Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

10月4日の業務報告

2019年10月04日 | 日記

10月4日(金)の業務報告

 

➀CJA日本語学校・曽根校の清掃に尽力 

②朝礼に参加、今朝の日経新聞記事にあった特定技能1号での資格取得や就業状況の不振を改めて報告し、今後は、監理組合の設置に参加して、国内外ともに技能実習生の送り出しや受け入れ業務にも重点を置く方針を説明。 

③本部に戻り、今朝がたに入ってきた諸種のEmailへの返信に精励。

とりわけ、最近における日本語学校設置の条件の厳格化につき、意見交流。 

④午後は、岡村ゼミナールの幹部会議に参加し、新設の「特訓コース」設置案を提唱し了承された。 

⑤会議終了後は、「CJA日本語学校・奨学金制度」の細かな実施要領や細目につき指示。 

➅特定技能1号の不振に関する最大の理由は、(これまでも、何度も指摘していますが)受け入れ側の大部分を構成する国内の中小企業において、日本人と同等以上の待遇で受け入れるということが、採算的にほぼ不可能だということよるものと思われます。

その事実が、今朝の日経新聞記事の三段目において、「特に地方の中小企業で日本人と同等との条件に戸惑いがある。」として報告されています。

 政府は、当初、初年度でも4万人の受け入れを想定していたが、半年たっても1%未満という極端な不振に唖然とせざるを得ない。

 日本人と同等以上の待遇での特定技能1号による入国や就業という大げさな夢をアジアの開発途上国の人達に与えてしまったばかりに、日本語学校という遠回りをしての入国や就労・学びなどがすっかりと敬遠されてしまって、日本語学校の多くが大きな被害を受けたという無視できない不幸の痕跡をあとに残したことが悔やまれます。

 私どもCJA日本語学校:日本語教師養成講座は、上記の様な被害を直接には受けることもなく、今後の盛況を予想される技能実習生受け入れ部門の監理組合の設置に参画することなどのいくつもの関連事業の推進によって、社会の大きな変化の波を乗り越えることができますが、取り分け関東甲信地方や大阪・神戸エリアの日本語学校では、年初からの予想外の苦労を抱えられて四苦八苦の可能性があります。

 こうした政府の方針の(結果的な)過ちは、それを率直に語っていかなければ、改善もされないため、敢えて公表する次第です。

 この立法に直接関与したと言っておられる与党幹部の方に、この報告を致します。

 今後共皆様のご理解とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

《参考資料》

今朝の新聞記事:特定技能1号の不振

10月1日付け朝刊:神戸新聞第4面

 

皆様のご健勝とご清栄をお慶び致します。

ところで、特定技能1号制度が始まって、早やくも半年が経過。

本年の獲得目標は、最大で47,550人。

介護・外食・宿泊業での技能試験での合格者数は2000人以上だった。

それに対し、現在の資格許可を受けた人数は、僅かに0.8%にも満たない376人。

その不振の最大の理由としては、❶「技能実習生と何が違うのか?メリットが明確でないのに、雇用に伴う諸経費がかなり掛かってくる。」とか、❷「折角採用しても、転職可能な特定技能1号では、高賃金のエリアや企業への転職で辞められる恐れがあって、受け入れに慎重にならざるを得ない。」などの理由が挙げられているようだ。

❸更には、特定技能1号での外国人の生活を支援する「登録支援機関」の設置も、「地方では」まだまだ少なくて、特定技能1号の利用には及び腰の企業が多い。

 

実際、Vietnamやインドネシアのバリ島の人材送り出し機関でも、技能実習向けの人気が際立って高いといわれている。

これでは、入管庁の「より労働者側に立った制度だ」として新制度利用促進の意向は、完全な空振りになりかねない。

従って、➀労働中心で入国したい向きには技能実習制度、②言語・文化や経済社会制度・産業技術等を学びたい向きには日本語学校への留学と大学等への進学という、それぞれの目的と制度内容とが単純で明確な2制度の更なる利用の促進を図る方が望ましいかと考えられる。

⇒「技能実習」か「留学」かの選択肢

 

以上

 

 

 

 

 

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「特定技能1号、認定進まず」再度、今朝の新聞記事

2019年10月04日 | 日記

10月4日(金)の日経新聞新聞記事:第三面

「特定技能」認定進まず

外国人新資格 導入半年で400人弱

このニュースは、数日前に神戸新聞に掲載されていたため、既に皆様方には、このブログを通じてお知らせ済みですが、改めて、日経新聞が詳しく状況を説明しています。

私自身は、その時にも記載しましたが、受け入れ側の日本企業に歓迎される内容での制度にはなっていないことが、この制度の進展を妨げている大きな原因だと思います。

その反動として、今後は、国内外で、技能実習生の送りだしや導入のみが着実に伸びるでしょう。

そこで、技能実習生の国内受け入れ機関・窓口の監理組合の業務が多忙になるでしょう。

私どもCJA日本語学校:日本語教師養成講座では、その技能実習生の日本語学習や生活支援指導に向かう日本語教師の増員等を、既存の組合より、より多くの機会に依頼されることを想定して準備しています。

では、引き続き、何卒宜しくお願い致します。

               岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎

               協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン

 

 

 

 

 

 

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修正版:「CJA:奨学金制度」境界線を、50㌔mに縮小変更!

2019年10月04日 | 日記

修正版

遠距離圏と近距離圏との境を縮小・変更しました!

CJA日本語学校・曽根校から直線距離で50kmに。


兵庫県外などの遠隔地からの受講申し込み者への「奨学金制度」

 

皆様のご健勝とご清栄をお慶び致します。

ところで、最近の遠隔地からの熱心な受講のお問い合わせ等に対応するため、CJA日本語学校:日本語教師養成講座では、来年2020年1月期の講座より、遠隔地からの「文化庁届出受理3か月420時間講座」の受講生向けに、所定の学費の納入後に、一定の入学条件の基で、下記の入寮費(=家賃)の補助を行うことになりましたので、ここに謹んでお知らせ致します。

令和1年10月3日

CJA日本語学校・理事長 岡村寛三郎

                  ★お問い合わせ 

電話:079-490-3363 FAX.079-490-8100

 Email:info@cooljapanexpo.com

 

➀対象者

 ❶兵庫県外の在住者

 ❷兵庫県内でもCJA日本語学校・曽根校から直線距離で50キロメートルを超える遠

  隔地の在住者

 

②当「奨学金制度」をご利用希望の方向けの入学許可に際しましては、事前に、❶履歴書と住民票をご提出いただいた上で、❷簡単な国語力確認の筆記試験と❸学業修了後の就職への決意を確認させていただく面接試験を受けていただきます。

 

③入学決定後の補助の内容・・・CJA日本語学校が契約するアパートの「家賃」のみですが、3か月間の補助費相当額は18~20万円になります。

 

④3か月間の講座受講の修了後6か月間以内に、CJA日本語学校が提携する人材リクルートセンターを通じて、CJA日本語学校が提携する日本の国内外の日本語学校又はそれに類する学校・企業群の中から随意にご選択の上で、ご就職していただくことをお約束していただきます。

 

⑤就職お祝い金としましては、海外の日本語学校へのご就職の場合は20万円を、国内の日本語学校等へのご就職の場合は5万円を、勤務開始日より10日以内に授与します。

 

以上

近距離(通学可能)圏内での在住者向け奨学金制度

 

➀対象者・・・兵庫県内でCJA日本語学校・曽根校から直線距離で50キロメートル以内

の近距離圏内に在住の方

 

②奨学金制度ご利用希望での入学お申し込み後の入学許可に際しましては、事前に、❶履歴書と住民票をご提出の上で、❷簡単な国語力確認の筆記試験と❸学業修了後の就職への決意を確認させていただく面接試験を受けていただきます。

 

③3か月間の講座受講の修了後6か月間以内に、CJA日本語学校が提携する人材リクルートセンターを通じて、CJA日本語学校が提携する日本の国内外の日本語学校又はそれに類する学校・企業群の中から随意にご選択の上で、ご就職していただくことをお約束していただきます。

 

④就職お祝い金としましては、海外の日本語学校へのご就職の場合は20万円を、国内の日本語学校等へのご就職の場合は5万円を、勤務開始日より10日以内に授与します。

 

以上

 

 

追補

★この奨学金制度は、2020年1月以降の入学生に対してのみならず、できる限り本年2019年での平日3か月420時間講座の修了生や受講生にも適用いたします。

そこで、それらの方々の内で当奨学金制度を利用ご希望の方向けの説明会を、適宜開催致します。

 

以上

 

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