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映画 ロケットマン

 

 

ボヘミアンラブソディのデクスター・フレッチャー監督、タロン・エガートン主演のエルトンジョンの半生を描いたミュージカル映画「ロケットマン」を鑑賞

デクスター・フレッチャー監督がボヘミアンラブソディを引き継いで完成させたことは、みなさんご存知だと思います。そのデクスターが監督、そしてキングスマンシリーズのマシュー・ヴォーンを始めとする製作スタッフが加わり、さらにエルトン・ジョンが自ら製作総指揮する豪華な顔ぶれに加え、キングスマンシリーズで主役を務めたタロン・エガートンがエルトンを演じ、吹替えなしですべての楽曲を歌ってます。その歌唱力は、エルトン・ジョンのお墨付きです。

物語は、エルトン・ジョンの少年期から学生時代、バックバンドの下積み時代。そしてビジネスパートナーのソングライターのバー二ー・トーピンとコンビを組みメジャーデビュー、プライベートのパートナーとの確執にアルコールと薬物依存による転落と復活を描いてます。エルトン・ジョン自身が製作総指揮をしているだけに、まさにお墨付けの生きる伝記映画。ポップスター、エルトンの素晴らしい楽曲と共に彼のゴージャスなステージ衣装が物語るきらびやかなミュージカル作品です。

エルトンの半生を忠実に描き、楽曲をそのシーンごとに合わせるミュージカルシーンの連続性、さらに名曲を大胆にアレンジしエガートン演じるエルトンが新しく生まれ変わったかのように思える新鮮さがあり、近年のヒットミュージカルのレ・ミゼラブルやラ・ラ・ランドを超えるミュージカルの醍醐味を持っています。

エルトン・ジョンがゲイであることは公然の事実ですが、エルトン自身が長年にわたり抱えていた闇を、エルトン自身がさらけ出すように作り上げた作品は、コンサート活動を終え、生涯のパートナーを得て安息の人生を迎えようとしている彼の波乱万丈の人生を読み解くにふさわしい作品「ロケットマン」その素晴らしいラブソングと共に楽しく深く味わってほしいです。

 


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