路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【2024東京都知事選】:維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

2024-06-14 11:00:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【2024東京都知事選】:維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024東京都知事選】:維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

 恥ずかしい連中だ。

 都知事選で独自候補擁立を断念した日本維新の会。藤田文武幹事長は12日の会見で「知名度も実績もある方々に割って入って戦うのは厳しい」と語っていた。よほど悔しかったのか、地域政党・大阪維新の会の横山英幸大阪市長は、知事選出馬に際し立憲民主党を離党した蓮舫参院議員についてXでこうディスった。

<picture>「割って入るのは難しい」と明かしたそのうらは…(「日本維新の会」の藤田文武幹事長)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 「割って入るのは難しい」と明かしたそのうらは…(「日本維新の会」の藤田文武幹事長)/(C)日刊ゲンダイ

〈立憲民主党のシンボルのような存在なのに社民党共産党と組むために離党するのは残念です〉

 この主張はほぼ難癖だ。国と違い地方自治体では、首長と議会議員を共に住民が直接選挙で選ぶ。特定の党派に偏らず、広く住民からの支持を得るため、首長選の候補は無所属での出馬が一般的。実際、維新だって2021年の横浜市長選の際、当時所属していた松沢成文参院議員の離党と無所属出馬を容認していた。それだけに、横山市長のXには〈無所属が普通や〉〈めっちゃ恥ずかしい投稿〉と批判が殺到しているのだ。

 レベルの低さを露呈した格好だが、知事選で候補擁立断念に至る過程でも維新はやらかしていた。陳腐な取引を現職・小池知事側に持ちかけたのだ。

 「ウチが候補を立てると小池さんの票を食うから、擁立しないことこそが彼女にとってプラス。だから『擁立しない』をカードに小池サイドに取引を打診した」(維新幹部)

 一体、何を引き出そうとしたのか。小池知事が率いる都民ファーストの会の関係者がこう解説する。

 「来年の都議選で維新が候補を立てる選挙区で、都ファは擁立しない、という内容でした」

 確かに、知事選で維新が擁立を避けることで小池氏を利する面はあるだろう。とはいえ、それを条件に来年の都議選で都ファに選挙区のすみ分けを求めるのは虫が良すぎないか。「バカバカしい話だ」と切り捨てるのは都ファ幹部。こう続ける。

「知事選で維新が擁立しても、知事が落選することはあり得ない。立てたければ『どうぞご勝手に』だ。そんな安い条件で都議選でのすみ分けに応じるわけがないでしょう。有力な知事候補を立てる力もないくせに『擁立しないから見返りをよこせ』とは。取引にならないので無視しました」

 あまりにも維新はダサすぎる。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・選挙・2024東京都知事選】  2024年06月14日  11:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【社説①】:捜査書類の管理 冤罪招く「廃棄の助長」

2024-06-14 07:48:50 | 【警視庁・警察庁・都道府県警察本部・警察署・刑事・警察官・警部・監察官室・...

【社説①】:捜査書類の管理 冤罪招く「廃棄の助長」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:捜査書類の管理 冤罪招く「廃棄の助長」

  鹿児島県警が昨年、捜査書類の速やかな廃棄を促す内部文書を捜査員らに配布していたことが明らかになった。後に訂正されたが、「即時廃棄」されると再審請求などで被告に有利な証拠が失われる可能性があり、冤罪(えんざい)を招きかねない文書だった。同県警ではほかにも不祥事が続発しており、迷走する組織の立て直しが必要だ。

 文書は昨年10月、「刑事企画課だより」と題した公文書で、県警本部各部や各署を通じて、捜査員にメールで送られた。
 再審請求などで、「警察にとって都合の悪い書類だったので(検察に)送致しなかったのではないか、と疑われかねないため、未送致書類であっても、不要な書類は適宜廃棄する必要があります」などと記載されていた。また、末尾では「再審や国賠請求等において、廃棄せずに保管していた捜査書類やその写しが組織的にプラスになることはありません!!」と捜査員らに呼びかけていた。
 この文書が一部、ネットに流出して県警内部でも問題視され、11月に「国賠請求や再審請求への対応に必要な文書は廃棄せずに保管管理する必要がある」といった内容に改められた。県警はこうした経緯を公表していなかったが、最近、報道で明らかになった。
 刑事裁判で検察側は、自らに有利な証拠だけを法廷に提出して有罪を立証するケースが大半だ。被告に有利な証拠は、検察は基本的に開示せず、そもそもそうした証拠は警察から検察に送られずに眠っていることも少なくない。
 名張毒ぶどう酒事件(第11次再審請求を準備中)の鈴木泉弁護団長は「警察当局が組織的に証拠を廃棄させようとするのは、『全ての証拠開示』を求める私たちにとって、無罪立証の機会を奪う行為ではないか」と憤る。
 鹿児島県警では最近、捜査情報を流出させた疑いで巡査長、続いて同様事案で前生活安全部長が逮捕されている。さらに、この前部長が裁判手続きの中で、その後、盗撮容疑で逮捕された巡査部長の捜査中に、「(その事案を)県警本部長が隠蔽(いんぺい)しようとした」と告発。本部長は否定したが、警察庁が監察を行う方針を示している。
 警察組織にあるまじき組織の混乱だ。文書廃棄を求める文書がどんな指示に基づいて出されたのかも含め、徹底した監察で背景を洗い出さなければならない。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年02月14日  07:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【社説②】:地方選での連敗 自民支持離れの深刻さ

2024-06-14 07:48:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【社説②】:地方選での連敗 自民支持離れの深刻さ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:地方選での連敗 自民支持離れの深刻さ

 地方自治体の選挙で自民党系候補の敗北が相次いでいる。党総裁の岸田文雄首相、茂木敏充幹事長の地元首長選でも党推薦の新人が敗北した。派閥の裏金事件と政権の対応が支持層の離反を招いている。深刻な状況を直視すべきだ。

 地方選での自民系候補の不振は裏金事件への批判が強まった昨年末から顕著になった。今年5月には静岡県知事選、東京都目黒区都議補選、首相の地元・広島県の府中町長選で敗北した。6月には東京都港区長選、茂木氏の地元・栃木県の鹿沼市長選でも敗れた。
 各自治体の事情や争点があり、自民党が不戦敗も含め全敗した4月の衆院3補選と同列には論じられないにせよ、自民系敗北の流れは裏金事件に対する有権者の怒りの表れだとみるのが妥当だろう。
 ただ、一連の地方選の多くは低投票率だった。それぞれの地域で変革を望むうねりが野党系候補らを押し上げたとも言い難い。
 自民党にはこうした状況はより深刻である。低投票率は組織票を持つ自民党に有利という経験則が通用しなくなったからだ。底堅かった支持基盤が崩れ始めていると受け止めなければなるまい。
 横浜市連や長野県連など地方組織からは岸田首相に退陣を求める声が公然と出始めた。首相が総裁として主導した裏金の実態解明、処分、再発防止策はいずれも中途半端で、地方の批判は当然だ。
 だが、9月の総裁選で総裁を代えただけでは有権者の不信は解消できまい。自民党の金権体質そのものが問われているからだ。
 この間、80人以上の裏金議員の大半が職にとどまり、所得税の修正申告は一人もしていない。政治資金規正法改正に向けた党内論議では、政策活動費や企業・団体献金の廃止などの抜本改革を求める声はほとんど上がらなかった。
 自民党は金権体質を改めることなく、月内に国会を閉会。7月の東京都知事選後は総裁選に向けた動きが本格化する見通しだ。
 私たち有権者は党内の主導権争いに目を奪われることなく、自民党に引き続き政権を担う資格と能力があるのか、次の衆院選に向けて見極める必要がある。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年02月14日  07:44:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【社説①】:保護司殺害 更生支援の柱守りたい

2024-06-14 07:47:50 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・再審請求)、刑法39条】

【社説①】:保護司殺害 更生支援の柱守りたい

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:保護司殺害 更生支援の柱守りたい

  
 大津市でレストラン経営のかたわら保護司を務めてきた新庄博志さん(60)=写真=が刺殺された事件で、新庄さんが更生支援を担当していた男(35)が逮捕された。男は強盗の罪で有罪判決を受け、保護観察中。新庄さんの自宅で面談中に犯行に及んだとみられる。保護司はボランティアで対象者の更生を手助けする篤志家だけに、事件の衝撃は大きい。現場の不安払拭のため、法務当局は速やかに必要な策を講じてほしい。
 
 男は2018年にコンビニ店での強盗容疑で逮捕され、執行猶予5年の判決を受けた。新庄さんは06年から保護司をしており、19年に男の担当となった。男は容疑を否認しているというが、自身の交流サイト(SNS)に、新庄さんを指すとみられる保護司との面談への不満を書き込んでいた。
 
 仕事先や警察、司法への反発、批判も投稿しており、それらをないまぜにして新庄さんにぶつけた可能性もある。保護司が支援対象者に殺害される事件は1964年以来というが、男はなぜ5年間の「交流」の果てに殺意を抱くに至ったのか。捜査での解明を望む。
 
 保護司は無給の国家公務員。天竜川の治水事業で知られる遠州の実業家、金原明善らが明治期に私財を投じて始めた出所者らの更生保護事業が、その嚆矢(こうし)とされる。罪を犯した人や非行少年らが立ち直り、社会生活を送れるよう、住まいや就職の世話をしたり、月何回かの面談をしたりする。各地の保護司会の推薦で人選されるのが一般的という。
 
 この事件で、更生に励む人一般への偏見が高まることがあってはならないが、保護司と対象者との面談は自宅を避け、保護司の活動拠点「更生保護サポートセンター」を使うといった対応策を求める声もある。現場の意見を丁寧に聞き、必要な措置を講ずべきだ。
 
 ただでさえ保護司のなり手不足は深刻で、事件の影響が懸念される。法務省は再任の上限年齢引き上げなどで要員確保を図るが、定数未満の地区も多い。初めて保護司になる人は「66歳以下」の規定があるが、引き上げてはどうか。そもそも、このまま市民の篤志頼みでいいのかという問題もある。有給制や公募制も含め、保護司制度を巡る議論を深めてほしい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年02月13日  07:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【政界地獄耳・06.06】:連立の役割を保った公明、改革の党を強く押し出した維新 今国会後の行方は…

2024-06-14 07:40:00 | 【政治とカネ・政党交付金・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会名による政治資金...

【政界地獄耳・06.06】:連立の役割を保った公明、改革の党を強く押し出した維新 今国会後の行方は…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・06.06】:連立の役割を保った公明、改革の党を強く押し出した維新 今国会後の行方は… 

 ★今国会では政治資金規正法改正案の成立が最大の焦点だったが、立憲民主党の敵失などあり、出来の悪い修正を続けて衆院可決のめども立った。公明党は支持母体の創価学会の名誉会長・池田大作の死去によって党内がざわついていたが、自民党に同調して政治資金に甘いと思われると具合が悪く修正に大きく関与、連立の役割を保った形だ。日本維新の会も改革の党を強く押し出し一定の手柄を国民に見せることに成功。決して有効性のある、褒められた改正案ではないが、自民党に対してくさびを打つ効果はあった。

 ★両党が自民党を支えるように見えるが、選挙となるとなかなか簡単ではない。総選挙後、内閣を編成すると閣僚、副大臣、政務官など100人からの与党議員が内閣にとられ、議会の常任委員長などで30人が必要となる。参院や民間人を加えたとしても、この数を抜いても過半数を維持しなくてはならない。現実的には自公以外の野党の与党入りが必須になる可能性がある。さすがに早期解散の可能性が薄らいだだろうが、首相・岸田文雄は解散の時期が狭まることで厳しい政権運営を余儀なくされる。可能性としては秋の自民党総裁選後から来年の1月の冒頭解散が現実的になる。来年は夏に都議会議員選挙、参院選挙がある。それを外すとおのずとそのタイミングが現実的だ。

 ★ただ、公明党は総選挙で選挙区調整をして自民党とともに選挙に臨むが、比例での当選が多い維新はそうなると、事前の選挙調整はむずかしい。選挙では野党の立場で与党に臨むだろうから、選挙後、しれっと連立入りするのも容易ではないが、ほかに方法がない。先月23日、同党代表・馬場伸幸は次期衆院選で自民、公明両党の議席が過半数を割った場合の対応について、政権への「連立入り」、閣僚を出さない「閣外協力」、「パーシャル(部分)連合」の可能性に言及している。ただ、小選挙区が強い大阪はともかく、そのほかの地域の議員や参院議員の理解が得られるか、かじを切れば維新は分裂の危機をはらむ。なかなか悩ましい。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年06月06日  07:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【2024東京都知事選】:空前の選挙戦が始まる(中)女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山

2024-06-14 06:57:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【2024東京都知事選】:空前の選挙戦が始まる(中)女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024東京都知事選】:空前の選挙戦が始まる(中)女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山

 それにしても情けないのは政権政党の自民だ。独自候補を立てられず、敵だったはずの小池に抱きつき、しがみつき。ステルス戦術で政党名を隠すことまで甘んじて受ける。

<picture>都知事選は終わりの始まり(岸田首相=中央)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 それもこれも“勝ち馬”に乗るためなのだが、これで小池が負けたら自民党はオシマイ。ただでさえ連戦連敗の地方選でトドメを刺され…、

 ※:この記事はDIGITAL有料会員限定です。メルマガ会員の方は閲覧できません。有料会員登録後、続きをお読み下さい。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・選挙・2024東京都知事選】  2024年06月13日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【2024東京都知事選】:空前の選挙戦が始まる(下)女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山

2024-06-14 06:57:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【2024東京都知事選】:空前の選挙戦が始まる(下)女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024東京都知事選】:空前の選挙戦が始まる(下)女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山

  知事就任直後、小池がまず繰り広げたのは都議会自民とのバトルだ。時には「黒い頭のネズミ」とののしり、都議会のドンを猛批判。メディアは“百合子の乱”に注目し、都民も期待したものだ。

<picture>コロナ対策もパフォーマンスに終始(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 知事就任直後、小池がまず繰り広げたのは都議会自民とのバトルだ。時には「黒い頭のネズミ」とののしり、都議会のドンを猛批判。メディアは“百合子の乱”に注目し、都民も期待したものだ。

 あれから8年。当時の姿は見る影もない。2期目に入ると自民に急接近。気が付けば黒い



 あれから8年。当時の姿は見る影もない。2期目に入ると自民に急接近。気が付けば黒い頭のネズミか…、 

 ※:この記事はDIGITAL有料会員限定です。メルマガ会員の方は閲覧できません。有料会員登録後、続きをお読み下さい。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・選挙・2024東京都知事選】  2024年06月13日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【政界地獄耳・05.30】:都民を惑わせ続ける小池百合子 出馬表明、自民との関係ぎりぎりまで思わせぶりか

2024-06-14 06:55:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・05.30】:都民を惑わせ続ける小池百合子 出馬表明、自民との関係ぎりぎりまで思わせぶりか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・05.30】:都民を惑わせ続ける小池百合子 出馬表明、自民との関係ぎりぎりまで思わせぶりか 

 ★立憲民主党参院議員・蓮舫が都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬を固めたことで、現職で3期目の準備を進める都知事・小池百合子は判断を迫られている。不戦敗を避けたい自民党が小池にすがる構図で高く売る寸法だったが、蓮舫の出馬の動機が「裏金議員、政治とカネの自民党を絶対に許さない。納税者の気持ちを誰よりも考えなければいけない都民の気持ちに寄り添いたい。反自民党政治、非小池都政姿勢で臨みたい。古い政治と決別して、本当に必要な政策に予算を振り向ける都政をつくりたい」「自民党の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい。その先頭に立つのが私の使命」と自民党を介して政治とカネと小池に結びつけ、小池が自民党の闇を容認しているイメージを演出した。

 ★29日、自民党は衆院政治改革特別委員会の理事懇談会で、議員に政治資金規正法違反などがあった場合、政党交付金の支給を停止するなど公明党の主張を取り入れた改正案の修正案を提示。公明党が賛成に転ずるという。「早期解散しないとか、相当の交換条件があったのではないか」(野党幹部)と公明党の変節をいぶかる声も聞こえるが、修正案をまとめて維新の改正案を取り入れて何とか法改正をまとめたい考えだ。それでも自民党内では「裏金といえど政治活動に使った」と言い張っていたものが、キックバックを原資とした寄付で税優遇を受けていた事実が発覚。これでは裏金議員たちが政治資金をロンダリングして個人資産にしていた可能性が捨てきれず、新たな火種を抱えたといえる。

第2回定例会が開会した東京都議会で所信表明する小池百合子都知事=東京都新宿区で2024年5月29日午後1時12分、新宮巳美撮影

 ★29日、東京都議会が開会し、小池は「都知事に就任して初めての所信表明で『私は都民が希望を持てる都政を展開する』と述べた。この決意は一瞬たりとも揺らいだことはない」と所信表明で3選への意欲を見せたが、ぎりぎりまで出馬表明も自民党との関係も思わせぶりにするだけだろう。最後は自民党の支援は受けないという選択肢も残しての選挙戦は都民を惑わせ続ける。(K)※敬称略 

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年05月30日  08:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER・06.14】:【2024鹿児島知事選】:またしても「一本化工作」

2024-06-14 05:27:00 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【HUNTER・06.14】:【2024鹿児島知事選】:またしても「一本化工作」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・06.14】:【2024鹿児島知事選】:またしても「一本化工作」 

 各種選挙において、聞こえはいいが実は公選法違反になりかねない「一本化」工作。腐敗した県警組織の問題で揺れる鹿児島県では、知事選が行われるたびに「一本化」の話が出てくる。今回の知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を前に、お決まりの一本化工作が行われていたことが分かった。

                 ◆   ◆   ◆

 2016年の知事選では、初当選した三反園訓氏(現・衆議院議員)が、「川内原発の廃炉」を前提に何度も「私を信じてもらいたい」と訴え、反原発派の平良行雄氏(現・鹿児島県議会議員)と「政策合意」まで結んで一本化に成功。当選したとたん、あっさり政策合意を反故にし、反原発派との一切の連絡を絶った。反原発派はもちろん、県民をも騙したということで、一番強いと言われる二期目を目指した前回の知事選であえなく落選している。

 三反園氏が落選した2020年の知事選でも、一本化工作の実態が明るみに――(⇒【2020鹿児島知事選】「一本化工作に公選法違反の疑い」)。現職だった三反園氏を倒そうと動く元職陣営の関係者が、元職に断りなく、無所属新人の立場で出馬した塩田康一氏(現・鹿児島県知事)に「副知事」という条件を提示して「候補者一本化」に応じるよう説得していたのだ。激怒した塩田氏はすべての申し出を拒否。自力で初当選を果たしている。

 そして今回、またしても一本化工作である。ある反原発派幹部・A氏の証言によれば、今年に入って、知事選出馬を表明している女性元県議の陣営関係者が、「現職を利する」という理由を挙げ、事実上の一本化を説得に来たという。他の女性元県議陣営関係者も一本化の話で面会を求めてきたが、A氏は「断った。会うはずがない」と話す。

 別の反原発派の人物が呆れ顔でこう語る。「元県議は自民党にいたわけで、川内原発の20年運転延長に賛成していたはずだ。それどころか、マニフェストには2050年までの運転を容認することになる文言が記されている。その方を支援する人たちが、私たちに一本化を持ちかけるというのは、どうなんですかね。もちろん、ご本人の知らないところで動いているんでしょうが、節操がなさ過ぎます」

 一本化を持ちかけるのは、現状では勝てないということを認めている証拠だ。表できれいごとを主張しながら、裏で一本化工作を行う陣営を、県民は信用するのだろうか? 

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【話題・選挙・2024鹿児島県知事選挙】  2024年06月14日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする