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【雑感】中国の発表が西側を黙らせた【中文/国際先駆導報】

http://news.xinhuanet.com/world/2008-05/20/content_8211532.htm

要訳:
四川大震災に関して、西側メディアは中国の発表そのものを報道している。「チベット暴動」「聖火リレー」などの捏造報道とは180度逆の姿勢だ。
震災を中国政府が適切の処理し、国民に対して責任をもてることを証明した。西側のメディア、学者は中国の救済能力に驚くと同時に、これまでの民主主義の優越性に疑問を抱き始めている。
震災を適切に処置したことは、西側の掲げる「人道主義」に合致しているので、そのまま報道している。西側メディアは「人道主義」の立場から、「チベット暴動」について捏造報道したのだ。
今後も西側メディアは歪曲するかもしれないが、中国側が透明性の高い発表を行うかぎり、今回のように中国の国際社会におけるイメージは高まるだろう。


 まあ、右派の国際先駆導報なんで、喪中あっても肥大化した民族主義をくすぐる記事を書くのはあたりまえ。
 とはいえ、「人道」をキーワードにして、ラサ武力弾圧と四川大震災への西側のスタンスが違うことは、理解している模様。
 つまり、人民解放軍が災害派遣先で、少数民族を虐殺などしていたら、西側メディアは掌を返すだろうと認識している。

 今回の大震災で、遺骸に黙祷する日本の救助隊の画像が出回った数日後、それまで踊る聖火ランナーを報道していたにも係らず、中南海を含めた全国で被害者に黙祷を始めた。日本隊の日本ではごく当然の行動で、中国人に「死者は敬意を持って扱わなければならない」ことを学習させた。
 中国の民度が上がるのは喜ばしい。「死んだ人間でさえ人間として扱われる以上、生きている俺達が奴隷扱いされるいわれはない」と、全中国人民が思いつくまでもう一息、なのも喜ばしいことではある。
 昨日結論した、軍部の発言力同様、おそらくは表面に出てこないであろう、人民の意識変化も今後気に留めておく必要があると思われる。

 

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