65オヤジのスタイルブック

よそおいの200年 ヤマザキマザック美術館

先日の大エルミタージュ美術館展に関連して、日本で有数のオールドマスターのコレクションを擁するヤマザキマザック美術館の「もっと知りたい名画の世界・よそおいの200年」を併せて観賞しました。

通常は、当館所蔵の名画が観賞できますが、今回は、18世紀のロココ時代の名画に関連するロココファッションを展示、名画と並べることで当時の文化や風俗を感じれられる展覧会となっていました。

フランス宮廷時代の華麗なドレスや装飾品の数々を観ると、普段は絵画の世界に描かれた二次的なものが、時代を超えてタイムスリップしたような感覚があり楽しい展示で、女性なら、さらにこの感覚が強く持たれると思います。

また、17世紀後半のフランス、ルイ王朝時代からはじまるロココの美は、ナポレオン時代、ロマン主義、ナポレオン三世時代、第三共和政時代とファッションの変遷が時代と深くかかわっていることが絵画とドレスや装飾品から学ぶことができ、ファッション史を容易に知ることが出来ます。

今回、名古屋では、本展と共に名古屋ボストン美術館で、パリジェンヌ展も開催されていて、愛知県美術館、ヤマザキマザック美術館、名古屋ボストン美術館と訪れて美術とファッションの関連性を知る上でも有意義な展覧会だと思います。





今回は、さらに19世紀のアールヌーボの調度品を中心に展示されています。また、今回は企画展は撮影不可ですが、通常は当館コレクションに限り撮影OKですので、お気に入りの1枚を探して手元に置いてみるのも楽しいかと思います。


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