、切り替えていくハードルはわたしたちが想像するよりはるかにご自身の中で高いのかな。性別を超えたところでの魅力があふれるコンサート。宝塚化粧ではなくなったことで素の美しさがよりひきたち、どのお写真みてもすっごい美人、こんな美人さんいるんだとプログラムをみながら癒されています。20数年前、杜けあきさん、一路真輝さんの退団後初のミュージカルの舞台を観劇しましたが、今思うと男役が退団したらすぐにスカート姿になるのは当然っていう時代だったんだなあと、そんな中で先達たちはやってきたんだあと思いました。今は退団後もショートカットにスーツ姿がリアル男子よりも似合う現役男役のままのようなOGさんももいらっしゃるし、早霧せいなさんがリアル男子の中でるろ剣をやったように、ジェンダーレスになり、時代は変わりました。ご自身の心地いいところでゆっくり進んでいってほしいなあと思います。希望がほとんどもてない現実、希望があるとはあまり思えない現実の中で入団時どべ2の成績からトップスターへと壮絶な道のりを歩んだであろう紅さんの存在そのものが希望。たぶん器用には生きられずあっちにぶつかりこっちにぶつかりしながらやってきた方が役を生きる舞台に、生きているのも悪くないよって思わせてくれる舞台にひとかけらの希望を感じました。妖精さんからより近いところへおりてきてくれた今は一緒に楽しませていただきたいという気持ち。
平日なので全くまとまりのない文章。浄化して終えたい一日の終わりに急ぎしたためてみました。汚いことばを使えば使うだけ自分に跳ね返ってくる。できるだけ美しいことばで語りたい。