わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

和菓子作りの修行

2008年01月26日 19時24分40秒 | グルメ

和菓子作りの修行

23日から5回にわたって和菓子教室に通っています

人気の講座で、昨年は抽選で落ちてしまいました

講師は駒込の和菓子屋「いづみや」の井田店長さん

     

若くてなかなかの男前です(余談ですが・・・)


第1回:えくぼ(上用饅頭)・千歳(きんとん)

生徒は30人ですが、男性が7人

餡子はいづみやさんで御用意していただいたものですが、

そのほかは6人ひとチームで共同作業

手始めは、きんとんの下拵え・・・

私は力のいる、餡子を練る作業から、

そして中火にかけて、溶かした寒天とじっくり混ぜ合わせる作業・・・

いろいろな手順の後、

饅頭は上用粉(上新粉)と大和芋で作った皮に餡子を載せて包んで、

手のひらに乗せ丸く捏ねていく・・・

ところが、饅頭の皮が柔らかく、手にくっ付いてしまい皮が破れそうに・・・

粉を手に再度まぶしての繰り返しの後、中華蒸篭に載せて13分蒸すのですが、

5分ほどしたら、一度蓋を外し湯気を取り、残り8分間じっくりと蒸かすと、

はい饅頭の出来上がり

きんとんは目の細かいのと粗いのと2種類の「篩い」に餡をこすり下拵えをする

そして、それを丸く練った餡子に竹串で貼り付けていき完成

自分の取り分は、紅白饅頭2個づつときんとん3個の計7個

   

持ち帰りようの箱は6個入れなので・・・

その場で、出来立てほかほかの饅頭を1個試食・・・

『絶品、旨~~~い』

残りはお土産で持って帰ったが、翌日会社にも持っていったら、評判「グー」

最も材料は全部『いづみや』さん用意してくださったし、

細かいレシピも教えて下さったので、

我々生徒はその通りに調理しただけですが・・・

  

依然に行った料理教室では、

嫌いなオカズばっかりだったので、2回で挫折してしまったが・・・


今回は調理中に試食もできるし、ニコニコです

 

次回以降の献立は

2回目:苺大福・ゆり根・蒸し羊羹

3回目:松の雪(浮島)・此花(練りきり)

4回目:切り団子(草餅)・東風(焼き物)

5回目:桜餅(道明寺)・寒星(こなし生地)

毎回楽しみで~~す

 

御菓子司 いづみや
食べブログのURL
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13042839/

お店の地図
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtlmobile/13042839/

 


第118回 野方WTZ フライデーコンサート 安田正昭 新春ピアノコンサート

2008年01月13日 01時40分57秒 | Musik

第118回 フライデーコンサート 安田正昭 新春ピアノコンサートに行って来ました。   

   安田正昭さん

 安田正昭さんは毎年1月のプログラムを飾るに相応しい演奏を聴かせてくれます。

今回はピアニストの指と鍵盤の位置がよく見えるようにと、 前方のやや下手よりの席を確保。

 プログラムもロマン派を代表する二人で素晴らしい内容でした。

前半がショパン、休憩を挟んだ後半がリスト。

初っ端はバッハのシャコンヌですが、

以前にナルシソ・イエペスのギターで聴いたことはありました。

 ピアノで聴くのは初めてでしたが、鍵盤の上では彼の指は魔法にかかったように踊りそして舞い、

 一曲目からもう感激でした。

2曲目からはショパンで、「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」

マズルカを4曲(Op.7-1,24-7,63-3,68-4)をそれぞれ解説を交えながら、

 そしてスケルツォ第3番Op.39

後半のリストは、

2つの伝説 『小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ』と『波の上を歩くパオウラの聖フランチェスコ』

『ラ・カンパネラ』、ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』でした。

 特に、『ラ・カンパネラ』はレコードやCDでしか聴いたことがなく、

 「生演奏」は初体験だったので、大感激でした。

 さすがに一人でステージで熱演していたせいか、

トークの途中で水を飲みに行くと言うハプニング(これも演出か???)もあったり・・・

 アンコール曲もバッハの『主よ・・・』を演奏してくれたりとサービス満点のステージでした。

アンコール曲の演奏後は、ピアノの蓋を閉めて、演奏会の終了の合図としていました(笑)

うっかりして、安田正昭さんの写真を撮ってくるのを忘れてしまったのが心残りでした。

 詳細はフライデーコンサートのホームページをご覧下さい ヽ(^o^)丿

http://nicesacademia.jp/kouen/fridayconcert.html

   テノールの勝又 晃さん(今回はスタッフです)

  
   ソプラノの横田理恵さん(左)と一ノ瀬弘子さん(右) (今回はスタッフです)

 ちなみに、次回2月8日は 『三つの木の器~トリオで楽しむバロック音楽~』です♪ d(⌒o⌒)b♪


『二日酔い』ならぬ、とんだ『二日喰い』

2008年01月12日 17時23分29秒 | グルメ

一昨日は、仕事の打ち合わせを兼ね

ロイヤルパークホテルのコーヒーショップ・シンフォニーでランチビュッフェを頂くことに。

   

1時半から始まりましたが、

初めのうちはオードブルを中心に軽くなどと考えていたのですが・・・

一人遅れてきた方が、出遅れを取り戻そうと、お皿のペースが進むのです。

それに引きずられるように、我々も玉子料理・肉料理・魚料理と進みます・・・

新年初会合と言うこともあり、話も弾み・・・

軽く済まそうとしていたデザートも、

ハッと気がつけば、ケーキは5皿、プリンにフルーツ、パンナコッタ、

シロップ漬けのパン、ソフトクリーム・・・まだまだありますが、書ききれません

これだけ食べると、皆さん和やかに話が進み、打ち合わせは大成功

その日の夜は新年会の飲み会。

6時開始だったのですが、ランチを3時まで頂いていたせいか、

全然食欲が出ません ← 当たり前ですね

とにかく乾杯のビールは何とか飲んだのですが、胸焼けが酷くて・・・

いくらお勧めを受けても、枝豆、冷奴、刺身ぐらいしか箸が進まず

ほかの二人は、快調に飛ばし、肉・魚・鍋・・・

ビールのあとは、冷酒に・・・

『八海山』、『出羽桜』のそれぞれ純米大吟醸。

猪口に一杯づつ頂いてみたのですが、全く口が受け付けません。

何たって、口を開けると、口の奥からケーキがどばっと顔を出しそうで・・・

せっかくの美味しいお酒、お料理、ごめんなさい(涙)

それでも6時から11時までお店にいてお話は盛り上がりました。


翌日も、昼も夜も全く食欲がなく (-_-;)、

『二日酔い』ならぬ、とんだ『二日喰い』でした ♪ d(⌒o⌒)b♪

   


ロイヤルパークホテル コーヒーショップ シンフォニーURL 
http://www.rph.co.jp/restaurants/res00400.html

 


『北斎・ヨーロッパを魅了した江戸の絵師』

2008年01月06日 22時32分59秒 | 美術散歩

長い正月休みも今日で終わり。

いよいよ明日からまた会社が始まりますが、

その前に2日3日に次いで、4日も美術館に行ってきました・・・

江戸東京博物館で開催中の『北斎・ヨーロッパを魅了した江戸の絵師』です。

第1部 北斎とシーボルト
第2部 多彩な北斎の芸術世界

の2部構成です。

第1部では、鎖国の江戸時代に長崎出島に出入りを寄るされていたオランダ商館のオランダ人が、

葛飾北斎に注文して画かれた肉筆の風俗画。

 
   節季の商家:北斎工房

 
  提灯張り:北斎工房

 
  日本橋辺風俗:北斎工房

そして幕末に日本に来てオランダ商館の医師として滞在したシーボルトが

オランダに持ち帰った作品の里帰り展示です。

肉筆画は北斎によるものを中心に彼の工房による物などですが、その色彩は鮮やか。

伝統的な日本がとはやや趣を異にしています。

 
  冨嶽三十六景 遠江山中:北斎

 
    冨嶽三十六景 不二見が丘:北斎

 
   冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏:北斎


第2部では、<版画>、<摺物>、<肉筆画>の展示となりますが、

北斎の錦絵としての代表作が『冨嶽三十六景』シリーズなどの展示のほか、

歌川(安藤)広重に先立って、画かれた『東海道五十三次』もあり、見ごたえ十分でした。

さらに、あの『北斎漫画』も出展されており、あっと言う間の2時間で、

常設展で展示中の北斎漫画を見る時間もなく会場を後にしました。

 
  冨嶽三十六景 凱風快晴(赤富士):北斎

 
  冨嶽三十六景 凱風快晴:北斎

 
   伝神開手 北斎漫画 12編:北斎


江戸東京博物館のURLです
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2007/1204/200712.html

 

追記

オランダ帰りの北斎の肉筆画、今まで知っていた北斎の作品とあまりにも違うので、

ある種の驚愕を覚えました。

オランダ商館からの依頼で、日本の事情を画いた物とは言え、

富嶽三十六景に代表されるいわゆる北斎の版画や肉筆美人画とは、

これほどにも違うものかと・・・

水彩画を思わせる透明感のある明るい彩色。

江戸庶民の伸びやかな生活描写。当時の日本人の生活が丸裸に表現されている様は、

今までの日本画には無かったもの、正に革命的画風と言える。

北斎とその工房の作品は、注文主である油彩画発祥の地のオランダ人から見ても、

かなり新鮮に写ったと思われる。そこに人気の秘密があるのだろう。

 


謹賀新年

2008年01月01日 18時00分49秒 | 徒然道草

明けましておめでとうございます ヽ(^o^)丿

昨年中は、拙ブログにお尋ねいただき有難うございました。

本年も引き続きお引き立ての程宜しくお願い申し上げます

             
                  紅白梅図屏風 尾形光琳筆 (MOA美術館蔵) 

   
    風神雷神図屏風:俵屋宗達 

  
  松林図屏風:長谷川等伯