たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『天は赤い河のほとり』『シトラスの風』_東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング

2018年06月17日 23時13分12秒 | 宝塚
 楽しい夢のひとときでした。お芝居は、劇場で一回観劇しただけではわからなかった細かい所や展開はよくわかって最後はほろり涙でした。敵役のナキアがカイル皇子を破滅させ、自分を産んだ皇子を王位につけようと画策する背景には政略結婚によって子どもを産まなければならなかった女性の悲哀と悲恋が、エジプトの王妃ネフェルティティには政略結婚によって父親よりも年上の王に嫁いできた悲哀のあることが、若き日の自分の姿と出会う回想シーンを登場させることによって描かれていることに気づきました。敵国であるエジプトのラムセス将軍情にあついチョイ悪青年で、ユーリに結婚を迫る場面はみんなお待ちかねの胸キュン、チャーミングでかっこいいシーン。歌うまいし、可愛い色気の眼差しにキュンキュン。心配だったら離すんじゃないよみたいにカイル王子に言ったりとか、実はいい人。ほんとうの敵役は誰もいなかったおさめ方が、原作を知っている人からするとつっこみどころ満載なのかもしれませんが、きっと小柳先生の腕で脚本の上手いところかな。原作28巻、登場人物多いし、展開が忙しかったですが少女漫画の世界観を崩すことなくまとめあげた手腕はお見事。少女漫画の世界だからつっこみどころがたくさんあってもいいの。夢の世界だからいいの。ユーリのまどかちゃん、喉が疲れているかなってちょっと心配になりましたがショーでは綺麗な歌声が響いていて安心しました。ほぼ出ずっぱりでブーツをはきながら立ち回りもあるし、きつかっただろうと思いますが、物語の中で成長し強くなっていく女性の若さとみずみずしさがオリガとかぶって好感度大でした。足長くってスタイルいいし、ヘンに色気が全くないところも可愛くって今後に期待大。役柄が広がって芝居力がつくとさらに素敵なトップ娘役さんになっていくと思います。ラムセスに助けられてエジプトでラムセスの母や姉妹たちとからかいあっている場面なんかほんと可愛くって可愛くって、キキちゃんラムセスに結婚を申し込まれるところのツーショットはほんとにふたりとも可愛くって可愛くってはまってしまいました。カイル王子の真風さんの色気とまどかちゃんのユーリに全く色気がないところがまたよくって身長差もすごいし軽々お姫様だっこに壁ドンにひざまづきのプロポーズに、女性がキュンキュンする要素がそろいすぎの舞台でした。

『シトラスの風』は劇場で観劇したとき、オープニングでミラーボールの装置が開いて回り始めるところ、二階席からよくみえてすごく嬉しかったです。(使わないときはすっと閉じられるようになっているんですね。すごい)。シトラスの風といえば鮮やかなパステルカラーの衣装、幕があがるとグリーンとイエローのドレスをまとった娘役さんたちがお花畑のようにひろがっているの、ほんとに素敵。「明日へのエナジー」、プログラムにはアドバイザーでずんこさんのお名前が。ずんこさんにあこがれた20年前を思い出します。こんな時が訪れるなんて思いませんでした。20年間こうして自分が生き延びてきているのすごいなって思ったし、宙組誕生時のメンバー寿つかささんと美風舞良さんがいらっしゃるのほんとにすごいなって思います。寿つかさんがダンスの名手だった場面、素敵でした。エトワールのまどかちゃんが「シトラス~♪」って歌うのききながら花ちゃんの歌声を思い出していました。ショーの場面場面でもまどかちゃんに花ちゃんの面影をなぜか感じました。花ちゃん今もプリンセス役で大活躍。それもすごい。

 いろいろと書きたいですが足痛いし蒸し暑さのせいか外でうどん食べていたら具合悪くなってきちゃったし、明日からまた地獄の一週間。明日の午前中からどこまで本当のことをいっているのかよくわからないメンタル相手、彼らがまともに手続きひとつやれないとわたしが関係者に怒られます。ほんとにしんどいなりね。帰りの電車の中で同じような類と思われる人に遭遇して現実に引き戻されてしまいました。今夜眠れないとしんどいね。少しでも眠れればいいか。明日の朝までは夢の世界。楽しかったよ、早くもまたキキちゃんに会いたい、会えるかなー。宝塚は元気のもと。幸せですよ!!

 画像は劇団の公式HPからお借りしています。

 5月26日(土)、東京宝塚劇場にて。お正月に本場をみたあとなので、シャンデリアとか物足りなさを感じてしまいましたが、なんかきらきらしているのやっぱり嬉しいよね。唯一無二のキラキラな世界。





 

カウンセリングスクールのつぶやきメモより(1)

2018年06月17日 14時11分46秒 | 祈り
 曇り空の涼しい日曜日の昼下がり、断捨離とお風呂掃除をある程度やり、部屋でしかできないことや外に持ち出すことはできないものがたくさんあれどちっそくしそうな部屋は耐え難く、また逃げ出し中。7時間眠れたか眠れなかったかぐれいの睡眠、訪問の足疲れもどっぷりと引きずっているのですが、腰も痛いのですが、もうすぐライブビューイングなのでどっちみち逃げ出し。6畳のワンルームに籠り続けているなんて匂いがしみついていそうであー、気持ち悪い。学生もあんな気持ち悪い部屋の向かいによく越してきたもんや。もうすぐ大規模修繕工事とか、知らんがな。平日休みをとっても休めない部屋やな。はあっと溜息しかない。

 グチはこれぐらいにして、カウンセリングスクールのつぶやきメモから振り返り。毎回講座終了後「つぶやきメモ」という用紙が配布されて、その時の自分の想いを綴るようになっていました。今思えば、昼間二人分働いたあとの金曜日の夜、ボロボロに疲れ果てた心身を引きずりながら通ってしました。上司が厳しくって、もう一人はわけわかんないアルバイトしかいなかったので帰ることへのプレッシャーも半端なくって、それでも必死でした。もがき続けていました。自分でも信じられないような無理に無理を重ねた日々。今そのツケがこうして体にきています。目も歯もボロボロになってしまいました。よくメンタルがもったなって思います。今の業務について仕事としてメンタルに関わるのはきついとよくわかったのでもういい。自分のメンタルがやられそうな危機感があるからもういい。夜ちっそくしそうな部屋の狭い風呂に入ると幻覚がみえます。母は旅立ちました。ここに書いて少しずつ忘れ去っていきます。

「平成15年5月14日

1.この授業を受けて、感じたこと、考えたことを自由に書いてください。

一週間の仕事のあとできつかった。
なかなか頭の中が切りかえられなくてぼうっとしていました。
続けられるのかちょっと自信がもてません。
一生関わっていくつもりで、ゆったりとかまえていきたいと思いました。

初対面の人たちとグループワークを行うのはわたしにはちょっときつい感じでした。
自分がその時々で感じたことそのまんまを大事にしてみようかなと思います。」



これから夢の世界へ現実逃避。遅れないようにしないと・・・。