映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回「阪急電車~片道15分の奇跡」です。
今回はちょっぴり番外編です。先日テレビ放映されたのを観てみました。最近日本映画の小さな幸せ的な作品が多く、今回の作品も観ようか迷ってました。
そのタイミングでテレビで放映されたので、とりあえず観てみました。
これが、やられました。すっかりはまってしまい最後まで楽しんでました。
片道15分の阪急電車での人間模様を描いた作品なのですが、その15分間の時間の中に様々な人間ドラマが凝縮されていて、また、そのドラマの主人公たちのキャラクターが明確で、世代を超えて共感できます。
その中でも、宮本信子さんの老婦人役が、幸せの発火点になって、もっとも不幸な中谷美紀演じる婚約者を会社の後輩に寝取れたOLが締めくくる。幸せの連鎖の映画です。
最近の日本映画のトレンドなっている、平凡な日常にある幸福のドラマ。もう十分と思いながらも、なぜか惹き込まれてしまうのは、僕だけではないと思います。