vai vai vai 2

登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

湯殿山独り占め。

2015-04-13 18:49:13 | BCスキー
どーしても湯殿山に登りたくて、
無理やり休んだ土曜日。

この日を逃すと今年はもう
行けない可能性がとても高い。

日曜日は晴れる見通しだったが子供会があるし、
来週は遠征なのでこの日しかないのだ。

予報通り夜中からずーっと雨。
が、昼前には上がる可能性が高いので
10時歩き出しで行くことに。

何だかんだで10:30、志津のちょい先の
分岐をスタート。



ネイチャーセンターは除雪の真っ最中で、
ルート取りに少々苦労した。

まだ厚い雪に覆われている石跳川沿いを行き、
湯殿山の裾野尾根に取りつく。



途中のキャタピラ道がほんとにイヤで仕方なかった。
言っても始まらないが。

湯殿山頂上へ向かうルートを登る。



雨は小康状態だが、
ときおり思い出したようにパラパラと降ってくる。

けれど引き返すほどではない。

相変わらずクソ重い装備。笑
縦走時の荷物よりはるかに重いはずだ。


(途中の斜度が緩やかになる場所。いいね~。)

みんな、こんなもの背負って登ってたのかぁ。

好きだねぇ。笑


(画像ではあまり分からないが、なかなかの斜度である。)

もう少しで森林限界、という所で、
お天気急変。



というか雲の中に入りこんだのであって、
上はずっとこんな天気だったのだろう。

限りなく雪に近いみぞれ、というか
氷の礫が吹き付けてくる。

途中一瞬、太陽も出たのだが、
まぁこんな天気なの分かってて来たのだから仕方ない。

森林限界を越え、あとはこの急斜面を
ひたすら登るだけ・・

なのだが、
雨を含んだ雪がズルズルで
スノーシューがあまり効かないし、
視界もないし、もう全然楽しくなくなってきたので、
ここから滑り下りることに。


(こいつは行く気マンマンだったが。笑)

12:30、濃いガスの中滑走開始。

(転んでも良いようにカメラはザックの奥深くに。∴、下り画像ナシ。)

何ターンかしただけでもうブナ林に突入。

あんだけ大変な思いをして登ったのに、
樹間を何ターンかしただけであっという間に
裾野まで下りてしまった。笑

なんだかなぁ
あっけなさすぎるなぁ・・
と思いながらもまた次回の事を考えるのであった。

この日会った人、ゼロ。

足跡さえも無く、
湯殿山独り占めだったぜ~。笑