路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【検証 万博の現在地】:<1>建設費 輪をかけ膨張…大屋根整備、人件費も高騰

2024-05-24 07:53:10 | 【政策・閣議決定・骨太方針・国の基金・愚策、マイナカード・2025大阪万博他】

【検証 万博の現在地】:<1>建設費 輪をかけ膨張…大屋根整備、人件費も高騰

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【検証 万博の現在地】:<1>建設費 輪をかけ膨張…大屋根整備、人件費も高騰

 3月25日、名古屋市の大同大学で建築を教える准教授の米澤隆(41)は研究室にこもり、図面を見ながら頭を悩ませていた。

 手がけるのは、2025年大阪・関西万博会場内のトイレだ。日本国際博覧会協会(万博協会)が、42歳以下の若手建築家を対象に設計委託先を公募した20施設の一つ。便器は60あり、奥行き13メートル、幅40メートルの敷地に、鉄骨や鋼板で約20の部屋を組み立てる。万博閉幕後を見据え、分解して再利用しやすいデザインにした。

 建設費は撤去費込みで約2億円。SNSでは「2億円トイレ」と批判を受けたが、米澤は「面積あたりの単価は決して高いとは言えない」と反論する。
 
 入札は2回行われたが成立せず、施工会社が見つかっていない。金額を引き上げれば施工会社も引き受けやすくなるが、万博協会は引き上げは考えていない。会場建設費の膨張が問題になり、「これ以上の増額は許されない」(協会幹部)からだ。3回目の入札に向け、米澤は「デザインを簡素化するしかないが……」と試行錯誤する。
 
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 万博の工事が進む人工島・夢洲。リングは8割が完成し、9月末には全体がつながるという(5日、大阪市此花区で、読売ヘリから)(読売新聞)
 
 
 

 元稿:讀賣新聞社 朝刊 主要ニュース 社会 【話題・2025大阪・関西万博・連載「検証 万博の現在地」】  2024年04月09日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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