映画オーケストラ

昨日は、映画の日。毎月1日は、映画が1000円で観れる映画好きには、うれしい日です。
茶々丸オヤジは、かねてから気になっていた、フランス映画「オーケストラ」が封切と言うことで
仕事を終え、名古屋高速を飛ばして観にいってきました。

場所は、名演小劇場。小さなビルのレトロな映画館です。

壁面の雰囲気がとても、良い感じです。


階段を上がり、整理券をもらって入場。さすが、映画好き＆クラシック好きのファンで小さな待合室はいっぱいです。

映画オーケストラは、あのマイケルのTHIS IS ITを押さえパリでオープンング1位に輝いた作品です。
ロシアの劇場清掃員として働く元・天才指揮者が、昔の仲間とオーケストラを結成。ボルショイ交響楽団の代表と偽ってパリの一流劇場に乗り込む物語

散り尻になった楽団員を探し、かつて果たせなかったチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲演奏を挑みます。
指揮者と楽団員との隠されたエピソードや様々な職業もった破天荒な楽団員ユーモアあふれる姿、そして、彼を支えた妻との夫婦愛など、怒りや悲しみ、笑いがスクリーンいっぱいにぶつけられた感動作です。ラストの12分の演奏は圧巻です。
こんなすばらしい作品が、単館上映とは、ほんと惜しいです。スクリーンで堪能しないと迫力と感動は伝わりません。

プロの演奏家も大絶賛の映画オーケストラ。ぜひ近くの劇場に足を運んでくださいね。
誰もが音楽が与えた奇跡と軌跡を全身で味わえます。