[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/攻めどころ満載国会 野党どう出る?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201901210000084.html)。
沖縄タイムス【[大弦小弦]プロフェッショナルがそれぞれの持ち場をを守って、社会は回っている…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/374741)。
《★国会は28日から開会するが、政権にとっては暗雲立ち込める状況ではないのか。野党は手ぐすね引いているといってもいいだろう》。
《▼税金を使って納税者を欺いた厚労省が給付やり直し、システム改修といった尻ぬぐいに使うのはやはり税金。私たちが労使折半で払ってきた雇用保険料までつぎ込む。支払いは今後も義務である。きちんと怒り、過ちを正す。私たちは納税者としてもプロになる必要があるのかもしれない。(阿部岳)》
全省庁、総倒れ。《厚労省…総務省…財務省…法務省…文科省…外務省…》。もちろんその責任は、行政府の長。第一に、行政府の長からして、息吐く様にウソを吐き続ける…。
《安倍政権は、あたしたちが望んでいないことばかりを進めていく…多くの人間が不幸になるものばかりだ》(室井佑月さん)。その最たるものが、壊憲。アベ様の《サディスティックな政治》に飼いならされてしまい、「ト」な新三原則「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」…壊憲して本当にいいの? 与党・自公、癒党・お維キト支持者の皆さん、眠り猫の皆さん、目を覚まして下さい。飼い慣らされ、しつけられ、鈍感になっていませんか?
加えて、《サディスティックな政治》を全く批判しないマスコミ。アベ様のNHKなんて政権広報…アベ様のウソ・デマを垂れ流して、恥もしない。そして、〝マゾヒスティックな信者〟達…飼い慣らされ、しつけられていることに危機感無しなオメデタサ。
《▼税金を使って納税者を欺いた厚労省…尻ぬぐいに使うのはやはり税金。私たちが労使折半で払ってきた雇用保険料までつぎ込む。支払いは今後も義務である。きちんと怒り、過ちを正す。私たちは納税者としてもプロになる必要があるのかもしれない。(阿部岳)》。
壊れた国…(金子勝さん)《安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか》!? 納税者・有権者の〝怒り〟を野党に向けても仕方がない。《私たちは納税者としてもプロになる必要がある》と同時に、行政府の長や各官庁によるデタラメの数々、《サディスティックな政治》を許す有権者であってもイケナイ。
『●パラノイアなディストピアで何を好き好んでアベ様の奴隷に
成り下がりたい?…という人たちの気が知れない』
『●「ト」な新三原則「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」
「基本的人権の制限」…壊憲して本当にいいの?』
『●《安倍政権は、あたしたちが望んでいないことばかりを進めていく
…多くの人間が不幸になるものばかりだ》』
《ニュースを観ていて、綺麗な辺野古の海が埋められていく様子を、
今のこの国と重ねてしまった。安倍政権は、あたしたちが望んでいない
ことばかりを進めていく…世界で失敗ばかりしている、水道の民営化。
地産地消できなくなりそうな、種子法廃止。そして、日米地位協定の
見直しもせず、沖縄への米軍基地の押しつけ》
『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、
選挙もない国につくり変えたいのですか》!?』
『●麻生太郎氏が《政治活動》していた時…
ほぼタダで国有地売却されていた森友問題、財務省は公文書を改ざん』
『●鈴木耕さん《美ら海を破壊するために、軍事基地を造っている…
言い換えれば、サディスティックな政治》』
『●「ト」な《自民党改憲条文案…憲法の平和主義を
骨抜きにする表現が驚くほど多く盛り込まれている…》』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201901210000084.html】
政界地獄耳
2019年1月21日7時59分
攻めどころ満載国会 野党どう出る
★国会は28日から開会するが、政権にとっては暗雲立ち込める状況ではないのか。野党は手ぐすね引いているといってもいいだろう。内政では厚労省のずさんな勤労統計調査問題が大きい。本来は必要なかったシステムの組み替え費195億円の大半を労働保険特別会計で対応する理屈もわかりにくいし、アベノミクスのデータの正当性から予算措置まで荒れるだろう。
★沖縄の5市県民投票不参加問題を総務省はどう受け止めているのか。投票できない県民が3割に上る。自民党もだんまりを決め込んでいるが、こんな理由がまかり通るなら統一地方選不参加も合法ということになりかねない。財務省は予算審議とともに消費税とキャッシュレス化に伴う問題が山積することだろう。消費税値上げが確定するかも焦点になる。法務省では外国人を受け入れる入管法改正は奴隷法とまで言われたが、法律が先の国会で成立してもなお今国会で審議が行われる異例の状況だ。
★文科省のみならず関係省庁が多岐にまたがるのは日本オリンピック委員会(JOC)会長・竹田恒和が東京五輪招致委員会当時、シンガポールのコンサルタント会社に約2億2000万円でロビー活動などを依頼。そこが国際オリンピック委員会(IOC)の実力者に賄賂を贈った疑惑となった。仏検察当局が積極的で成り行きは不透明だが、同件は国内でも1度問題になった。五輪族は「問題なし」で逃げ切ったつもりだろうが甘くはなかった。それもこれからフランスの手によって暴かれるのも日本の捜査能力や健全性まで問われる。そして外務省。韓国との関係は日本サイドの過度な挑発に上げたこぶしが下ろせなくなっている。北方領土と日ロ関係はどうなるのか。これだけ材料があれば野党は相当攻められそうだが、調査能力もなくそれもままならないとなれば、野党の役割などない。この国会は激突国会になるか否かが問われる。(K)※敬称略
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/374741】
[大弦小弦] プロフェッショナルがそれぞれの持ち場をを守って、社会は回っている…
2019年1月21日 08:18
プロフェッショナルがそれぞれの持ち場を守って、社会は回っている。職場体験に来てくれた生徒にはまず、そんなことを伝える。缶コーヒーのCMも言っている。「世界は誰かの仕事でできている」
▼逆にプロが信頼を裏切ると、影響はドミノ式に広がる。よく買っていた「国産菜種油」は外国産サラダ油が混ぜられていた。このメーカーの偽装は多く、製品を原料にした他社製品も次々に販売中止となった
▼大手でも自動車、建物の免震装置と、命に関わる偽装が相次ぐ。「安心の日本製」はいつか「疑惑の日本製」に転落するのか
▼それでも企業ならば私たちには不買という選択があり、退場を促すこともできる。役所は違う。厚生労働省に競争相手はなく、つぶれない
▼毎月勤労統計の不正は闇が深い。15年間も調査方法を偽り、何度も正す機会がありながら隠蔽(いんぺい)してきた。結果、困った時の失業給付などを満額受け取れなかった人が多数出た。根本匠厚労相は「組織的隠蔽ではない」と言う
▼税金を使って納税者を欺いた厚労省が給付やり直し、システム改修といった尻ぬぐいに使うのはやはり税金。私たちが労使折半で払ってきた雇用保険料までつぎ込む。支払いは今後も義務である。きちんと怒り、過ちを正す。私たちは納税者としてもプロになる必要があるのかもしれない。(阿部岳)
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日刊ゲンダイの2つの記事【沖縄知事選で自公推薦 佐喜真氏の本性はバリバリのタカ派】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235987)と、
【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/在日米軍2世・玉城さんが沖縄県知事になるのは意義がある】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236022)。
《沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)に自民、公明両党の推薦を得て出馬する前宜野湾市長…佐喜真氏は選挙戦の最大の争点である米軍普天間基地の名護市辺野古への移設について、いまだに明確な賛否を示していないが、過去の言動を見ると、その“本性”はよく分かる…沖縄県民の賢明な判断を期待するばかりだ》。
《「あなたの国(米国)の血が私には2分の1流れている。だから私の言うことは半分は聞いて頂く。残りの半分は日本政府に聞かせる」(玉城デニー衆議院議員) これは20日、玉城さんが「田中龍作ジャーナル」の単独インタビューで米国との向き合い方について尋ねられ、答えた言葉》。
日刊ゲンダイのもう一つの記事【安倍自民が恐々 安室9.15ラストライブで語る“メッセージ”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235991)によると、《県民世論を無視し、米軍普天間基地の辺野古移設に突き進む安倍政権は、知事奪取に向け死に物狂いだ…安倍自民がピリピリしているのが、国民的人気歌手の安室奈美恵(写真・AP)の動向だ…翁長の急逝に接すると、追悼文を発表。その内容は真情あふれるものだった。/〈県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております〉/所属レコード会社に促されたわけではなく、安室サイドが自主的に発したものだという。「ハッとさせられたのが、〈翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ〉というくだりです。安室さんが辺野古移設阻止に向けて闘った翁長知事の政治姿勢を支持しているのは明白でしょう。移設反対派にとって非常に心強いこの言葉をNHKはバッサリとカットして放送していた。それだけ、安室さんの発言には影響力があるということ。安倍政権に忖度したのでしょうが、沖縄で安室さんの追悼メッセージを知らない人間はいませんよ」…その後も安室は積極的に動いている。沖縄県の観光ブランド戦略推進事業「Be.Okinawa」に無償協力。観光をはじめとする経済振興策を推し進めた翁長の遺志に寄り添うかのようである》。
まず、再度、はっきりと断言したい。バリバリなタカ派の日本会議系・自公系の新沖縄知事誕生などを許しては、絶対にダメです! 前宜野湾市長についての重要な日刊ゲンダイの記事【園児が教育勅語を唱和…宜野湾市長が出席した大会の異様】も、是非、見てほしい。
『●宜野湾市長選: 直近の沖縄主要選挙で5連敗目をアベ様に』
《【園児が教育勅語を唱和…宜野湾市長が出席した大会の異様】…現職で
与党推薦の佐喜真淳氏(51)の再選を阻めば辺野古移設の歯止めになる
ことから、全国的な注目度も高い。もっとも、それ以前にこんな人物を
再選したら、宜野湾市民は常識を疑われることになりそうだ…
佐喜真市長が日本会議のメンバーかどうかは知らないが、
善悪の判断がつかない園児に教育勅語を暗唱させ、一斉唱和させる
なんて戦前そのものではないか》
『●沖縄を分断・破壊し尽すような日本会議系・
自公系候補者では絶対にダメ! 玉城デニーさんを沖縄知事に!』
こちらも繰り返しになりますが、いまだにアベ様や最低の官房長官らは「辺野古破壊が唯一の解決策」と言い続けている。「普天間撤退≠辺野古破壊」です! おまけに辺野古は単なる破壊「損」の可能性が高い。自公と番犬様がやろうとしていることは滅茶苦茶です。さらには《工事の遅延損害金が1日約2000万円発生するとの見積もり…これは単純計算で100日間延期すれば20億円を請求するぞという脅しそのもので、県知事選を控えて県民の対立・分断を狙っての作戦》…「本土」の与党やその支持者によるこんな露骨な《脅し》、沖縄イジメを決して許してはいけない
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「「普天間移設=辺野古破壊なはず」が無いと訴えてきましたが…
それどころの話でなくなってきた! 無茶苦茶じゃないか!
世界一危険な基地・普天間は返還されない!?
辺野古は単なる破壊損なのか??」
《安倍政権はよく「丁寧に説明する」「真摯な対話を心掛ける」というが、
実行されたことはない。特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」法での
世論軽視、森友・加計(かけ)問題では疑惑に正面から向き合わないなど、
いくつも指摘できるが、米軍普天間飛行場の返還条件を巡っても、
丁寧な説明とは程遠い》
《名護市辺野古の新基地が完成しても、米軍普天間飛行場が
返還されない可能性が出てきた》
『●「最低裁」のコールが聞こえる…沖縄負担軽減担当相らの
「辺野古が唯一の解決策」をオウム返しでしょう…』
『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性」(高野孟さん)と、
いまも続く沖縄での不条理の連鎖』
『●辺野古は単なる破壊「損」なのかもしれない…
アベ様や最低の官房長官による沖縄イジメも「ずっとずっと」』
2018年9月沖縄県知事選、日本会議系・自公系のバリタカ派知事など絶対にダメ!、です。玉城デニーさんガンバレ!
翁長雄志県知事の意志を追いでいるのはどちらか?、それは明白。《今年の平和宣言で故・翁長氏はこう言ったんだよ。/「私だけは政治的に死んでも肉体的に滅んでも、沖縄を代表して言いたいことを言おうと思いました」/さんざん政府に虐められてなお、最後にこの台詞を言えるのはすごい。あたしは翁長知事から、死してなお曲げられない正義というものを教えてもらった》
沖縄の《死してなお曲げられない正義》を玉城デニーさんには引き継いでもらいたい。日本会議系・自公系のバリタカ派の候補者には《正義》など何もない。
新潟県知事選や名護市長選の悲劇のような事だけは避けたい。その後の経過をご覧ください。
『●新潟県知事選: 「中央の紐付き忖度官僚候補
VS再稼働反対の民意に寄り添う県議候補」という与野党激突』
『●花角英世新潟県新知事…「柳瀬氏同様、
安倍政権下で出世してきた元官僚」…女性差別発言隠蔽は体質の体現』
『●今頃ようやく福島第二原発の廃炉を決断、
一方、「あとは野となれ山となれ」な玄海原発4号機の再稼働…』
『●「事実無根のデマ」…「もしこれが立件されれば、
長谷川氏逮捕や花角新知事辞任の事態もありうるだろう」』
『●新潟《県民の多数は再稼働を拒絶》なので、
再稼働反対派の少なからずの方々が…「騙されることの責任」』
『●アベ様は「沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、
基地負担の軽減に全力を尽くす」…って、はぁ?』
『●稲嶺進さんの「この8年の実績と誠実な姿勢は、
多くの市民が認めている」(目取真俊さんのブログ)』
『●名護市長選後の「アメとムチ」…勝たせてはいけなかった新市長と
負けさせてはいけなかった稲嶺進さん』
『●「米軍再編交付金を政府は再開…。なんじゃそりゃ。
あんたは鳥取城を兵糧攻めで落とした秀吉か!」』
「《札束の力で自治体をねじ伏せ、住民を分断させる恫喝(どうかつ)政治。
これ、民主主義なんですか》? 勝たせてはいけなかったのに…
大変に残念だった名護市長選の結果。「アメとムチ」の露骨なサツタバ
恫喝政治…。ニッポンに…、少なくとも沖縄に民主主義は無い。
《それでも名護市は交付金に頼らない行政を貫いて、全学校への
冷房設置や校舎の耐震化、小中学生の医療費無料化まで実現させた》…
負けさせてはいけなかった」
『●速攻辞任…県民の命は政局の取引材料ではない。
政府が真剣かどうかは、選挙後に分かる。(阿部岳)』
『●横田一さん名護市長選ルポ:
「詐欺集団の安倍自民党が“フェイク演説”で市長ポストを騙し取った──」』
『●最低の官房長官のフェイク言説「基地容認の民意」は「架空の代物」
…それに悪乗りするアベ様広報紙』
『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば』
『●辺野古高江裁判とヒラメ…《「人権のとりで」としての
司法がその役割を果たさず、行政と一体化すれば…》』
『●名護市長選後の「アメとムチ」…勝たせてはいけなかった
新市長と負けさせてはいけなかった稲嶺進さん』
日刊スポーツの記事【政界地獄耳/沖縄に腰引くへなちょこ枝野】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808240000207.html)にも、《自民党の新しいやり方だ。名護市長選挙の勝利、新潟知事選の勝利で見えてきた新たな選対方式を導入する自民党の覚悟が見受けられる》。
名護市長選挙・新潟知事選の様に騙されてはいけない!
問題は、同記事の続きの部分…《そして立憲民主党代表・枝野幸男のへなちょこ度合いだ。今こそ、オール沖縄に参戦して政権との対峙(たいじ)を示す時だろうに19日、枝野は「沖縄の皆さんで良い候補を擁立してほしい。可能な範囲でしっかり支援したい」と人ごとだ。周辺によれば枝野は旧民主党政権の官房長官時代、辺野古移設を推進した立場だから腰が引けているということらしい。それならば立憲民主党は政権も目指すべきではないし、枝野は首相指名に名乗り出ることなど辞めるべきだ。その判断を修正したり間違いだったと国民にわびることができないために、知事選に関与したくないのならばすべてを受け止めなくてはならない政府などできるはずがない。そこそこの万年野党を狙う限り、立憲民主党にも未来はない。自民党に勝機ありか》。
国民民主党のアノ前原氏の「復帰」だのなんだの、そこに立憲民主党の福山哲郎議員が駆け付けただの京都での失望を、沖縄にも持ち込む気ではないでしょうね? 沖縄に《わび》て、直ぐさま、京都も含めて、立憲主義を信じる人たちを失望させないように行動を起こしてほしい。左右も、保革も関係ないっしょ。在日米軍特権や日米地位協定、日米共犯を維持・推進するようなことを手助けしてはいけない。《死してなお曲げられない正義》を理解できず、《自分のために政治家をやっているやつばかり》な政治屋の一人に成り下がってほしくない。
『●「安倍首相のようなクソ」と取巻き…「安倍内閣の問題点を
簡単に挙げただけでも2時間45分になった」』
『●「自民党や公明党を応援している人たちは、
なぜ彼らを応援しているの?…どんなに酷いか知っているの?」』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235987】
沖縄知事選で自公推薦 佐喜真氏の本性はバリバリのタカ派
2018年8月24日
(佐喜真淳氏(C)日刊ゲンダイ)
沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)に自民、公明両党の推薦を得て出馬する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)。
佐喜真氏は選挙戦の最大の争点である米軍普天間基地の名護市辺野古への移設について、いまだに明確な賛否を示していないが、過去の言動を見ると、その“本性”はよく分かる。
佐喜真氏は1988年に千葉商科大学を卒業後、フランスに留学。旅行会社勤務を経て、2001年の宜野湾市議選で初当選。
06年、市議2期目の途中で沖縄県議選に出馬して当選を果たすものの、やはり2期目の途中の12年に宜野湾市長選に立候補。辺野古移設に反対する元職の伊波洋一氏にわずか900票差で競り勝ち、市長に就任。16年に再選したが、14日、県知事選出馬のために市長を辞職した。
バリバリのタカ派の顔が透けて見えるのは、10年9月、衆院第2議員会館で開催された日本会議主催の「これでいいのか日本!守れ尖閣諸島緊急集会」。
当時、下野していた安倍首相や三好達日本会議会長(当時)などタカ派のメンメンがずらりと顔を揃える中、佐喜真氏は沖縄の代表として出席し、こう訴えていた。
「なぜ政府や国会議員は(尖閣の)現場に駆けつけないのか。
現場の声を聞こうとしないのか」
14年1月に宜野湾市民会館で開かれた「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」では、閉会の辞を任された際に「日本人の誇り」を連呼。
ちなみにこの大会では、30人ほどの園児が壇上で一斉に教育勅語を唱和する異様な光景が、ネットで話題となった。
沖縄県民の多くが「NO」を突き付けている辺野古移設について、佐喜真氏はどう思っているのか。
宜野湾市議会議長を務めた経験を持つ父の博氏を電話で直撃すると、こう答えた。
――息子さんが出馬する県知事選挙についてどう思うか。
もう引退したのでそういうことはちょっと……。
――安倍政権が強行する辺野古移設については。
勘弁してください。
沖縄県民の賢明な判断を期待するばかりだ。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236022】
室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
在日米軍2世・玉城さんが沖縄県知事になるのは意義がある
2018年8月24日
(玉城デニー衆院議員(C)日刊ゲンダイ)
「あなたの国(米国)の血が私には2分の1流れている。
だから私の言うことは半分は聞いて頂く。残りの半分は
日本政府に聞かせる」(玉城デニー衆議院議員)
これは20日、玉城さんが「田中龍作ジャーナル」の単独インタビューで米国との向き合い方について尋ねられ、答えた言葉。
お亡くなりになった翁長沖縄県知事は、亡くなる数日前、後継を誰にするのか録音テープを残していたみたいだ。2名の名が挙げられており、そのひとりが玉城さんだったわけ。
記事によれば、〈玉城は米兵の父とウチナンチュの母との間に生まれた〉という。つまり、在日米軍2世ってこと。
その玉城さんが新基地建設反対を掲げ沖縄県知事になるのは、意義があることだと思う。
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冒頭の発言の通り、この人は、米国にも日本政府にも、躊躇することなく、沖縄の民意を堂々と伝えるのだろう。
日本政府は米国に何もいえないし、地方自治体の長は日本政府に何もいえない。民意を受け政治家になった者は、その民意を裏切ってはいけないってのに。民意より重いものがある政治家なんて、その存在に意味があるのかしらん?
それにしても、沖縄の男はカッコイイな。
今年の平和宣言で故・翁長氏はこう言ったんだよ。
「私だけは政治的に死んでも肉体的に滅んでも、
沖縄を代表して言いたいことを言おうと思いました」
さんざん政府に虐められてなお、最後にこの台詞を言えるのはすごい。あたしは翁長知事から、死してなお曲げられない正義というものを教えてもらった。
沖縄はこの国の縮図だ。「私だけは」という翁長さんをひとりぼっちにしてはいけない。
もちろん、その後継になるだろう人のことも。巨大な力に立ち向かうため、彼らに寄り添い支えなくては。
自分のために政治家をやっているやつばかりだから、彼らは特別輝いて見える。
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日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/沖縄世論 分析続ける自民】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808210000150.html)。
リテラの記事【翁長知事の後継候補に玉城デニー議員! 一方、自民候補の佐喜真淳・前宜野湾市長は沖縄ヘイトの極右団体と関係】(http://lite-ra.com/2018/08/post-4199.html)。
《自由党幹事長・玉城デニー衆院議員(沖縄3区)が出馬を検討…今月初め頃、自民党本部が後継候補の可能性がある副知事・謝花喜一郎と、自民党候補となった宜野湾市長・佐喜真淳、出馬表明していた元沖縄観光コンベンションビューロー会長・安里繁信(既に出馬撤回)で独自に世論調査。謝花が佐喜真を圧倒的にリードしていた》。
《「対立や分断から無縁な沖縄」──。いやはや、まったくよく言ったものである。そもそも、佐喜真氏は明言を避けるが、氏が辺野古容認派であり、露骨な基地反対派いじめで沖縄分断をはかってきた安倍政権とベッタリの関係を築いていることは疑いようがない事実だ》。
まず、はっきりと断言したい。日本会議系・自公系の新沖縄知事誕生などを許しては、絶対にダメです! 宜野湾市長についての重要な日刊ゲンダイの記事【園児が教育勅語を唱和…宜野湾市長が出席した大会の異様】を是非見てほしい。
『●宜野湾市長選: 直近の沖縄主要選挙で5連敗目をアベ様に』
《【園児が教育勅語を唱和…宜野湾市長が出席した大会の異様】…現職で
与党推薦の佐喜真淳氏(51)の再選を阻めば辺野古移設の歯止めになる
ことから、全国的な注目度も高い。もっとも、それ以前にこんな人物を
再選したら、宜野湾市民は常識を疑われることになりそうだ…
佐喜真市長が日本会議のメンバーかどうかは知らないが、
善悪の判断がつかない園児に教育勅語を暗唱させ、一斉唱和させる
なんて戦前そのものではないか》
『●残念な宜野湾市長選: アベ様らによる「住民分断」…
「普天間番犬様移設」は「抜本的な負担軽減」に非ず』
《米海兵隊普天間飛行場の「移設」問題をめぐる安倍政権と
翁長雄志県知事との激しい対立が持ち込まれた「代理対決」だった。
激しい選挙戦を制したのは、自民、公明両党の推薦を受けた
佐喜真淳市長である。/宜野湾市の中心部に位置する
普天間飛行場は墜落事故を起こすなど「世界で最も危険」とされ、
周辺住民に不安を与えてきた。/安倍政権は、同じ県内の名護市
辺野古に造る米軍施設に普天間飛行場の機能を移すことで、
日本側への返還を進めようとしてきた。/しかし、沖縄県には基地や
訓練場など在日米軍専用施設の約74%が集中する。同じ県内に
米軍施設を移設しても、県民の抜本的な負担軽減にはつながらない。/
安倍政権が強引に進める県内移設に異を唱えてきたのが翁長知事だ》
『●翁長雄志知事、再度の決意表明:
「安倍晋三首相は「急がば回れだ」と言うが…政府の選択は誤りだった」』
《知事 …安倍政権は、やることはやるというが、裏を返せばできないことは
やらないということではないか。言葉は勇ましく見えるが、逃げ腰で
あるようにみえる。/いま県民のコンセンサスを得ているのは
五年以内の普天間運用停止だ。宜野湾市長選でも佐喜真淳さんが
辺野古新基地に一切触れず、私も名護市長も五年以内の運用停止は
触れている。これが前に進まないということは、今のところ約束違反では
ないか。まだ交渉が続いているが、ぜひ政府は真摯(しんし)に
取り組んでいただきたい》
沖縄タイムス【沖縄県知事選:佐喜真氏と公明党県本が政策協定 基地負担軽減など5項目】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/301695)によると、《9月30日の沖縄県知事選に出馬予定の佐喜真淳氏(54)と公明党県本(金城勉代表)は20日、知事選に向けた政策協定を結んだ。米軍普天間飛行場の運用停止や在沖海兵隊の県外国外分散移転の繰り上げ実施による基地負担軽減など5項目を盛り込んだが、重要争点の一つとなる辺野古新基地建設の是非については触れていない。公明党は新基地反対の立場から、前回の2014年の知事選では、自民党と選挙協力はせず、自主投票としていた》。
《こんな人物》でいいの? 《常識を疑われる》ような事が沖縄県知事選で起きてほしくない。「本土」からのお願いばかりで申し訳ないが、日本会議系・自公系の新沖縄知事誕生などを許しては絶対にいけない。
《戦前そのもの》を希求するような自公系沖縄県知事ではいけない。そんなことを許せば、沖縄は完全に〝破壊〟されつくしてしまう。
いまだにアベ様や最低の官房長官らは「辺野古破壊が唯一の解決策」と言い続けている。「普天間撤退≠辺野古破壊」です! おまけに辺野古は単なる破壊「損」の可能性が高い。自公と番犬様がやろうとしていることは滅茶苦茶です。さらには《工事の遅延損害金が1日約2000万円発生するとの見積もり…これは単純計算で100日間延期すれば20億円を請求するぞという脅しそのもので、県知事選を控えて県民の対立・分断を狙っての作戦》…「本土」の与党やその支持者によるこんな露骨な《脅し》、沖縄イジメを絶対に許してはいけない。
玉城デニーさんにぜひ頑張ってほしい! 日本会議系・自公系の知事など絶対にダメ!
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「「普天間移設=辺野古破壊なはず」が無いと訴えてきましたが…
それどころの話でなくなってきた! 無茶苦茶じゃないか!
世界一危険な基地・普天間は返還されない!?
辺野古は単なる破壊損なのか??」
《安倍政権はよく「丁寧に説明する」「真摯な対話を心掛ける」というが、
実行されたことはない。特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」法での
世論軽視、森友・加計(かけ)問題では疑惑に正面から向き合わないなど、
いくつも指摘できるが、米軍普天間飛行場の返還条件を巡っても、
丁寧な説明とは程遠い》
《名護市辺野古の新基地が完成しても、米軍普天間飛行場が
返還されない可能性が出てきた》
『●「最低裁」のコールが聞こえる…沖縄負担軽減担当相らの
「辺野古が唯一の解決策」をオウム返しでしょう…』
『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性」(高野孟さん)と、
いまも続く沖縄での不条理の連鎖』
『●辺野古は単なる破壊「損」なのかもしれない…
アベ様や最低の官房長官による沖縄イジメも「ずっとずっと」』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808210000150.html】
政界地獄耳
2018年8月21日9時28分
沖縄世論 分析続ける自民
★沖縄県知事・翁長雄志の死去に伴い後継知事候補が取りざたされているが、沖縄県知事選(9月13日告示、同30日投開票)を前に動きがあった。自由党幹事長・玉城デニー衆院議員(沖縄3区)が出馬を検討しているという。背景には翁長が8日に死去する前、後継者として県内小売り・建設業大手「金秀グループ」会長・呉屋守将と玉城の名前を挙げた音声を残していたという。
★県内野党である自民党は、翁長を押し上げ支えてきたオール沖縄が誰を後継者に据えるかにより、選挙の戦術も変わってくる。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非が再度、選挙の争点になることも考えられる。今月初め頃、自民党本部が後継候補の可能性がある副知事・謝花喜一郎と、自民党候補となった宜野湾市長・佐喜真淳、出馬表明していた元沖縄観光コンベンションビューロー会長・安里繁信(既に出馬撤回)で独自に世論調査。謝花が佐喜真を圧倒的にリードしていた。そんな県内世論を背景に、官邸も知事選終了まで、辺野古沿岸部への土砂投入を考えていないようだ。「これは公明党対策だろう。土砂投入を急ぐと、公明党の選挙協力が得られなくなるためだ」(地元関係者)。
★加えて官邸は、翁長死去ショックで県民大会や辺野古撤回の盛り上がりが9月終わりの知事選まで続くのか、県民が冷静になるのか、分析をしている。「玉城は県内での人気は高く、知名度は抜群だが、迫力に欠ける。その弱点を含めて、自由党代表・小沢一郎が野党をまとめてどう形に据えてくるかだ。翁長の弔い選挙だけでなく、オール沖縄が場合によってはより強固になる場合があるし、来年の参院選を考えると、今年最大の選挙になるのではないか」(自民党関係者)。自民党総裁選どころではなくなってきた。(K)※敬称略
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【http://lite-ra.com/2018/08/post-4199.html】
翁長知事の後継候補に玉城デニー議員! 一方、自民候補の佐喜真淳・前宜野湾市長は沖縄ヘイトの極右団体と関係
2018.08.20
(前宜野湾市長・佐喜真アツシ公式サイトより)
翁長雄志知事の急逝を受け、9月30日の沖縄県知事選に向けて「オール沖縄」の後継候補が誰になるのか注目を集めてきたが、自由党幹事長である玉城デニー衆院議員が出馬する見通しが高まった。
翁長知事は死去する数日前に、自身の後継者について玉城議員と「オール沖縄会議」前共同代表である金秀グループの呉屋守将会長の名を挙げていたといい、その音声も残っていると報道されている。さらに、翁長雄志後援会の国吉真太郎会長によると、翁長氏は玉城議員について「戦後沖縄の歴史を背負った政治家なので、今後沖縄を象徴する政治家になっていくのではないか」「デニーさんは立派な政治家だ」と語っていたという(琉球新報8月20日付)。そんななか、玉城議員は本日、「出馬の方向性を限りなく探る」と前向きな姿勢を示した。
玉城議員の父は沖縄に駐留していた米兵で、伊江島出身の母の妊娠中にアメリカに帰国。母が渡米を断念したため、父の消息は知らないという。2002年にラジオパーソナリティから沖縄市議となり、2009年には国政へ進出。その後は「辺野古への基地移設反対」を訴え、2012年には消費増税に反対して民主党を離党、昨年の総選挙でも希望の党への不参加をいち早く表明し“ぶれない姿勢”を打ち出して当選を果たした。──強権的に辺野古新基地建設を推し進める安倍政権に対して公約を曲げることなく闘いつづけた翁長知事だったが、玉城議員のそうした“ぶれなさ”を評価し、沖縄を守りたいという遺志を託したのかもしれない。
一方、自民党は宜野湾市長の佐喜真淳氏を擁立。今月14日に正式な出馬表明をおこなった際、佐喜真氏は辺野古新基地建設の是非については「政策発表の際に発表したい」と明言を避け、「対立や分断から無縁な沖縄を取り戻すために全身全霊をかける」と語った。
「対立や分断から無縁な沖縄」──。いやはや、まったくよく言ったものである。そもそも、佐喜真氏は明言を避けるが、氏が辺野古容認派であり、露骨な基地反対派いじめで沖縄分断をはかってきた安倍政権とベッタリの関係を築いていることは疑いようがない事実だ。
実際、佐喜真氏は2012年の宜野湾市長選でも、まったく同じ詐欺的手口を使っていた。じつは佐喜真氏はこの選挙の公開討論で「県内移設は極めて厳しい。県外を求める」と発言し、当選後も「(辺野古移設は)民意が示されており、不可能」と言い、オスプレイ配備についても「政府に配備反対を訴えていく」と語っていた。
それが2013年11月に菅義偉官房長官が「県外移設はあり得ない」「普天間が限りなく固定化する」と辺野古移設への恫喝を強め、沖縄自民党県連の議員たちに転向を迫るなか、佐喜真氏は首相官邸にまで出向いて「どのような形であれ返還を」などと発言。ついには辺野古移設を容認する姿勢を打ち出した。この佐喜真氏の言動については〈政府と気脈を通じていたとしか思えず〉〈辺野古移設に執心する政府のお先棒を担いだと批判されても釈明できまい〉と指摘されている(琉球新報2013年12月6日付)。
しかも、このとき官邸が沖縄に辺野古を容認するよう圧力をかけていたのは国会議員や自民党県連に対してであり、首長である佐喜真氏には〈露骨な圧力はなかった〉(同前、琉球新報)。ようするに、佐喜真氏は圧力をかけられて辺野古容認へ転向したわけではなく、最初から出来レースで市民を騙した可能性が高い。
■自公候補の佐喜真氏は極右イベントで沖縄ヘイトの論客と仲良く名前が
そもそも佐喜真氏は、2012年の宜野湾市長選に立候補した時点ですでに沖縄県議としては唯一、「日本会議」のメンバーとして同会のHPでも紹介されるなど(しんぶん赤旗2012年1月21日付)、極右思想の持ち主だった。
たとえば、2012年5月に宜野湾市でおこなわれた日本会議系のイベント「沖縄県祖国復帰40周年記念大会」にも市長として出席。しかも、佐喜真氏も出席した2014年に開かれた同42周年記念大会では、那覇市首里にある「わかめ保育園」の園児らが日の丸のワッペンを胸に付けた出で立ちで登場し、「教育勅語」を唱和。佐喜真氏は閉会の辞のなかで「日本人として、日本人として、誇りをもつ。まさにその一言に尽きると思います。この42周年を機に、日本人としての誇りをもたなければならない」と述べている。
県民が捨て石にされ多大な犠牲を強いられた沖縄という場所で、園児に《一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ》と唱和させることのグロテスクさ。これに首長として疑問をもたないばかりか「日本人の誇り」を語る佐喜真氏。これだけでも氏がいかなる人物であるかがよくわかるが、さらに驚くのは、佐喜真氏が、沖縄へのヘイトスピーチを繰り出すネトウヨ・極右団体のイベントに参加しようとしていたことだ。
そのイベントとは、2016年1月に宜野湾市民会館でおこなわれた「宜野湾と沖縄の未来を考えるシンポジウム「日本一早い桜祭り」」。このイベントを共催したのは極右団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(以下、「頑日」)で、同団体のHPには、「頑日」の幹事長で「日本文化チャンネル桜」代表取締役社長の水島総氏や、あの『ニュース女子』沖縄ヘイト回でVTR出演したほか数々のデマを垂れ流しつづけている“沖縄ネトウヨ”の代表格・我那覇真子氏や手登根安則氏らが登壇予定者として発表されていた。
が、なんとこの登壇予定者のなかに、佐喜真氏の名前が筆頭に挙げられていたのだ。
これは、佐喜真氏がネトウヨのイベントに参加しようとしていたというだけの問題ではない。じつは同イベントの共催である「頑日」は、2013年1月にオスプレイの配備撤回を訴えて沖縄の市町村長や議員らが東京・銀座をデモ行進した際、「「オスプレイ配備反対」に見せかけた亡国集団パレード糾弾!抗議街宣行動」を実施。このとき、沖縄の市町村長らがデモ行進するなか、沿道では日の丸や旭日旗を掲げた者たちが「売国奴!」「琉球人は日本から出て行け!」「中国のスパイ!」などという罵声を浴びせていた。
つまり、佐喜真氏はオスプレイ配備に反対して市長選に当選したはずが、オスプレイ配備反対デモを「売国奴」と攻撃する連中のイベントに参加しようとしていたのだ。結局、批判が集まったために参加を見送ったのか、イベント当日の模様を確認すると佐喜真氏の姿はなかった。だが、参加を予定していたことは、宜野湾市民に対する裏切り、沖縄県民への冒涜と言っていいはずだ。
■米軍基地、オスプレイ配備に反対するふりをしながら安倍政権、ネトウヨと
このようなネトウヨ政治家が沖縄県知事選に出馬、しかも自民党と公明党が全面的に支援するというのだから、県知事選は沖縄が瀬戸際に立つ選挙になることは間違いない。だが、最大の懸念は、ネトウヨ候補者の佐喜真氏が、一体、県知事選でどんな選挙活動を展開するのか、という点だ。
佐喜真氏は前述した“沖縄デマ常習者”である手登根氏と懇談する様子が撮影されるなど、親しい仲であることが噂されているが、この手登根氏は今年の南城市長選や名護市長選でも、「オール沖縄」候補者や基地反対派のデマを喧伝して自公候補者をなりふり構わず応援してきた。今回の県知事選では、さらにこうしたデマが大量に出回ることは確実だろう。
とくに今回、佐喜真氏と一騎打ちとなると見られる玉城デニー議員は、以前、当時国会議員だった現・東京都知事の小池百合子氏から「日本語読めるんですか? 分かるんですか?」と差別ヤジを飛ばされた経験もある。相手がネトウヨであることを考えれば、差別的なデマが飛び交う選挙戦になることも十分予想される。
ともかく、「対立や分断から無縁な沖縄を取り戻す」と謳いながら、そのじつ、沖縄の対立と分断に加担し、官邸と歩調を合わせてきた佐喜真氏が県知事となれば、いよいよ安倍政権は沖縄を“植民地”扱いし、あらゆる負担を強いることは間違いない。
実際、安倍政権はすでに沖縄県知事選に向け、県民の「対立や分断」をはかろうと露骨な作戦に出ている。翁長知事は亡くなる直前、辺野古埋め立て承認を撤回する手続きをとろうとしていたが、これに対して、政府が〈県が名護市辺野古の埋め立て承認を撤回した場合、工事の遅延損害金が1日約2000万円発生するとの見積もりをまとめ〉ていたことを、今朝の毎日新聞が報道したのだ。これは単純計算で100日間延期すれば20億円を請求するぞという脅しそのもので、県知事選を控えて県民の対立・分断を狙っての作戦であることは明白だ。
県知事選は沖縄だけではなく、日本の民主主義の行く末を占う大きな分岐点となるだろう。
(編集部)
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017022202000141.html)。
日刊ゲンダイの記事《国有地購入は「第六感」 森友学園理事長がラジオで大放言》(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200050)。
《愛国心とは何か。…バーナード・ショーは「自分が生まれたという理由で、その国が他より優れているという思い込みだ」と定義…アンブローズ・ビアスは「自分の名声を明るく輝かしいものにしたい野心を持った者が、たいまつを近づけると、じきに燃え出す可燃性の屑物(くずもの)」…▼さて、この学校はどんな「愛国心」を、子どもたちに伝えたいのか》。
《大阪府豊中市の国有地が、日本会議の幹部が理事長を務める学校法人「森友学園」にタダ同然で払い下げられていた問題で、渦中の籠池泰典理事長が20日、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に電話で生出演。約1時間にわたって、仰天発言を繰り広げた…理事長の“第六感”通り、国有地の鑑定評価9億5600万円からゴミの撤去費として約8億円が控除され、格安で手に入ったわけだ》。
『●「日本を守ってくれる人」って、
アベ様は「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?』
「国会では、アベ様「記念」小學校についての設置の認可・国有地の
払い下げ事件について、デンデン王国国王様は公言してしまいました
……「私も妻も一切この認可にも、あるいは、この国有地の
払い下げにも関係ない」「私や妻が関係していたということになれば、
間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと
申し上げておきたい」と大見得を切りました」
デンデン王国「裸の王様」アベ様御夫妻の一体何を「記念」し、「名誉」あるものとしたのだろう? 不思議だ。 《渦中の籠池泰典理事長》…《民主主義の国だからこそ、国有財産の売却経緯には透明性が求められる》という日刊ゲンダイの指摘。二重の意味で、大変に哀しい。アベ様らも含めて《透明性》なんて全くやる気なしだし、ましてや、ニッポンは民主主義国家ではなく、人治主義国家・デンデン王国。哀し過ぎる。
これだけトンデモの「ト」な方が集まってくるご夫妻周辺、「ト」な方との親和性が強いのでしょうか。類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になるのでしょかねぇ。
『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~』
『●自民党の武藤貴也衆院議員:
赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理』
グロテスクな「愛国」の例をもう一つ。「類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる」別の例。
リテラの記事【国有地不正取得の森友学園が幼稚園児に秋元康作詞の愛国ソングを強制! 「ああ、日本 この国に生まれてよかった」】(http://lite-ra.com/2017/02/post-2942_2.html)。《そんななか、この塚本幼稚園に関するある動画が現在話題を呼んでいる。それは、2014年大阪護国神社で行われた「「同期の桜」を歌う会」に参加した塚本幼稚園の園児たちの式典参加の様子をおさめた動画…内容を何も理解していないであろう子どもたちが極右思想に染まりきった大人たちのオモチャになっている姿は改めて目を背けたくなるグロテスク…そんな曲がなぜ塚本幼稚園で歌い継がれることになっているのか? それはやはり、秋元康と安倍人脈との関係性にあるのだろう》。(「今日のフジテレビでの〝選挙報道〟、気持ち悪いッたらありゃしない」ような)「ト」が寄ってくるわけです。
日刊ゲンダイの他の記事【渦中の「森友学園」 大阪の系列幼稚園で幼児虐待の疑い】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200107)によると、《“安倍晋三記念小学校”用地の国有地格安払い下げが問題になっている森友学園が経営する塚本幼稚園で、幼児虐待ともいえる行為が横行していた疑いが発覚した…愛国教育を標榜する森友学園の教育の実態がこれなのだ》…。
次から次に、まぁ~。アベ様が例の「大見得」を有言実行する日も近いのでしょう。
一方、自民党「等」な「癒(着)党」お維に飛び火しないのでしょうか? この巨大事件に、お維の「ト」なお2人、元大阪「ト」知事と現大阪「ト」知事が関与しているように思うのですが…。
これも日刊ゲンダイの記事【反対続出だったのに 「安倍晋三小学校」スピード認可の謎】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200127)には、《大阪府私立学校審議会…道徳が50時間もあり、それとは別に「特別活動」が1、2年生では150時間あるカリキュラムが問題視…〈初年度から黒字の計算と言うのはすごいなぁと。普通はなかなかないんでね〉…■認可のプロセスは「異例の連続」…シナリオを描いたのは誰なのか》。お維の名は見当たりませんけれども。大阪市や大阪「都」も関与していたっということは、当時の市長(元大阪「ト」知事)や「都」長(現大阪「ト」知事)も何か脛に傷?
『●『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術』を
持つ人達は反省してくれるでしょうか?』
『●「俺様王国」ニッポン、
「俺様王国」大阪「ト」を造りたい強権的政治手法好きな二人』
『●大阪「ト」構想のその後……元「ト」知事がアベ様へ
「”うそ”を駆使して「相手を丸め込」む方法」伝授?』
『●「どっちもどっち」論と云う暴論の上を行く、
鶴保沖縄北方相「差別だと断じることは到底できない」論』
『●《全国民を勝負師に》…「国民にギャンブルを
奨励するギャンブル国家の道…憲政史上、由々しき法案」』
最後に、リテラの別の記事【国有地不正取得のネトウヨ学校法人と安倍首相の蜜月の証拠が!「安倍晋三記念小学校」の名も「総理辞めてからなら」と】(http://lite-ra.com/2017/02/post-2938.html)。《控除された地下埋蔵物の撤去費用約8億2000万円のほかに大阪航空局から撤去費用約1億3000万円を受領するなど、実質ほぼタダで払い下げられていたことや、現地で本当に約8億円分もの大規模撤去作業がなされた痕跡がないことなど、疑惑や問題点が次から次に浮上…つまり、安倍首相は教育勅語を暗唱させたりする教育方針に大賛成で、さらに、自分の名前を小学校に冠することにも“総理を辞めてからなら是非”とまんざらでもなかったらしい。…もはや無茶苦茶すぎる。繰り返すが、安倍首相はこんな人物と昵懇で、その教育方針を絶賛していたのだ。過去、安倍首相が〈共産支那はゴキブリと蛆虫、朝鮮半島はシラミとダニ〉などとヘイトスピーチを連発する宮司の著書を絶賛する推薦文を寄せていたことが判明したことがあったが、ようするに籠池氏のケースがたまたまというわけではないだろう。はてさて、どうして安倍首相の周りはこれほどまでにトンデモだらけなのか。国有地格安払い下げ問題と同時に、首相の資質についても追及していくべきだ》。
全くの正論。
それにしても、これほどの大スキャンダルなのに…小沢一郎氏「期ズレ小事件」以上にバカ騒ぎすべきなのではないでしょうか? 1年ほど前の「甘い利」事件と同様な経過をたどるの?? 再びの理不尽。
『●書籍紹介『20人の識者がみた
「小沢事件」 の真実 捜査権力とメディアの共犯関係を問う』』
『●「ゲスの極みの会話」…「安倍がトランプの心を掴んだ理由…
「俺は朝日新聞に勝った」「俺もNYT…」」』
《もはやNHKや産経にとって、メディアの仕事とは
「権力者から寵愛を受ける」こと》
『●「アベ様「記念」広報局NHK」が、
世論を「平成の治安維持法」へとミスリードして「裸の王様」を歓喜…』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017022202000141.html】
【コラム】
筆洗
2017年2月22日
愛国心とは何か。英国の劇作家バーナード・ショーは「自分が生まれたという理由で、その国が他より優れているという思い込みだ」と定義した▼米国の作家アンブローズ・ビアスは「自分の名声を明るく輝かしいものにしたい野心を持った者が、たいまつを近づけると、じきに燃え出す可燃性の屑物(くずもの)」だと『悪魔の辞典』に書いた▼ショーは二つの世界大戦の時代を生き、ビアスは南北戦争の激戦をその眼に刻んだ。だから、「愛国心」という言葉には危険なトゲが潜んでいることを、毒舌に込めて伝えたのだろう▼さて、この学校はどんな「愛国心」を、子どもたちに伝えたいのか。四月に新設され、首相夫人の安倍昭恵さんが名誉校長を務める大阪の私立小学校は、教育理念に「日本人としての礼節を尊び、それに裏打ちされた愛国心と誇りを育て」ることを掲げる▼だが、この学校をつくる学校法人が運営する幼稚園は保護者に「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」と記した文書を配っていたという。隣人への憎悪をあおる言葉を使うのが「日本人としての礼節」なのか。それはどんな愛国心や誇りにつながるというのだろう▼この学校法人をめぐっては、国有地払い下げをめぐる問題も注目されている。国民の大切な財産が不当な形で売り払われていたのかどうか。これもまた、「礼節」が問われる問題だ。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200050】
国有地購入は「第六感」 森友学園理事長がラジオで大放言
2017年2月22日
(グラウンド部分は「触ってない」と籠池理事長(C)日刊ゲンダイ)
大阪府豊中市の国有地が、日本会議の幹部が理事長を務める学校法人「森友学園」にタダ同然で払い下げられていた問題で、渦中の籠池泰典理事長が20日、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に電話で生出演。約1時間にわたって、仰天発言を繰り広げた。
まず、一連の報道について、土地の売却額について情報公開請求をした豊中市の木村真市議を「無所属のようですけど、新左翼」と決めつけ、木村市議が自分の名前を売るために、問題を最初に報じた朝日新聞など「保守でないマスコミ」と結託して、「日本の国を高めていこうとする学校の建設を潰そうとしている」と主張。南京大虐殺や慰安婦問題まで持ち出して、新左翼と朝日新聞の悪口に多くの時間を費やした。
肝心の土地取引の経緯については、借地の段階から価格についての見積もりも何もなく、何と「第六感」で購入を決めたと説明した。隣の国有地が14億円超で売却されているのに、見積もりも予算もなく取得に手を挙げるなんて、なかなかブッ飛んでいる。
「その土地がいくらするのかということは、そこまで考えていなかった」
「金額的なものから言いますと、やっぱり高いと思いました」
■「私は悪いこと何もしておりません」
土地購入は財政的に無理だと諦め、10年間の定期借地契約で小学校の建設を始めたのだが、工事を進めていくと、埋蔵物が見つかった。
「(土地を掘って)悪いもんが出てきたから、
『ちょっと安くしてくれるんではないか』と」
「第六感が働きましてね。これはちょっとなんや、
賃借料にしたらかなり安くなると」
「これも自分の第六感ですが、それやったら、国の方が指示してくれる
金額で購入さしていただきましょうかという感じを持ちましたですね」─―。
理事長の“第六感”通り、国有地の鑑定評価9億5600万円からゴミの撤去費として約8億円が控除され、格安で手に入ったわけだ。だが、実際のゴミ処理にいくらかかったのか問われると、「全然、まだ存じ上げておりません」。しかも、ゴミを撤去したのは建物部分だけだという。グラウンド部分は「そのままでいいんです」「触ってないんだから。そこにお金がかかることはありません」と断言。8億円もの控除は必要なかったと、自ら認めるような発言である。
国会で説明する可能性については、「そんなん、呼ばれるような立場ではありません。私は悪いこと何もしておりませんので。民主主義の国ですよ。独裁国家ではないんです」と被害者意識丸出しだったが、民主主義の国だからこそ、国有財産の売却経緯には透明性が求められる。疑惑を払拭したいなら、ラジオで好き勝手言ってないで、公の場で説明すべきだろう。
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