[※ 青木理さん「刑事責任と政治責任」 #秘書が勝手にやるわけないやん ↑(サンデーモーニング 2020年12月6日)]
(2020年12月25日[金])
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍前首相の疑惑は国会で説明すべき】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012240000162.html)。
リテラの記事【安倍晋三前首相会見で馬脚! “桜”前夜祭補填の原資はポケットマネー、公選法違反疑惑が再燃…秘書も解雇せず本人関与が明白に】(https://lite-ra.com/2020/12/post-5739.html)。
《★このいくつかの恥ずべき事件は、名前の出た政治家以外にも自民党を軸に複数、事件から逃れた議員や元議員、地方議員の名前がたくさん出てくる。結局自民党全体が政治とカネまみれになっている実態が明らかになった。ところが、メディアの社会部や弁護士たちは犯罪性が問えないようなことばかりを吹聴し、事件を小さく見せようとしているのではないかと思えるほど、検察に気を使い、忖度(そんたく)原稿というよりちょうちん原稿を国民に読ませてきた》。
《しかし、「私が知らないなかでおこなわれていた」と安倍前首相が必死で主張するも、昨晩の会見はむしろ、安倍前首相の関与が濃厚になったと言うべきものだ。その最たる例が、「前夜祭」費用を補填した際の原資にかんする問題だ》。
無《責任政党》に《国会議員としての倫理や秩序》を求めても…。一人としてロクな議員がない。公明やお維も同様。
これだけ国会をコケにされておきながら、衆参議運でのアベ様へのアノ〝質問〟モドキは一体何? 時間の無駄でしょ。衆院お維の議員は「政治改革のリーダーシップを」って正気か? アベ様「旗振り役の資格があるのかどうか…」って、ウソ吐きにそんなものがある訳ないでしょ!
また、アベ様、秘書、晋和会(代表アベ様) の関係は一体どうなっているのか? 領収書名義が晋和会で、晋和会が補填したのなら、その代表であるアベ様に刑事責任は生じないの? 前夜祭の主催は領収書の宛先の(代表アベ様)晋和会? これって、大問題では? これも晋和会が勝手にやったことで、済まされるの? アベ様の責任なのでは? 領収書名義が晋和会で、晋和会が補填したのなら、その代表であるアベ様に刑事責任は生じないの?
[※ 三宅勝久さんのブログ【晋和会(安倍晋三代表)2016年分
政治資金収支報告書の領収書】(http://miyakekatuhisa.sakura.ne.jp/wp2/archives/3092)↑]
東京新聞の記事【安倍前首相「真実を私に話していれば…」 秘書の責任を繰り返し強調 「桜」夕食会の不起訴受け会見】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/76392)によると、《ホテルとの交渉や支払いは東京の事務所が行っており、「(退職した)前任者が記載すべきものを記載せず、後任の東京の責任者もそのまま放置した。東京の事務所と地元の事務所の連絡、連携が不十分だった」と釈明。「責任者が真実を私に話していれば、こうした事態にはならなかった」と秘書の説明がなかった点を繰り返し強調。補塡分は、事務所に預けていた安倍氏の「手持ち資金」が原資だと明らかにした》。
《約700万円も使途不明…私的な支払いのために預かった金を安倍前首相に断りもなく秘書が勝手に流用…それは完全に横領では》?
情けない検察…。
アクセスジャーナルの山岡俊介さんの記事【<主張>「桜」前夜祭疑惑、安倍前首相の不起訴(嫌疑不十分)の意味】(https://access-journal.jp/55775)によると、《本紙既報通り、菅首相、検察、大手マスコミ間で出来レースだったのではないかと思わざるを得ない、予想通りの結果だ。そうれはそうだろう。一口に不起訴といっても、「嫌疑無し」「嫌疑不十分」、「起訴猶予」の3種類ある。安倍前首相の「嫌疑不十分」とは、自身も不記載のことを知っていた、あるいは指示していた疑いもあるが、しかし裁判で有罪に持っていける証拠が見つからなかったので不起訴にしたということで、決して潔白(=「嫌疑無し」)というわけではない。だが、それにも拘わらず、本紙既報のように、安倍前首相の事情聴取をする前から「不起訴」と決まっていたということは、最初から検察は起訴に持ち込む気がなかったと思わざるを得ない。怪しいにも拘わらずだ。それなのに東京地検の決定を受けての昨日午後6時からの記者会見で、安倍前首相は「秘書に任せていた」「知らなかった」と連発。「厚顔無恥」とは、本紙スクープの小山氏の件といい(山本太郎氏の質問に「(一方的な)被害者」と答弁)、河井夫婦1・5億円の件といい、まさにこういう時のためにある用語だろう。(横写真=配川秘書) 永田町の事情通の間では、「秘書があれだけのカネを勝手に補填するわけがない。口裏を合わせ、すべて秘書のせいにしたと見る」との見方が常識だ。今後は、国会で野党は徹底追及すべきだろう。また、検察審査会に告発し、強制起訴に持ち込む道もまだ残っている。国会で118回も虚偽答弁したのだから、本来なら少なくとも議員辞職が妥当だろう》
『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》』
『●名門ホテルの誰か…見積書・明細書・領収書をリークして!
アベ様に地獄に引きずり込まれ、トドメのサクラを刺される前に』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●アベ様らの答弁「安倍事務所では、領収書等を受け取っていない」、
これは「ご飯論法」か何かなのか? それとも、単なるウソ吐き?』
『●政治資金パーティーによる《荒稼ぎ》…晋和会や素淮会などの
〝ポケット〟に入り、税金とごちゃ混ぜにして、「会合費」などとして支出』
「最後に、三宅勝久さんが「晋和会」宛のいくつかの領収証を
ツィート上に公開しておられます。以下は、ブログ主のつぶやき。
会議(朝食会?)で186万円・161万円って、朝食付きの
政治資金パーティーのようなものか? 分からない…。」
『●小田嶋隆さん《行政の担当者としてのあたりまえの習慣を、
安倍晋三氏とその追随者たちは…この8年の間に完膚なきまでに破壊》』
『●ニューオータニ東京支配人《宴会の場合、見積書、明細書、
領収証は必ず主催者にお渡しし、ホテルでも7年間保管している》』
『●《ひいては集票が期待できる》の3乗で《公金による買収》…』
《幕引きは許されない。疑惑解明の始まりにすぎない》』
『●アベ様《国会でも「事務所側が補填したという事実はまったくない」
「後援会としての収入、支出は一切ない」…やはりあれは真っ赤な嘘》』
『●《秘書のミスとして収支報告書の修正、最悪でも秘書が起訴されるだけ。
告発に対しての検察のポーズで捜査の体裁を取っただけ》!?』
『●息吐く様にウソをつく《稀代の“嘘つき総理”》による7年8カ月に
及ぶ《憲政史上最悪と名高い安倍政権》…漸く「前夜祭」の真相が』
『●《ホテル側が「営業の秘密」を理由に資料提供を拒否するなどという
ことはあり得ない…ホテル側に「口封じ」をしていたことは明らか》』
『●《総理大臣経験者が検察に任意聴取されるのは異例中の異例だ》…
刑事責任を問えない? ならば、アベ様を国会で証人喚問して政治責任を』
『●アベ様には一体何枚の舌? 「118回」息吐く様にウソをつき、
国会がコケにされたのに、無《責任政党》から誰一人声を上げない…』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012240000162.html】
コラム
政界地獄耳
2020年12月24日10時3分
安倍前首相の疑惑は国会で説明すべき
★今、自民党は政治とカネの問題を何件抱えていると思っているのか。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業の汚職を巡り、衆院議員・秋元司被告が収賄などの罪で起訴されているほか、元法相・河井克行夫妻による選挙違反事件、最近の鶏卵汚職事件では元農相・吉川貴盛には東京地検特捜部の任意聴取があったと報じられた。加えて前首相・安倍晋三が首相時代に何年にもわたって首相主催の「桜を見る会」について地元後援会を多く招待して私物化し、その前夜祭で格安の遊興・宴会を開いていたことが発覚。安倍も特捜部の任意聴取を受けた。
★このいくつかの恥ずべき事件は、名前の出た政治家以外にも自民党を軸に複数、事件から逃れた議員や元議員、地方議員の名前がたくさん出てくる。結局自民党全体が政治とカネまみれになっている実態が明らかになった。ところが、メディアの社会部や弁護士たちは犯罪性が問えないようなことばかりを吹聴し、事件を小さく見せようとしているのではないかと思えるほど、検察に気を使い、忖度(そんたく)原稿というよりちょうちん原稿を国民に読ませてきた。
★法で裁けなければとがめられないのか。国会議員としての倫理や秩序に照らせば、前首相のスキャンダルは妻の関与しているものか、秘書の一存でやったことばかり。それを真に受けて国会でウソをつき続けたことは国会をばかにし、国民をなめていることにほかならない。しかし自民党国対委員長・森山裕は、国会で前首相が証人喚問を受けることを「なじまない」と述べ、応じようとしない。前首相が衆院予算委員会で118回の虚偽答弁をし続けたことの謝罪は予算委員会の場ですべきだし、またうそをつくかもしれないから偽証が問われる証人喚問で、は理にかなっている。過去には幾人もの首相や元首相が喚問を受けてきた。応じないなら衆院議長・大島理森が裁定を出すべきだ。(K)※敬称略
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【https://lite-ra.com/2020/12/post-5739.html】
安倍晋三前首相会見で馬脚! “桜”前夜祭補填の原資はポケットマネー、公選法違反疑惑が再燃…秘書も解雇せず本人関与が明白に
2020.12.25 08:00
(首相官邸HPより)
案の定、安倍晋三・前首相は不起訴、公設第1秘書の配川博之氏の略式起訴(東京簡易裁判所が罰金100万円の略式命令)というかたちで幕引きされた「桜を見る会」前夜祭問題。昨日24日の18時からおこなわれた会見では、安倍前首相は「私が知らないなかでおこなわれていたこととはいえ、道義的責任を痛感しております」などと謝罪の言葉を述べたが、「会場の時間がある」などという理由で開始から約1時間で会見を打ち切ってしまった。
しかし、「私が知らないなかでおこなわれていた」と安倍前首相が必死で主張するも、昨晩の会見はむしろ、安倍前首相の関与が濃厚になったと言うべきものだ。
その最たる例が、「前夜祭」費用を補填した際の原資にかんする問題だ。
今回、検察は安倍事務所がおこなった「前夜祭」費用の補填額を2016年から2019年の4年間で計708万円だと認定したが、一方、「安倍晋三後援会」の2019年分の政治資金収支報告書の繰越金は466万円しかないと質疑応答で朝日新聞の記者が追及。「補填の原資はそもそもどこから出ていたのか」と質問をした。
すると、安倍前首相はこんなことを言い出したのだ。
「当該資金についてでありますが、資金につきましてはですね、私のいわば預金から下ろしたものを、たとえば食費、あるいは会合費、交通費、宿泊費、私的なものですね。私だけじゃなくて妻のものもそうなんですが、公租公課等も含めて、そうした支出一般について事務所に請求書がまいります。そして事務所で支払いをおこないますので、そうした手持ち資金としてですね、事務所に私が合わせているもののなかから支出をしたということであります」
私的な支払いのために自分の預金から下ろして事務所に置いてある「手持ち資金」から、「前夜祭」費用の補填をおこなった……!? つまり、安倍前首相の“ポケットマネー”から出されていた、というのである。
まず、安倍前首相は費用の補填を「知らなかった」と言い張るが、私的な支払いのために預けてある金が計約700万円も使途不明のまま消えて、一度もおかしいとは思わなかったのだろうか。
いや、というよりも、私的な支払いのために預かった金を安倍前首相に断りもなく秘書が勝手に流用していたとなれば、それは完全に横領ではないか。
それでなくても、安倍前首相いわく、国会で追及を受けるなかで「事務所に幾度も確認」したにもかかわらず、事務所の秘書たちは嘘の説明を繰り返し、そのために虚偽答弁をしてしまったのだと主張している。そんな重大な嘘をつかれたばかりか、知らぬ存ぜぬところで約700万円も横領・流用していたのだ。普通、背任か横領罪で被害届を出すとか訴訟を起こすとかするような問題だろう。
しかし、にもかかわらず安倍前首相は、自分を欺きつづけた秘書を即刻懲戒解雇することもなく、公設第1秘書と東京の私設秘書のふたりは「辞職」という扱い。しかも、公設第1秘書の今後について問われると、安倍前首相は「本人も当分の間、謹慎していきたいというふうに考えているということであります」と回答。いずれ復職する可能性まで匂わせたのだ。
この、自分を裏切りつづけた秘書に対する扱いひとつをとっても、安倍前首相が何も知らなかったとはとても思えず、むしろ秘書に罪をかぶらせたとしか考えられないのだ。
■安倍前首相はなぜ不起訴? 「#安倍晋三の不起訴処分に抗議します」と抗議の声!
しかも、補填の原資が安倍前首相の“ポケットマネー”だという事実を考えれば、ますます検察による不起訴という判断はおかしいと言わざるを得ない。
「安倍晋三後援会」が費用補填をおこなっていた場合、酒食を無償提供が「寄附」に該当し、後援団体による選挙区民への寄附の禁止を規定した公選法199条の5の1項に違反したことになると告発状でも指摘されていたが、しかし、安倍前首相の“ポケットマネー”が原資だったということになれば、公職の候補者による選挙区民への寄附の禁止を規定した公選法199条の2の1項違反にあたるのではないか。そして、この199条の2の1項違反の処罰対象は〈寄附をした者〉であり、安倍前首相ということになる。
そもそも今回、東京地検特捜部は、ハナから公選法違反での立件を捨てており、今回の処分についても、安倍前首相を不起訴とした理由を「後援会の収支報告書の作成に関与したり、記載内容を把握したりするような、不記載の関与や共謀が認められなかった」と説明している。しかし、安倍前首相の説明は会見を見ればわかるように、どこからどこまで怪しさしかないものだ。しかも、公選法違反にしろ、関与・共謀にしろ、証言や証拠を見つけようと思えばいくらでも方法はあった。だが、強制捜査もやらずに終わらせてしまったのだ。
いま、Twitter上では、この幕引きに納得できない多くの人たちによって「#安倍晋三の不起訴処分に抗議します」というハッシュタグ運動が起こっている。今後は検察審査会への申し立てがおこなわれる可能性が高いが、奇しくも安倍会見と同じ昨日24日、黒川弘務・元東京高検検事長に「起訴相当」と議決していたことが判明。安倍前首相の不起訴についても、同じように検察審査会で真っ当な判断がなされるよう、おかしいという声をあげつづけなければならないだろう。
(編集部)
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