わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

築地魚市場見学

2008年07月09日 11時33分11秒 | 街角の風景

先日ですが、中央区の主催による、築地魚市場見学に行ってきました。

市場の正門に朝5時集合。これは意外ときつい時間です。

電車やバスなど交通機関は未だ運転されてませんので、

歩きか自転車と言うことになりますが、私は自転車を飛ばして参加。

 
   入り口付近

正門付近は、大型のトラックの出入りが頻繁で、

うかうかしていると、お陀仏になってしまいますよ。


集合後2班に分かれいざ出発。

  
    場内のお店

市場関係者による引率で、先ず向かったのが、『鮮魚』のせり場。

  
   鮮魚の品定め

いくつもの生簀の中にいろいろの種類の魚が入れられており、

それぞれの生簀をキログラムとしてせりをします。

  
   鮮魚の競り

  
   鮮魚の生簀

例えば、①ー1の生簀は、いくらいくらと言うように・・・


次に行ったのが、生マグロのせり。

ここは生ものですので、衛生上一般の見学は禁止区域です。

  
   生マグロの品定め

しかし外国人観光客が大挙押し寄せ、生のマグロの周りをずかずかと歩き回るので、

市場関係者には不愉快のようですが、どこにも見学不可の看板も見当たらないので、

それはこちら側に責任ありでしょう。

  
   競りを待つ生マグロと尻尾の輪切り


生マグロは、ずらりと並べられていますが、尻尾の部分が切り取られ、

輪切りの切り身も添えられていますので、

それでマグロの良し悪しを判断し、せりを行うのです。

  
   入念にチェック

ここが市場で一番活気があります。

5時半になりせりが始まりましたが、

残念ながら、近くで見学することが出来ませんでした。

今日は、入荷が多く、せりにかけられるマグロが沢山並べられていたためです。

南マグロなどの高級生マグロは捕獲したら直ぐに日本に空輸されて来るそうです。

鮮度が一番ですから。

例の大間のマグロもここでせりに出されたとか・・・


その次は冷凍マグロのせり場。

  
   競りを待つ冷凍マグロ

こちらは冷蔵庫の中なので、ちと寒いところです。

こちらもずらっとマグロが並べられている脇まで案内をしていただきました。

  
   冷凍マグロの競りを見学する人たち

一般の見学の方が、遠くのほうからこちらに目をやっているのが分かりました。

でも向うからでは良く見えないでしょうね。

  
   競り落とされた鮮魚

せりを見学したあとは競り落とした鮪屋さんで、

解体するのを見学してきました。

  
   鮪屋さんで解体される

解体に使う包丁は1メートル以上ありそう、

佐々木小次郎の刀より長そうでしたよ。

それをヒラリヒラリと・・・さすがです \(^o^)/

  
   解体された鮪

  
   まだまだでかい切り身の鮪


見学のあとに、ご案内して下さいました市場の方の事務所で、

朝食にマグロの漬け丼とアサリの味噌汁をご馳走になり、

解散となりました。

  
   振舞われた朝餉(あさげ)の鮪の漬け丼

しかし、そのあとで、仲間と連れ立って市場内のお店をいろいろと見学し、

うにやマグロを買って帰りました。

  
   場内の鮪屋さんのお嬢さん

でも、さすがに鮑は高いので手が出ませんでした。

何しろ1個、何と1万円。

見るからに美味しそうでした。でも、誰の口に入ったのかな~・・・