昔、或る小学校の教師から聞いた話です。何か私生活(学校外)で気に入らない事でもあると、何かにかこつけてすぐに学校に電話をかけて寄こし、その際はいつも決まって「山崎ですけど」と言い、それが何曜日の何時であるかに関わらず(←学校はその殆どの時間帯、授業や会議をしているのに)、唐突に、そして一方的な話を始めるのだとか。いつもいつも同じ先生が電話に出るわけでは勿論なく、従って「山崎ですけど」で誰もがわかるわけでは当然ないのに、この「山崎さん」は、学校中の誰もが「山崎ですけど」と一言言えば「ははあっ」と言って一切の手を休めてそのお声を拝聴すぺきと勝手に思い込んでいるらしい。その「山崎さん」の4年生の娘さんが、今から既に未来の「自分中心山崎さん確定」であるらしく、授業中でも好き勝手に立ち歩く、喋り出す等当たり前で、それがあまりに度を越して他の生徒の迷惑でもあるという現状を、ある保護者面談の時に、注意したらしいです。するとその「お母さん山崎さん」はこう言ったとか。「そういう躾をしてくれるのが学校じゃないんですか!そんなこと、私にいちいち言われたって!」
勘違いも甚だしいと、その教師。
躾は家でやってくださいよ!!
勘違いも甚だしいと、その教師。
躾は家でやってくださいよ!!