わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

「牧島如鳩展 ~神と仏の場所~」

2009年08月25日 12時37分03秒 | 美術散歩

前から行こうと思いつつ、すっかり忘れていた美術展に行ってきました。

「牧島如鳩展 ~神と仏の場所~」と「上村淳之展-唳禽を描く」です。


牧島如鳩は山下りんに師事を受けたと聞いていたので、

聖母子 釧路ハリストス正教会 :山下りん 

本展はイコンが沢山見られるだろうと期待していたのですが・・・・・

入り口から数点の展示は確かにそうでしたが、進むにつれて只ならぬ空気を察知してしまいました。

イコン

祈祷の天使

 

ロシア革命以後、ロシア正教会から資金援助が乏しくなり、日本的な主題をも取り入れたが・・・・

その取り入れ方が凄い。

日本人の宗教画家河野通勢にも似ているのだが、どことな~く山本芳翠にも通じるところがある。

河野通勢展より

浦島図:山本芳翠

結局の処、彼の頭の中で、キリスト教と仏教とが渾然一体となり、融合し爆発したのである。

作品を見てみると、「慈母観音」と言いながら、その実は「聖母子像」

絵の構図からすると人物の位置などは、西洋画伝統そのまま。

参考にラファエロやマザッチョのと比べていただきたい。

大公の聖母:ラファエッロ

聖母子:マザッチオ

観音様であるので、後背があり、宝冠を載せ、瓔珞を胸に懸けている。

薬師寺:聖観音立像をご覧下さい。


この絵の隣に展示されている「聖母子」ですが、こちらの方が「慈母観音」により近い感じがする。

何しろ幼子イエスが「蓮の花」を手に持っているのだから・・・・驚くしかありません。


更に驚きついでに、彼の真骨頂を2点

魚籃観音像

龍ヶ澤大辯財天像

 

でも面白かったのは、小名浜在住の彼が足利にいる旧友の井熊辰次郎の絵を完成させるのになんと8

年もかかっていること。

しかもその間何度も足利を訪れていること。

ここで勝手な推察をすれば、絵を描くことを口実に旧友宅を訪れて楽しい時間を持ったのだろう。

そんなことを考えながら見ていると、牧島如鳩と言う人間が身近に思えた。

 

参照 弐代目青い日記帳
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1859#sequel

 


激撮:東京湾大華火大会

2009年08月21日 10時29分34秒 | 催し物:イベント

8月も残すところあと10日ほど。

過ぎ行く夏を惜しみ、先日見に行った東京湾大華火大会で撮影した花火をアップします。

当日は200枚ほど撮りましたが、ここではその一部をご覧下さい。

コンパクトカメラで三脚無しの撮影のため、

多少見にくいところがあると思いますが、ご容赦の程を (*´∀`*)

ここまで見ていただいてありがとうございました


10年間待ちました~

2009年08月18日 11時19分44秒 | 徒然道草

 

          

そうです、定期券継続です。

ぞろ目完成です。

過去には、昭和55年5月5日、平成1(元)年11月11日、

平成2年2月22日、平成11年11月11日などがありました。

ただ平成1(元)年1月11日はさすがにないと思います。


前回の平成11年11月11日は逃してしまいました、

と言うか、表示は『元年』となってしまうので。

『平成22年2月22日』にするためには、

6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月とそれぞれにチャンスがあります。

このぞろ目の定期券を永久保存するためには、

PASMOやスイカでは駄目なのです。

それで磁気カード式で10年間頑張ってきました \(^o^)/

 

家族に見せたのですが、全くの無反応でした (-_-)zzz