無雪期最後の月山

世の中的連休最終日、
かろうじて休日を死守。

前日までのイマイチ天候と
打って変わって雲一つない快晴。

向かった先は月山。
今年６回目？
本当は連休を利用して朝日か飯豊あたりに
行きたいと思っていたのだけど、
仕事が立て込んでいて予定が組めず。

そんなに安泰な状況でもないので
致し方ない。

この日、私に付き合ってくれたのは
小２の息子。
交通事故で痛めた足の治療中の娘は
またお留守番。
行きたそうにしている姿を見て
ちょっと胸が痛む。
何か代替えのレジャーを考えなくては。

姥沢駐車場出発が７：４０
リフト上駅出発が８：１０

いつもどおり、まずは姥ヶ岳を目指す。



途中、振り返ると・・
物理的に考えて見えるはずの物全てが
見渡せるという完璧な快晴。



若干霞んでいるのだけど、ほぼ完ぺき。

遠く磐梯山の姿も見ることが出来た。



そしてなんといってもこれ

初冠雪の鳥海山がとても美しかった。


（やはり何か大きな存在を感じずにはいられない湯殿山）

金姥あたりはいつもどおり風が強かったが
他は始終穏やかな状態。



昨日は相当吹き荒れたようだ。





牛首から上の日影部分には霜柱が出ていた。


牛首の合流から先は予想通り大混雑。



覚悟はしていたけどやっぱり煩わしい。笑
春先の静けさがとても懐かしい。



画像にはあんまり人が写ってないが
それはそう見える時を狙って撮ったから。

前にも後ろにもワンサカとおります。笑



途中、ヘリやセスナが何度も頭上を周回していた。

災害救助ヘリ最上や県警ヘリ月山、
ドクターヘリでもなかったし、
飛び方が緊急ではないので報道ヘリと判断し
息子と二人、一所懸命手を振った。笑

若干スローになったように見えたので
夕方のニュースを楽しみに見たのだけど
全く映っていなかった。笑

息子はいつも通りのペースで登る。
ガッっと登ってはバテて止まり、
１０秒ぐらい休むとまたガッっと登る。



鍛冶小屋跡から上の日影部分には
雪が残っていた。降ったのは土曜日の夜ごろか？



結果的にはけっこう短時間で頂上着。１０：４０


（月山神社と鳥海山のコラボ。もうちょい右なのは分かってるが、人が写ってしまうんで）


（寛永通宝だか和同開珎だか分からないが古銭が落ちてた。お供え用の新しい物か？）

頂上小屋と月山神社は閉まっていた。
頂上のなだらかな場所には今まで見たことないぐらい
たくさんの人がごった返しておりました。


（頂上小屋の影には雪が）

三角点まで行く人はそのうち半分もいないかな。



三角点からの稜線とその先の鳥海山を臨む景色が
素晴らしかった。


（こうやって見ると庄内平野ってちっこいなぁ。）

頂上付近は超寒い風がビュービューと吹いていた。
神社下の風裏で覇者のカップ麺を頂いた後、
下山開始。１１：２０



下りは人とすれ違いっぱなしで、
牛首までの時間の半分は登り者への
道あけ待機だったんじゃないか？

と、ここで息子から粋な提案が。
こんなに人が多いのは嫌なので、
帰りも姥ヶ岳経由で帰らないか、と。

お～っ
お前もなかなか分かってきたじゃないか～
姥経由のほうが楽しいよなー♪

ということで、牛首の分岐からリフト乗り場のほうへは
向かわず、金姥方向へ。



１３：００にして頂上へ向かう通いなれた風の方に
混ざって、超カジュアルな方たちもちらほら。

大丈夫かいな？と思い、「頂上まで？」
と訊くと、「ハイ」と。

ほんとに大丈夫だったんだろうかと心配になるけど、
ニュースになってないから大丈夫だったんだろう。



金姥あたりから下に見渡す木道ルートの紅葉が
とてもキレイだった。



そして１３：２０、リフト上駅到着。



１３：５０、姥沢駐車場着。

志津温泉で、ここ最近恒例、
移動車販売７－１１で覇者のアイスを買い、
帰路につきました。

今までで一番の快晴に恵まれた月山登山と
なりました。

今期の無雪期月山は今回で終わりかなー。