goo

【雑感】大地震救援で弱点露呈=ヘリ不足や偵察衛星能力に問題-中国軍【和文/時事】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000030-jij-int

 【香港22日時事】中国・四川大地震の救援活動で11万人以上が出動して活躍した人民解放軍について、ヘリコプター不足や人工衛星による偵察能力の低さなどの弱点を露呈したという指摘が香港メディアなどで出ている。
 中国系香港誌・広角鏡の6月号は、軍の救援活動を称賛しながらも、「ヘリの数が明らかに足りなかった」と強調。中国軍は兵員数で米軍をはるかに上回るが、ヘリの数は約1300機(推計)と米軍の5分の1に満たない上、国産機は性能が低いと指摘した。
 また、カナダの中国語軍事専門誌・漢和防務評論の7月号は(1)総参謀部が被災地の衛星写真を入手するのに地震発生から3日もかかった(2)軍や警察の救援本部が乱立した(3)核兵器、ミサイルなどの工場や研究所を四川省に集めた結果、今回の地震で多くの兵器関連施設が打撃を受けた-といった問題を提起した。
 さらに、中国内外のウェブサイトでも、多くの将兵が軍専用ではなく一般の衛星電話を使っていたことや、被災地に入った兵士たちの食料があまりに粗末だったことに疑問を呈する声が出ている。 


 今回の災害出動で、近代化されたといわれる人民解放軍の実力がわかるかと注目してきた。
 以前にも書いた気がするが、初動に関してはあんなものだと考えている。
 上の記事に書かれている、ヘリが足りない、衛星写真が入手できない、というのは極端な話金さえあれば解決できる。いったい何元あればいいのかは、想像もつかないが。
 核兵器、ミサイルの工場、研究所が集中していた、というのは毛主席を恨みながら引っ越せば解決できる。

(2)軍や警察の救援本部が乱立した。
 これが筆者には一番深刻に思える。
 初動が早かった理由として、海兵隊から果ては戦略ミサイル部隊まで、まるで先陣を争うようにして救援にかけつけた事実があるのだが。
 その集まった各部隊が、統一された指揮を受けていたのではなく、それぞれがバラバラに動いていたというのだから、まるで三国志の反董卓連合のくだりを見ているようだ。
 しかも、当時現場には温家宝か胡錦涛がいてこのありさまなのだから、国民性の問題と思うしかない。
 であればこそ、改善がほとんど不可能であり、深刻なのだ。

 そのことは現場にいた温家宝と胡錦涛が、一番よく分かっていると思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 【雑感】99... 【雑感】日中... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。