臨機応変

2010-11-06 22:11:34 | 日記

 

 

気分の波の激しい生徒がいます。


調子の良い時は3時間も4時間も休みなしで勉強できるのに、逆のときは10分もやらないという極端さ。

 

こういうタイプと向き合うとき、私たちはどういうスタンスであればよいでしょうか?


一つは、文字通り本人の思うとおりにやらせる方法。


これですと、全く法則性や規則性が読めないし組み立てられないので、なかなか効率的な勉強をしづらいという、これはもう分かりきった欠点があります。


 

一方、生徒対講師、或いは子供対大人という関係、或いは序列といってよいかもしれませんが、そういうことをしっかりと伝えた上で、あくまで大人主導で組み立てた学習計画を遂行していくという、こちらはオーソドックスな方法ではありますが、従来からの方法。

オーソドックスというのは、奇をてらったものではない分だけ昔からの当たり前の方法であるわけですので、結局はこれが最も理に適った方法ではないかと思います。

 

もっとも、私たちACSもそうですが、個別指導型の学習塾の場合、多くはオーソドックスの中にも随意生徒の個性を考えた弾力的対応を取ることが可能ですので、その意味では理想的なミックス型指導法なのではないかと思います。

 

 


 


ACSアカデミーはこちら


個性に沿った教え方

2010-11-06 12:09:15 | 日記

 

 

子供たち、特にまだ年端も行かない子供に勉強を教えている時に思うことに「この教え方でよいのかな。違うやり方でもっと効率的にできないものかな」という自問自答があります。

 

というのは、子供たちには大人に無い種類の個性が既にあって、例えばある子はこちらの話を言葉だけから素直に受け留める能力に長けているかと思えば、また別の子は、倍の時間をかけて、尚且つ豊富な資料を併用しないとなかなか理解が進まないタイプであったりします。

 

こういうとき、大人の理論~多くはカリキュラム編成上から来る時間的制約など~で、ある程度画一的な指導に拘泥されることが、果たして純粋な意味での正しい教え方であるのかどうかという、そういった疑問です。

 

これはそう簡単に答えが出ない問題ではありますが、それでも、まだ頭の柔らかい子供に何かを注入したり、それを基にして自分たち自身の考え方ができるようにしていく過程においては、極力弾力的で余裕をもった指導であるべきだと思うわけです。

 

 


 



ACSアカデミーはこちら