分からなくなる前に

2010-11-19 18:39:28 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

正直な気持ちで言えば、勉強には向き不向きがあると思います。

 

それほど苦労らしい苦労もせず、すんなりと理解できるタイプの子もいれば、そうでない子もいます。

出来ない子にすれば「何で僕が」「何で私が」と思うかもしれない話ですが、でもよく考えれば、そういうことは勉強だけに限らず、生きている中では様々にあることです。

 

要は、そういう現実を素直に受け入れて、その上で何をやるべきか(やらないべきか)を考え、実行していくしかないという事を悟ることではないかと思います。

 

で、勉強に関してのみ言いますと、小中学校、或いは高校に通っている限り、苦手だ嫌いだなどと言っても、そこからは何も建設的なものは生まれては来ないので、どこかの時点では結局ペンを取り、机に向かわなければならないですよね。

 

私は、何も言わなくても出来る子は勿論大切に、その力をどこまでも伸ばしていかれるように応援していきますが、そうではない生徒一人ひとりも、早くそういう状態から脱していかれるように、最大限出来ることをしていきたいと思っています。

 

そこで、仮に今のお子さんがそうした状態であったなら、ここは周囲の大人、なかんずく保護者の方がその指導力で子供の尻を叩いて、とにもかくにも連れてきて頂けるよう進言いたします。

 

たまに「勉強が分からなくなったら是非行かせてください」などと、こちらが一瞬「ん?」と思うようなことを仰る方がいますが、「分からなくなってから」では、それを取り戻しつつ新たな単元理解もさせなければならないことになり、それはそれでとても大変なことです。

 

「分からなくなってから」ではなく「分からないことが発生しないように」予め策を練り、実行していくことこそが大切なのではないかと思います。

 


 

 

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